原題：Submerged

2005年／アメリカ／カラー／96分／ 配給：アートポート

2006年05月26日よりＤＶＤリリース 2006年1月28日、銀座シネパトスほかにて全国ロードショー

公開初日　2006/01/28

配給会社名 0014

解説


南米ウルグアイで起こった、アメリカ大使暗殺。その裏に隠された国家をも揺るがす陰謀を追って、“沈黙の男”、スティーヴン・セガールが帰ってきた！　これまで数々の強敵と闘ってきた、彼に与えられた任務——。それは有能な兵士たちを洗脳し、殺人マシーンに変貌させる、テロ組織を探し出し、息の根を止めること。狙撃・爆破・情報収集など、７人の戦争エキスパートとともに、陸・海・空を舞台にしたアルティメット・バトルを繰り広げる！　製作総指揮にセガールとともに、『沈黙のテロリスト』（01）『沈黙の標的』（03）『沈黙の聖戦』（04）などを手掛けたアヴィ・ラーナーを迎え、まさに最新にして最強作と呼べるのが『沈黙の追撃』である!!
服役中の元海軍エリート、コーディーを演じるセガールとともに、命を懸けて任務に挑む、元特殊部隊の狙撃手・ヘンリーには、イギリスから最凶のパートナーが参戦！　元ウィンブルドンＦＣのサッカー選手で、『ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)『60セカンズ』(00)『ソードフィッシュ』(01)などで知られる、ヴィニー・ジョーンズだ。現役時代に、殺人タックルで“壊し屋”として恐れられた超個性派俳優とセガールとの初競演は見逃せない。さらに、『バットマン・ビギンズ』(05)のクリスティーン・アダムスや『スカイ・キャプテン　ワールド・オブ・トゥモロー』(04)のウィリアム・ホープ、『シャンハイ・ナイト』(03)のアリソン・キングなど、実力派俳優が脇を固めるほか、実写版『北斗の拳』(95)などで日本でも人気の高いマーシャル・アーツ俳優、ゲイリー・ダニエルズも出演。殺人マシーンへ変貌させられた、シャープ大佐役に扮し、セガールと対決する。
秘密基地内で展開されるガン・アクションから、『沈黙の戦艦』(92)を彷彿させる潜水艦艦内での密室アクションへ。そして、南米ウルグアイを舞台に移して、ポリティカル・サスペンスに突入！　そんな息もつかせぬ本作の監督・脚本を手がけたのは、デビュー作『ワックス・ワーク』（88）以降、『ヘルレイザー３』（92）『シュリンジ』（93）など、世界のＳＦ・ホラー映画ファンから絶大な支持を得るアンソニー・ヒコックス。また、撮影には『シド・アンド・ナンシー』(86)『ウォーカー』(87)のデヴィッド・ブリッジス、音楽には『マザー・テレサ』(03)『モディリアーニ』(04)のガイ・ファーレイを迎えるなど、これまでのセガール作品のなかでも超異色スタッフが集結。
『沈黙の追撃』——それはセガール・アクション、そして沈黙シリーズのNext Stageなのである。

ストーリー


南米ウルグアイでアメリカ大使がシークレットサービスに銃殺された。
ＣＩＡ本部では、国家安全保障を揺るがす一大事件として、スーザン・チャペル博士(クリスティーン・アダムス)の元、緊急会議が開かれた。ＣＩＡ長官とエージェント・フレッチャー(ウィリアム・ホープ)は、今回の陰謀を企てた男、アドリアン・レイダー(ニック・ブリンブル)追跡のため米陸軍特殊部隊を派遣する。しかし部隊は、上陸後すぐにヒラン率いるテロ組織の伏兵攻撃に遭い、壊滅状態となってしまう。生き残った部隊も捕らえられ、ヒランの下、レイダーの人体実験に使われてしまう。

そのような状況の中、政府からの要請により収監されていた元海軍エリート、クリス・コーディー(スティーヴン・セガール)が呼ばれた。与えられた任務はレイダー暗殺と捕虜の奪還。成功報酬は自由の身と10万ドルの大金。コーディーは昔の同朋であり、同じく収監されている元海軍兵ルイスと元特殊部隊ヘンリー(ヴィニー・ジョーンズ)、そして元陸軍エンダーらと共に、任務を受け、動き始めるのであった。

コーディーは巨大ダムに隠されたテロ組織の基地に向かい、レイダーを追跡する。しかし彼らが到着し基地に潜入した時には、すでにレイダーの姿はなく、銃殺されたヒランと数体の死体が転がっているだけだった。レイダーは捕虜の1人プラウデン(ロス・マッコール)を使い、組織を裏切っていたのだ。そして、この計画をサポートしていたのが、あのＣＩＡエージェント・フレッチャー。彼は裏でレイダーと繋がっていたのである———。

そのような状況下、コーディーらは残されていた捕虜を救出し、レイダーを追跡するため潜水艦アルカトラズに乗り込み基地を後にする。しかし出航した直後、突然捕虜たちが狂ったかのようにコーディーたちに襲いかかってきたのである。艦内では壮絶な死闘が繰り広げられ、潜水艦アルカトラズは操作不能状態に陥ってしまう。彼らは自分たちの意思に反し、洗脳され、レイダーの操り人形と化していたのだ。そしてさらに事態は悪化し、政府が米国戦艦クリントンからアルカトラズにミサイル攻撃命令を下したのである。
これは国家に仕組まれた罠なのか！？
陰謀が渦巻く中、コーディー怒りの弾丸が炸裂する！！

スタッフ

監督：アンソニー・ヒコックス　　
脚本：アンソニー・ヒコックス、ポール・デ・ソーザ
撮影監督：デヴィッド・ブリッジス
プロダクション・デザイン：カルロス・ダ・シルバ
製作：デヴィッド・ヴァロッド、ダフネ・ラーナー、ポール・デ・ソーザ
製作総指揮：アヴィ・ラーナー、ボアズ・デヴィッドソン、ダニー・ディムボート、トレヴァー・ショート　

キャスト

コーディー・・・・・・スティーヴン・セガール
ヘンリー・・・・・・ヴィニー・ジョーンズ
シャープ・・・・・・ゲイリー・ダニエルズ
フレッチャー・・・・・・ウィリアム・ホープ
レイダー・・・・・・ニック・ブリンブル
チーフ・・・・・・P.H.モリアーティ
プラウデン・・・・・・ロス・マッコール

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