原題:TABOO

2003年/イギリス/カラー/145分/ 配給:ワイズポリシー

2005年12月24日(土)、ライズXにてロードショー

公開初日 2005/12/24

配給会社名 0043

解説


『ロッキー・ホラーショー』よりも華やかでシニカル
『ヘドウィグ&アングリーインチ』よりもクールで切ない…
ボーイ・ジョージの半生と共に綴られる80年代ロンドンへのオマージュ

2003年度オリヴィエ賞受賞!
2004年度トニー賞4部門ノミネートの大ヒットミュージカル『TABOO』ライブ映像が遂に日本上陸!!

2002年ロンドン、ウェストエンドにある300席ほどの小劇場で幕を開けた『TABOO』。80年代に一世を風靡したカルチャークラブのボーイ・ジョージの半生を舞台化!しかもジョージ自らがプロデュース、大ヒットナンバーに加えオリジナル・サウンドも書き下ろし、かつ出演もしているとあって、連日大入り満員となり、話題を呼んでいた。時には有名演劇評論家が観客を煽るなど独特の熱気に沸いた舞台は日に日に評判を呼び、観客の中には自身の名を冠したトークショー番組を持ち、ハリウッド女優でもあるロージー・オドネルの姿も。彼女はロンドンで見た『TABOO』に一目惚れし、ニューヨーク、ブロードウェイでの上演をオファー。わずか300席から一気に10億円をかけた大プロジェクトへと大躍進を遂げたのだ。
まるで若き日のボーイ・ジョージが甦ったかのような美しさと存在感をみせるユアン・モートンは、ミュージカル初挑戦ながら見事な“ボーイ・ジョージ”を演じ、2003年度オリヴィエ賞の最優秀ミュージカル男優賞にノミネートされるなど絶賛を浴びた。『TABOO』の主な舞台となる伝説のクラブ『MUDOCLUB』の実在のオーナー“フィリップ・サロン”役ポール・ベイカーは、オリヴィエ賞の最優秀助演男優賞を見事受賞。
その他2003年度の最優秀新作ミュージカル賞、最優秀コスチューム賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。
ボーイ・ジョージの半生を中心に、儚くも情熱的だった80年代ロンドンを彩るナンバーはカルチャークラブの「DO YOU REALLY WANT TO HURT ME」「CHA CHA オブ ポイ ポイゾン マインド」「カーマは気まぐれ」の他マドンナ、ヒューマン・リーグ、スパンダーバレエなど80’sサウンドが満載。ボーイ・ジョージが書き下ろしたオリジナル・ミュージック・サウンドも必聴!特に、ゲイである自分が居場所をみつけられない気持ちを切々と歌い上げるバラード「I am a stranger in this world」は胸を打つ。

ストーリー

1980年代ロンドン。
ニューロマンティックブームの波にのり、独自のファッションセンスとジェンダーな魅力で注目を浴びる“ボーイ・ジョージ”(ユアン・モートン)。彼が率いるカルチャークラブはヒットを連発。一躍スターダムに躍り出る。しかし大衆は常に彼の音楽性よりも、彼の性癖と発言にしか注目せず、そんな状態に苦悩し遂にはドラッグに溺れていく。
あらゆる偏見に対してアートを通じて抵抗するパフォーマンスアーティスト“リー・バウリー”(ボーイ・ジョージ)、自分が何になればいいのかわからず苦悩する青年ビリー、自分に自信が持てずメイクで素顔を隠すキム…。伝説のクラブ「MUDO CLUB」を中心に、オーナーの“フィリップ・サロン”(ポール・ベイカー)が狂言廻しとなりクラブに集う人々とボーイ・ジョージの半生を中心に描かれる、儚くもグラマラスだった80年代ニューロマンティックへのオマージュ。

スタッフ

監督:クリストファー・レンショウ

作詞・作曲:ボーイ・ジョージ
作:マーク・デイヴィス
舞台デザイン:ティム・グッドチャイルド
衣装:マイク・ニコルズ
舞台照明:クリス・エリス
音響:ジェム・キッチェン

キャスト

リー・バウリー:ボーイ・ジョージ
ボーイ・ジョージ:ユアン・モートン
フィリップ・サロン:ポール・ベイカー

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