2003年/日本/カラー/66分/ 配給:オムロ

2004年10月30日(土)〜11月12日(金) までテアトル池袋にてレイトショー

公開初日 2004/10/30

公開終了日 2004/11/12

配給会社名 0216

解説

 函館で毎年開催されているユニークな映画祭、函館港イルミナシオン映画祭が主催する「シナリオ大賞」。 審査員には、荒又宏氏、飯田譲治氏、河井信哉氏、川本三郎氏という著名人が名を連ねる。 その2002年度の短編部門受賞作3本を映画化したのが「Movie Box-ing」。 新人脚本家の作品を期待の新鋭監督が撮るという意欲的な試みが結実し、傑作短編が3本生まれました。 その3本がついに劇場のスクリーンの上で火花を散らします。

ストーリー

■RUN-ing
横断歩道にかける不幸な人たち
足の遅い陸上部員、階段から落ちて流産した女子高生、家族と離れて暮らす着ぐるみのクマ、成績の悪い営業マン。 4人は、組織からカバンを盗んだ男を狙う殺し屋の銃声を合図に走り出す。 そしてそれぞれの思いを抱きゴールするが、そこには・・・。 とにかくみんな走って走って走りまくる。 MTV感覚でたたみかける映像が心地よい、ちょっとシュールなワンシチュエーションストーリー。
(2003年/18分)

■自転少年
地球になりたかった小学生
小学生のヨシオはクルクル回るのが大好き。 放っておくと、ところ構わず回っている。 クラスで決めた「ヨシオくんはまわらない」という学級目標も守れない。 ある日、お父さんがケガしたのをきっかけに「ボクはもうまわりません」と宣言するヨシオ。 本当にヨシオはもう回らないのか!? 子供たちのワンダーワールドを皮肉と愛情を込めて描いた“シニカルコメディ”。 山寺宏一、つぐみなど脇役陣も光る。
(2003年/21分)

■巡査と夏服
夏祭りに勝負をかけなきゃ!
海辺の田舎町の巡査、信吾。 東京で就職活動をする恋人の千鶴。 大学受験のため勉強に明け暮れる麻里子。 夏祭りの前日、信吾は洋品店のガラスを割った麻里子を追跡し、つかまえて話をすると・・・。 夏の風景の中に佇む恋人たちのせつない思いがじーんと胸にしみてくる青春映画。 お笑いユニット・シャカの大熊啓誉が巡査役を、秋のNHK連ドラ「わかば」のヒロイン・原田夏希が麻里子役を各々好演している。
(2003年/27分)

スタッフ

■RUN-ing
監督:大滝純
脚本:島崎友樹
撮影:田中創
音楽:O-JIRO
プロデューサー:松岡周作
制作:アミューズ

■自転少年
監督:深川栄洋
脚本:一法師誠
撮影:鍋島淳裕
音楽:あがた森魚
プロデューサー:武藤起一、露木栄司
制作:アミューズ、ニューシネマワークショップ

■巡査と夏服
監督:斉藤玲子
脚本:栗原裕光
撮影:三本木久城
音楽:ライオンメリイ
プロデューサー:武藤起一、竹平時夫
制作:アミューズ、ニューシネマワークショップ

キャスト

■RUN-ing
平松豊、岡田めぐみ、山田幸伸、緋田康人、はじ、天田暦

■自転少年
堀水優、濱野瑞帆、佐藤真弓、山寺宏一、つぐみ

■巡査と夏服
大熊啓誉(シャカ)、原田夏希、福田明子

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