原題:George Michael: A Different Story

2005年/イギリス/カラー/35mm/95分/1:1.85アメリカンヴィスタ/ドルビーデジタル 配給:ワイズポリシー

2005年12月23日(祝)、bunkamuraル・シネマにてロードショー

公開初日 2005/12/23

配給会社名 0043

解説


ライト・サイドはジョージ・マイケルという男のほんの一面でしかない。
その全盛期に音楽活動休止を余儀なくされたレコード会社との契約訴訟問題、長年のゲイ疑惑が公になったロスの公衆トイレにおける猥褻罪での逮捕、9.11テロ以降の辛らつなブッシュ&ブレア批判などなど、90年代以降のジョージ・マイケルは常にスキャンダルと物議にさらされてきた。そう、ジョージ・マイケルはただのポップ・スターではない。ポップ・スターでありながら一人の生身の音楽家として活動することの、そして一人の生身の人間として生きることの困難に真正面から向き合い、それを克服してきた男。その男が今、満を持してスクリーンでそのすべてを語り始めた!!

アンドリューとの再会、そして各界スーパースターたちのジョージへの想い

今作『ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜』では、いまだかつて語られることのなかったジョージ・マイケルのリアル・ライフが、ジョージ・マイケル本人の口から次々と明かされていく。時に大笑いしながら、時に悲しみに暮れながら、ジョージ・マイケルが語る数々のエピソードは、80年代〜現在までのミュージック・シーンの知られざる興味深い裏話というだけでなく、富と名声について、セックスについて、政治について、そして愛についての「一つの真実」に至る悟りのストーリーでもある。
ワム!時代からのファンにとって何より嬉しいのは、ワム!解散以来、すっかり表舞台から消えていた相棒アンドリュー・リッジリーとの再会の場面だろう。80年代のポップ・シーンの狂騒を共に駆け抜けながら、お互いがまったく別々の道を選んだ二人の今でも変わらない友情に、見る者は感動させずにはいられない。
しかし、そんな正直な生き方を彼がここまで貫いてこれたのは、様々な苦しみと忍耐(ペイシェンス)の賜物であり、シンガー、そしてソングライターとしての飛びぬけた才能あってのことだった。今作のもう一つの見所は、そんなジョージとの交流やその才能について、エルトン・ジョン、マライヤ・キャリー、スティング、オアシスのノエル・ギャラガーといった各界のトップスターたちが語った貴重な映像の数々だ。

監督は、ドキュメンタリーの部門でこれまでに数多くの賞を受賞してきたBBC出身のサザン・モリス。製作は『FAITH』以降のジョージ・マイケルのすべての作品のクリエイティヴ・ディレクターを務めてきたキャロライン・トゥルー。近年はめったに公に顔を出すことなくジョージ・マイケル本人が会見に現れたこともあって2004年のベルリン映画祭で話題を集めた今作が、ワム!時代以来の熱いジョージ・ファンがたくさんいる日本で遂に公開となる。

ストーリー

スタッフ

監督:サザン・モリス
製作:キャロライン・トゥルー
製作総指揮:アンディ・スティーブンス
撮影:ジョン・ソアピュア
アーカイブ製作:スーザン・ハックスレー
編集:ダンカン・シェパード
編集助手:ジム・ライト
オンライン編集:アレクス・ウガロウ
オンライン編集助手:トビー・アルドリッジ
ポストプロダクション効果:ベン・ミュレー、デレク・ムーア
ポスト・プロデューサー:サイモン・ゴスリング、ケイト・ジョージ
音編集:ロジャー・ドブソン
色調:ダウェン・エヴァンズ
ダビング・ミキサー:ジョージ・ファールガム
ロストラム:フレームライン
メーキャップ:キャロル・ハート

キャスト

スティング
マライヤ・キャリー
エルトン・ジョン
ノエル・ギャラガー
サイモン・コウエル

ジェリ・ハリウェル
ボーイ・ジョージ
アンドリュー・リッジリー
ケニー・ゴス
ペプシ&シャーリー

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