原題:Spider-Man 3

スパイダーマンが黒に染まる。

2007/05/04

2007年/アメリカ/コロンビア映画提供/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2010年05月26日よりDVDリリース 2007年10月17日よりDVDリリース 2007年5月1日(火)より、日劇1ほか全国一斉、世界最速ロードショー!

© 2007 Sony Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2007/05/01

配給会社名 0042

解説


スパイダーマンが黒に染まる。
2007年5月、 “彼”が帰ってくる。全世界待望のシリーズ最新作では、謎の黒い液状生命体がスパイダーマンにとり憑き、赤と青のコスチュームを黒に染めてしまう。ブラック・スパイダーマンとなったピーターは、今まで以上のパワーをも手にするが、同時に彼の心まで、黒く染めていく。憎悪や高慢、怒りといった、黒い感情がわきあがり、自らを制御することができない。さらに未来を誓い合った最愛の女性MJとの心のすれちがいをも招いてしまう。この黒い液状生命体の正体は?そして身も心も黒くなったとき、スパイダーマンはどうなってしまうのか?ブラック・スパイダーマンが、新たな波乱の幕開けとなり、我々の予想をはるかに超えた衝撃の展開がシリーズ最大のスケールで描かれる。
彼は「決意」する−最後まで闘うこと、そして最後まで愛すること。
シリーズ3作のメガホンをとる監督のサム・ライミは言う。「『スパイダーマン』は、ピーターの成長の物語だ」。スパイダーマンとしての”運命”を受け入れた『スパイダーマン』。スパイダーマンとして生きる運命に”苦悩” した『スパイダーマン2』。そして『スパイダーマン3』では、ピーターの”決意”が描かれる。たとえ、どんなに自分が傷つこうとも、正しい心を、愛を取り戻すために、自らの心の闇の化身とも言うべきブラック・スパイダーマンと闘う。まさに「自分」への挑戦である。更にサム・ライミはこうコメントする。「『スパイダーマン』の物語の中心はピーター、MJ、ハリーの3人のドラマだ」。ブラック・スパイダーマンであるピーターに不安を覚え、彼に接近する女性グウェンの存在に心かき乱されるMJ。またスパイダーマン/ピーターを父の仇と信じ、復讐にしか救いを見出せないハリー。1作目からの主要登場人物たちに最大の試練と、究極のドラマにクライマックスが訪れる。
最強!最恐!最凶!−3人の敵がスパイダーマンに襲い掛かる。
グリーン・ゴブリンとの空中戦にドギモをぬかれた『スパイダーマン』。ドック・オクとのパワーバトルに圧倒された『スパイダーマン2』。そして『スパイダーマン3』では、なんと3人の強敵がスパイダーマンに牙をむく。まずは、ピーターの伯父ベンを殺害した真犯人マルコが変異した因縁の敵サンドマン。自在に砂状の肉体を変化させて襲い掛かかってくる手強い相手。スパイダーマンを父の仇と信じ、ピーターが何よりも闘うことを恐れていた親友ハリーがニュー・ゴブリンとなって挑んでくる。そして、ピーターへのライバル心とスパイダーマンへの憎悪をもつ同僚エディがヴェノムと化す。コミック・シリーズではスパイダーマンの最大のライバルとして描かれ、スパイダーマンをはるかに上回るスパイダー・パワーを持つ凶暴なモンスターである。 三者三様の思惑とスーパー・パワーが、スパイダーマンに襲い掛かる。今、シリーズ最高のバトル・ロワイヤルが幕を開ける。
最高のスタッフ&キャストが三たび集結−スパイダーマン「3」がここに完成。
1962年、スタン・リーとスティーヴ・ディッコによって世に送り出され、現在までも続く、伝説的アメリカン・コミックスを最高のスタッフ、キャストで完全映画化した、シリーズ三作目。監督のサム・ライミ、 ピーター/スパイダーマンにトビー・マグワイア、MJにキルスティン・ダンスト、ハリーにジェームズ・フランコという主要スタッフ、キャストが三たび勢ぞろい。脚本を『スパイダーマン2』に引き続き、2度のアカデミー賞に輝くアルヴィン・サージェントが担当。更に、今回、マルコに『サイドウェイ』でアカデミー助演男優賞候補になったトーマス・ヘイデン・チャーチ。ピーターの同僚でライバル、エディ・ブロックに『トラフィック』で注目されたトファー・グレイス、そしてピーター、MJとの三角関係を予期させる新ヒロイン、グウェン・ステーシーに『ダ・ヴィンチ・コード』の監督ロン・ハワードの娘でもある『ヴィレッジ』の主演女優ブライス・ダラス・ハワードが加わる。なお公開1年前の作品であるにも関わらず、2006年、全米YAHOO!で最も検索された映画『スパイダーマン3』が、ケタ違いの期待と注目を集め、いよいよそのベールを脱ぐ!

ストーリー



彼は決意する─「自分」に挑め。
ヒーローとしての活躍がようやく世間に認められ、ニューヨークの市民から愛される存在となったスパイダーマン(トビー・マグワイア)。私生活では、MJ(キルスティン・ダンスト)との結婚も秒読みに入り、ピーター・パーカーの人生は絶好調だった。しかし、警察からもたらされたある衝撃的な真実が、ピーターの心をかき乱す。最愛の伯父ベンを殺した真犯人が別に存在し、その男=フリント・マルコ(ト−マス・ヘイデン・チャーチ)が刑務所を脱獄し、現在逃亡中であると。激しい怒りに燃え、復讐心を募らせるピーター。そんなピーターに、ある謎の黒い液状生命体がとり憑く。その黒い液状生命体は、スパイダーマンの衣装を黒く染め、パワーもスピードも今までと比べられないほど強力な”ブラック・スパイダーマン”へと変化させてしまう。ただ同時に、ピーターの心まで黒く変化させていく。一方、逃亡中のマルコも、謎の科学実験に巻き込まれ、肉体が砂状になり、どんな形にも変形できる”サンドマン”と化す。ブラック・スパイダーマン VS サンドマンの因縁の対決。更に、父の復讐を誓い、父が開発したグリーン・ゴブリンのパワーを身につけ、”ニュー・ゴブリン”と化したハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)がピーターを襲う。ニュー・ゴブリンとの死闘を制したピーターだが、黒いスーツの影響から心を制御することができない。ピーターの変化にとまどい、彼を信頼できなくなるMJの心は再びハリーに傾く。そこにはピーターの心にさらなるゆさぶりをかける大学のクラスメイト、グウェン・ステーシー(ブライス・ダラス・ハワード)が現れる。また、ピーターをライバル視するデイリー・ビューグル紙の同僚カメラマン、エディ・ブロック(トファー・グレイス)がスパイダーマンを執拗に追い回す。音をたてて崩れていくピーターの安息の日々。しかし、これですら、更なる悲劇と新たなる脅威との究極の戦いの前触れでしかなかった。
果たして黒い液状生命体の正体は!?
さらに、エディが最凶の敵ヴェノムと化し、スパイダーマンに襲い掛かる。
そして、ピーター、MJ,ハリーは、それぞれの運命に、なにを決意するのだろうか─。

「自分」に挑め。

スタッフ

監督 / サム・ライミ
脚本 / アルヴィン・サージェント
ストーリー / サム・ライミ&アイヴァン・ライミ
キャラクター原作 / スタン・リー&スティーヴ・ディッコ
製作 / ローラ・ジスキン
     アヴィ・アラド
     グラント・カーテイス
製作総指揮 / スタン・リー
        ケヴィン・フェイグ
        ジョセフ・M・カラッシオロ

キャスト

ピーター・パーカー / スパイダーマン / トビー・マグワイア
MJ(メリ−・ジェーン・ワトソン) / キルスティン・ダンスト
ハリー・オズボーン / ジェームズ・フランコ
フリント・マルコ / サンドマン / トーマス・ヘイデン・チャーチ
エディ・ブロック / ヴェノム / トファー・グレイス
グウェン・ステーシー / ブライス・ダラス・ハワード
ステーシー警部 / ジェームズ・クロムウエル
メイ・パーカー / ローズマリー・ハリス
J・ジョナ・ジェイムソン / J.K.シモンズ

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