原題:THE GRUDGE

史上初!日本人監督 全米NO.1!! 恐怖は、世界に増殖している—。

2004年/アメリカ 提供:日本ヘラルド映画、ジェネオン エンタテインメント、クロックワークス 配給:日本ヘラルド映画/クロックワークス

2005年07月22日よりDVDリリース 2005年07月22日よりビデオリリース 2005年2月11日 渋谷東急他全国松竹・東急系にてロードショー

公開初日 2005/02/11

配給会社名 0058

解説


フィクションと呼ぶにはあまりにリアルで恐ろしいシーンの連続に“本当に怖い”とロコミが広がり、2000年のリリース時からオリジナルビデオ版「呪怨」「呪怨2」は異例のヒット作として知られていた。その反響により2003年に公開された劇場版『呪怨』(02)はミニシアター公開ながら興行収入5億円の大ヒット、さらに“映画史上最も怖い”と言われた『呪怨2』(03)は興行収入ll億円を記録する。
「呪怨」シリーズの恐怖は爆発的に増殖を続けてきた。
この勢いは国内に止まらず、『呪怨』劇場版は世界20力国以上で公開が決定。そして、その人気は遂にハリウッドまで到達し、「呪怨」シリーズはリメイクされることになる。監督はオリジナル版の清水崇を起用し、全編を日本で撮影するという異色の製作スタイルながら、純粋なハリウッド映画として誕生した『THEJUON/呪怨』は、過去のどの作品とも比較することのできない、リメイクの枠を超える作品となった。「呪怨」シリーズは確実にパワーアップを続け『THEJUON/呪怨』へと進化を遂げたのだ。そして2004年10月22日、全米3,245館で公開された『THEJUON/呪怨』はオープニング3日間で約4,000万ドルという大記録でNo.1を獲得。そして翌週も競合作品を抑えて2週連続No.1となり、1億ドル突破確実のメガヒットで清水崇はハリウッド映画でNo.1を獲得した初の日本人監督として鮮烈な海外デビューを飾った。清水の才能を発掘しハリウッドでのビッグチャンスを与えたのは『死霊のはらわた』で彗星のごとくデビューし、いまや『スパイダーマン』『スパイダーマン2』の監督サム・ライミ。清水監督の『呪怨』を見て“これまで見てきた映画のなかで最も恐ろしい作品”と絶賛、ハリウッド版をつくることを決意したライミは、自身が製作にまわり、ハリウッドでは全く無名の監督清水崇起用に踏み切った。これは、映画のアイディアをハリウッドに取り込んで製作するという今までのリメイク作品の流れとは違い、清水崇の演出そのものをハリウッドに持ち込みたいという、ライミの熱意からだっ
た。そして俳優陣にはアメリカのティーンエイジャーに圧倒的な人気を誇る女優サラ・ミシェル・ゲラー、大ヒット作『インデペンデンス・デイ』の大統領役で高い評価を受けているビル・プルマン他、多数の名優が集結。一流の役者、一流のスタッフの協力により清水は『THEJUON/呪怨』をハリウッドで一流の作品に作り上げた。ライミの英断は功を奏して、清水崇は弱冠32歳にしてその才能を全世界に証明し、ハリウッド映画に新たな歴史を刻んだ。

※04年11月5日本作はイギリスでも公開され、興収No.1を獲得した。

ストーリー


東京の国際大学で福祉を学ぶカレンは、同じ大学に通う恋人ダグとともに、目にするものすべてが新鮮な日本での暮らしを楽しんでいた。ビジネスマンのマシューは妻のジェニファー、軽度の痴呆がある母親エマを連れて日本の企業に赴任してくる。彼らは郊外に日本建築の一軒家を借りて新生活をスタートするが、ジェニファーは右も左もわからない日本での暮らしと慣れない介護に悩みを抱えている。ある日、カレンは授業の一環としてマシューの家にエマの状態を看に行くことになる。たった一人で介護に行くことに不安を感じたが「英語ができる人間が他にいない」と言われ、しぶしぶ承諾して地図を片手に電車に乗り込む。道に迷いながらもなんとか郊外の一軒家に辿り着いたが、声をかけても誰の返事もない。カレンが恐る恐る中に入っていくと、あたり一面にゴミが散乱しており、奥の部屋で放心状態のエマが天井を見上げていた。この異様な状況に戸惑いながらも、必死でエマの介護を始めたカレンは、やがて、2階からの何かを引っ掻く様な物音を耳にする。その不気味な物音に誘われるかのように、2階へと階段を上がり始めるカレン。しかし、それは想像を絶する恐怖への第一歩に過ぎなかった…。
やがて、その家で3年前に起こった“ある”忌まわしい事件を知る中川刑事までも巻き込み、この家に足を踏み入れた全ての人間が襲われる、逃れられない理不尽な恐怖の秘密が明らかになる…。

スタッフ

監督:清水崇
脚本:スティーブン・サスコ
プロデューサー:サム・ライミ
        ロブ・タパート
        一瀬隆重
エグゼクティブ・プロデューサー:ジョー・ドレイク
                ネイサン・カヘイン
                カーステン・ロレンツ
                ロイ・リー
                ダグ・デイビソン
撮影監督:山本英夫
美術監督:斎藤岩男
編集:ジェフ・ベタンコート
音楽:クリストファー・ヤング  

キャスト

カレン:サラ・ミシェル・ゲラー
ダグ:ジェイソン・ベア
マシュー:ウィリアム・マポーザー
ジェニファー:クレア・デュヴァル
スーザン:ケイディ・ストリックランド
エマ:グレイス・ザブリスキー
ピーター:ビル・プルマン
マリア:ロザ・ブランシー
アレックス:テッド・ライミ
中川刑事:石橋凌
洋子:真木よう子
佐伯俊雄:尾関優哉
佐伯伽椰子:藤貴子
佐伯剛雄:松山鷹志
五十嵐刑事:松永博史
不動産屋/鈴木:おかやまはじめ
警備員:森下能幸
ピーターの同僚:津村和幸
警官:小林太樹
道を聞かれる女性:小泉純子
その娘:小泉奈々
レストランの店長:岡村洋一
霊安室の刑事:大城英司
監察医:小山かつひろ

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