2006年/日本/カラー/ビスタサイズ/ドルビー/90分 配給:アミューズソフトエンタテインメント

2007年05月25日よりDVDリリース 2006年10月7日、ユナイテッド・シネマ豊洲、渋谷シネクイント(レイトショー)ほか、全国順次公開!

(C)2006「いちばんキレイな水」フィルムパートナーズ

公開初日 2006/10/07

配給会社名 0166

解説


女の子が自分らしく輝くために!『いちばんきれいな水』がある。
「自分らしくいたい」、そう願いつつも、女の子にとってありのままの自分を受け止め、素直でいるのは、なかなか難しいこと。『いちばんきれいな水』は、そんな女の子を応援する映画として誕生した。監督ウスイヒロシは、女性の生き生きしとした輝きを映像化する名手。ミュージックビデオを手がけた一青窈、大塚愛、椎名林檎といった個性的な女性アーティストたちから寄せられている信頼の厚さが、その評価の高さを物語っている。映画のクライマックス、2人がたどり着いた”いちばんきれいな水”の中で、愛と夏美が人魚のように自在に泳ぐ、その爽快さは圧巻!そう、『いちばんきれいな水』は、女の子のなかに湧くキラキラした自分らしさの象徴。まるで一緒に泳いでいるように、スクリーンの前でも、あなたらしさが心地よく解き放たれる!

加藤ローサと菅野莉央のきらめく魅力が、スクリーンに溢れる。
主人公の姉妹を演じるのは、いま映画界の期待を最も集めている加藤ローサと子役の菅野莉央。作品には、2人のいきいきとした愛らしさと、とびきりの笑顔が溢れている。女優として成長著しい加藤ローサは、映画初主演にして8歳の無垢な心を持つ難しい役に挑戦。「この映画のお話をいただいた時、ピーンチ!と思いました(笑)。これは難しそうだ!って」。撮影現場でそう話す顔には、作品への意気込みと日々大きさを増していく自信を漂わせていた。また、天才子役の呼び声が高い菅野莉央は、愛の妹・夏美のひと夏の変化を、抜群の演技力で表現。12歳という女の子にとって特別な時期の、繊細な心の内を観客の心に刻む。みずみずしい感性で演じる姉妹の奇蹟のストーリーが、この秋、多くの人に爽やかな感動と勇気をもたらす!

愛と夏美はとびきりドラマチック!
姉妹をめぐる物語は名作揃い。
たとえば大林宣彦監督の『ふたり』(’91)や、キャメロン・ディアス主演の『イン・ハー・シューズ』(’05)、そして老姉妹の深い絆は、洋画・邦画を問わず繰り返しテーマとなり、数々の名作が生み出されてきた。『いちばんきれいな水』は、姉の愛が11年ぶりに目覚め、姉妹がほぼ初対面のように出会うという、変わった設定。12才の夏美に対し、愛の心は8才のままという逆転現象もあり、2人の関係はこれまでの映画にはないほどドラマチック。お互いを思いやりながらも、ちぐはぐで、ぎこちない姉妹は、たった3日間という奇蹟の時間を、どう過ごし、やがて分かり合うことはできるのか!?姉妹をめぐる物語の、新しい名作誕生の予感がする!

ストーリー



姉と過ごした奇蹟の3日間。
『いちばんきれいな水』のある秘密の場所で少女は、勇気を手に入れた。

小学6年生の夏美には、むずかしい病気で11年間眠ったままの姉・愛がいる。いばら姫のように美しく眠る愛を中心に、父と母の4人で、それでも穏やかに暮らしている。しかし夏休みのある日、母・陽子の妹でカメラマンの真理子が、遠く南米の地で事故に巻き込まれたという連絡が入る。夏美を残し、あわただしく現地へ出発する両親。姉妹が生まれてはじめて2人きりになったその夜に、奇蹟は起こる。愛が突然目を覚ましたのだ。いつの間にか19歳になったことに戸惑う愛。そして心は8歳のままの無邪気な姉に、振り回される夏美。愛は強引に夏美を誘い出し、“いちばんきれいな水”のある場所へ向かう。そこで夏美は、愛から思いがけないプレゼントを受け取る。ようやく心を近づけ、かけがえのないひとときを過ごす2人。しかし、次の朝、愛が目覚めることはなかった。ベッドの横に残された愛の絵日記。夏美は、それを読み、“いちばんきれいな水”の場所に秘められた真実を知る…。

スタッフ

監督:ウスイヒロシ

原作:古屋兎丸「いちばんきれいな水」(「Wsamarus2001」より イーストプレス刊)
脚本:三浦有為子
撮影:蔦井孝洋(J.S.C)
照明:中須岳士
美術:須永文昭
録音:江口強志
VE:石上正治
編集:茶圓一郎
音楽:沢田穣治
助監督:武正晴
ラインプロデューサー:橋本淳司

主題歌:アマドリ「Beautiful water」(EPICレコードジャパン)
製作統括:宮下昌幸/安永義郎/渡辺純一
企画:石田雄治/宇田川寧
プロデューサー:盛夏子/松本肇
アソシエイトプロデューサー:山崎康史/上木則安/久保真
制作:ダブ
製作:「いちばんきれいな水」フィルムパートナーズ(アミューズソフトエンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/スカパー・ウェルシング/ダブ)
配給:アミューズソフトエンタテインメント+博報堂DYメディアパートナーズ
配給協力:日活
宣伝:アステア

キャスト

加藤ローサ
菅野莉央
カヒミ・カリィ

松田洋治
峯村リエ
高谷基史

田中哲司
南果歩

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