2005/日本/82分/制作:AZOTH株式会社/ 配給:スローラーナー

2006年1月21日、シネスイッチ銀座、K'cinemaほかにて ロードショー

公開初日 2006/01/21

配給会社名 0048

解説


主演は、映画初出演のテリー伊藤。手探りで答えを探す主人公光一を、TVとは全く異なる印象で見事に演じています。そして、家族の中で誰よりもまっすぐに死を見つめている妻・麻理に、薬師丸ひろ子、さらに、光一の父に名優加藤武、母に、アニメ”サザエきん”でオフネさんの声をつとめる麻生美代子。直木賞作家重松清の同名小説を原作に、『トニー滝谷』以後の最新作となる市川準が、親であり子供であるすべての大人たちへ送る、家族の物語。

ストーリー


父のあたたかい手が教えてくれたこと。それは、僕らが子供たちに伝えなければならない、一番大切なこと。

父がもうすぐいなくなる。家族で最期を看取るための、自宅介護がはじまった。一生教師だった父。でも、とても厳しい教師だった父を見舞いに来る教え子は、ひとりもいない。そして、僕が教える子供たちは、死の意味が分からない。インターネットの死体写真、斎場への寄り道。どうしていけないの?という彼らの間いに、僕は何も答えることができないでいる。父さん、死ぬってどういうことなんだろう?父の最後の授業。そこに言葉はありませんでした…。

スタッフ

脚本・監督:市川準
製作:松田真美子
プロデューサー:鍋島善夫
ラインプロデコーサー:梶川信幸
原作:重松清(新潮社)
音楽:岩代太郎
監督補:早川喜貴
制作担当:坪内一
撮影:小林達比呂
美術:山口修
装飾:平井浩一
編集:三條知生
照明:中須岳一
録音:橋本泰夫
スクリプター:石山久美子

キャスト

テリー伊藤
薬師丸ひろ子
絵沢萌子
大倉孝二
入江雅入
麻生美代子
加藤武

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