原題:頭文字D

2005年初夏香港初公開

2005年 / 香港映画 / 109分 / カラー / シネマスコープ / ドルビーデジタル、ドルビーSR 配給:ギャガ・コミュニケーションズ Powerd by ヒューマックスシネマ 提供:ギャガコミュニケーションズ×エイベックスエンタテインメント

2006年02月15日よりDVDリリース 2005年9月17日シネマミラノ他全国ロードショー

公開初日 2005/09/17

配給会社名 0025/0145

解説


1995年に「ヤングマガジン」(講談社)で連載されるやいなや、若者を中心に人気爆発!この6月6日に待望の31巻が発売され、コミックの総売り上げ部数は3900万部!その後、アニメ化(現在4th stageへ突入)、ゲーム化……と、さまざまなメディアヘ派生する、しげの秀一原作頭文字<イニシャルD>。日本国内だけでなく、全米大ヒットの『ワイルド・スピード』シリーズなどにも多大なる影響を与えた、レーシングコミックの金字塔が、ついに実写で完全映画化される——それが『頭文字〈イニシャル〉D THE MOVIE』だ!!

家業である豆腐屋の配達をすることで、知らぬ間にドライビングテクニックを自分のモノにした藤原拓海。幼なじみの茂木なつきとの交際を始めたばかりの普通の高校生である彼の前に現れるスピードの魔力に取り付かれた峠のスペシャリストたち。愛車のハチロク(トヨタAE86/トレノ)と父親文太から受け継いだ天性の才能を武器に「赤城レッドサンズ」の高橋涼介や「妙義山ナイトキッズ」の中里毅らの挑戦に立ち向かう拓海。秋名山の峠を舞台に、ドリフト・テクニックを競い合うこの熾烈なカーバトルを制するのは果たして誰だ1?

韓流から華流<ファリュウ>へ。金アジアの才能が集結。

実写化不可能といわれた本作を完全映画化したのは、香港映画史の記録をぬりかえ、ハリウッドをも震撼させた『インファナル・アフェア』シリーズのスタッフ&キャスト陣・原作コミックに魅了された「アンドリュウ・ラウ&アラン・マック監督を筆頭に、プロデューサー、脚本、音楽チームが再集結を果たし、原作の持づテイストをみごとに再現した。さらに、カースタントを高橋レーシングが担当。AE86を始め、FC3S、R32などの峠使用に改造したマシンによる・CGを一切使わない生ドリ(フト)や溝落としなど、魅惑のドライビング・テクニックには思わず息を呑むことだろう。

主人公の拓海には、台湾芸能人長者番付No.1天才カリスマ・アーティストとして人気絶頂のジェイ・チョウ。映画初主演ながら、拓海の持つ陰と陽のキャラクターを表現している。また、高橋涼介と中里毅には『インファナル・アフェア』で若き日の2人の主人公を演じて絶賛され、全アジアから熱い注目を集めるエディソン・チャンとショーン・ユーがそれぞれ扮している。さらに、拓海の父・文太には”香港のアンソニー・ホプキンス”と呼ばれる演技派・アンソニー・ウォン。日本からは、ヒロイン・なつき役に『Returner リターナー』の実力派・鈴木杏が扮し、青春ドラマとしての物語の重要な役どころを演じている。

その仕上がりに、原作者しげの秀一自ら「原作ファンに見てもらいたい!」と絶賛。
そして2005年秋『頭文字〈イニシャル〉D THE MOVIE』は新たな伝説となる!

ストーリー



主人公・藤原拓海は豆腐屋を営む父と二人暮らしの、ごく普通の高校生。父の手伝いで水に浸された豆腐を車で配達する毎日だ。いつしか拓海はこう思うようになる。「世の中、なんでこんなに遅いんだ!俺はとにかく早く帰って寝たいだけなのに!」…実は拓海は配達をこなす内に、かつて「伝説の走り屋」と言われた父親の、見えざる英才教育を受けていたのだ。
地元の仲間が車の話に熱中している中で、ある時、拓海は愛車ハチロクで、運転技術を周囲に披露する事になる。そこで友人達は信じられない「走り」を目にする。いつも物静かで車にも大して興味はなさそうに見えた拓海が、彼らの想像を絶するドライビングをやってのけている……!そしてついに、拓海が熾烈なカーバトルに参加する時がきた。眠れる獅子が、秋名山の峠から静かに動き出した…。

スタッフ

原作:しげの秀一(講談社「週刊ヤングマガジン」連載)
監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作:アンドリュー・ラウ
撮影監督:アンドリュー・ラウ

キャスト

ジェイ・チョウ
鈴木杏
エディソン・チャン
ショーン・ユー
アンソニー・ウォン
チャップマン・トー

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