原題:Nothing

2003年/カナダ・日本/カラー/89分/シネマスコープ/ドルビーSR/字幕翻訳:林完治 配給:クロックワークス

2006年01月27日よりDVDリリース 2005年9月17日、シネセゾン渋谷にてロードショー!

公開初日 2005/09/17

配給会社名 0033

解説


理由も分からず、いつの間にか死のトラップに囲まれた“立方体”に閉じ込められた人々の恐怖を斬新な映像とアイディアで見せ、単館公開ながらも大ヒットを記録した『CUBE』。ちょっとした好奇心から産業スパイになった男が記憶の迷路に迷い込み、混乱していく様子を描いた『カンパニー・マン』。作品ごとに才能の深さと画期的なビジュアルインパクトを与え続けるヴィンチェンゾ・ナタリ監督が新たに創り出した“驚き”は、今まで誰も観たことのない摩訶不思議な“NOTHING何も無い世界”。

デイブとアンドリューは9歳からの親友同士。協調性がなく幼いころから周囲に嫌われているデイブ、極度の心配性により家から出られなくなった、ひきこもりのアンドリュー。二人は互いの欠点を補いながら一緒に生活していた。ある朝デイブが出勤すると、身に覚えのない“横領容疑”をかけられ、会社から逃げ帰ってしまう。一方、アンドリューはふとしたことから“幼女暴行容疑”をかけられた上に、住み慣れた家からの立ち退きを突然宣告される。二人は次々と巻き起こる“不幸”によりパニックに陥り、世の中全てが嫌になってしまう。その瞬間、二人が目にしたものは・・・。

この“特殊な映画”を創り出したヴィンチェンゾ・ナタリ監督のもとには、撮影のデレク・ロジャース、プロダクションデザインのジャスナ・ステファノヴィッチ、特殊効果のボブ・マンロー、と『CUBE』『カンパニー・マン』のスタッフが再集結した。さらに、自己中心的な性格のデイブを演じるのは、『CUBE』『カンパニー・マン』にも出演しているデビッド・ヒューレット。心配性で引きこもりのアンドリューを『CUBE』での障害を持った青年役が印象深いアンドリュー・ミラーが演じている。また、ミラーはでアンドリュー・ロワリーと共に“ザ・ドリューズ”というチームを組み、脚本も担当している。その他には『みなさん、さようなら』でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞したマリー=ジョゼ・クローズがデイブを騙す恋人を、カナダ演劇界の至宝、ゴードン・ピンセントが市役所の職員を演じ、脇を固めている。

ある日突然、自分が嫌なもの、悩みのタネが消えてしまったら一体どうなるだろうか?何が残るのか?“無”とは何か?ヴィンチェンゾ・ナタリが創り出した『NOTHING』は、誰もが思いつきながら今まで一度も映像化することができなかった、無限の想像力の結晶である。

さあ、あなたなら何を消しますか?

ストーリー

『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督が新たに創り出した、映画の既成概念を消去デリートする未体験世界!

スタッフ

監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ

キャスト

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