原題:float

悲しみを抱えた湖で出会う心の漂白

2003年/日本/カラー/ステレオ/86分/DV 配給:映像trip

2004年11月13日から19日、アップリンクファクトリーにてロードショー

公開初日 2004/11/13

配給会社名 0543

解説

この映画「float」は、自身が居住する相模湖の風景や空気感に魅せられ 昔、ダム建設の影に湖底に沈んだ村があった、という実話に想を得た三梨監督が 湖に思いを抱きながら、居場所を求めて彷徨うように現在を生きる人々の心情を湖の風景に重ね合わせるように描いた、静謐で詩的な映像ドラマです。
この映画の見所は、なんと言っても舞台である湖の美しい風景と映画を包み込む 静謐で詩的な音の響き合いにあります。真冬の湖の光と空気感の中に描きあげられた、この『float』の透明な世界感に浸ってください。

 たとえば音楽を歌詞の内容だけではなくその音色によって楽しむように、この映画は物語りで見るだけではなく、映像の持つ質感やそれに寄り添う音響が、見た方の記憶の奥底に眠る情景を呼び覚ますような、そんな心で感じる映画です。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本・編集:三梨朋子
撮影:与那覇政之
美術:江連亜花里
音楽・ピアノ:三浦陽子
配給:映像trip

キャスト

奥村飛鳥
土本将人
あづさ
帯谷有里

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す