原題:THE DREAMERS

1968年、パリと愛し合った…。

2003年9月1日イタリア初公開

2003年/イギリス=フランス=イタリア合作/カラー/ビスタ・サイズ/ドルビーSRD/上映時間:1時間57分/ 提供:日本ヘラルド映画、アミューズソフト販売、テレビ東京 宣伝:日本ヘラルド映画アートハウス・チーム×ビターズ・エンド 配給:日本ヘラルド映画

2005年02月25日よりビデオレンタル開始 2005年02月25日よりDVD発売開始 2004年7月31日より東京・シネスイッチ銀座・新宿武蔵野館ほかロードショー

公開初日 2004/07/31

配給会社名 0058

解説



「驚くほど美しい映画だ。ベルトルッチは映画における偉大な色彩の魔術師のひとりといえる」(映画評論家ロジャー・エバート、シカゴ・サン・タイムス紙)

「ラストタンゴ・イン・パリ」以来久々に、ベルトルッチが映画の都パリに戻ってきた!
 欧米各国で映画批評家の絶賛を浴びた”愛の巨匠”ベルナルド・ベルトルッチ監督の新たな傑作「ドリーマーズ」は、ジミ・ヘンドリックスのサイケ デリックな名曲「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」とともに始まり、1968年5月革命前夜のパリを舞台に、3人の男女のマジカルな青春群像を描 く。「ラストタンゴ?」が絶望と孤独を描く悲劇だったのに対し、こちらは政治、映画、性のユートピアのあり方を問う。音楽やファッションのムーブメントを予見させるきらびやかな筆致で描く、室内楽のように軽やかで自由な愛の寓話だ!
 両親の留守中、パリに残った双子の兄妹のイザベル(エヴァ・グリーン)とテオ(ルイ・ガレル)は、アンリ・ラングロワが主宰するシネマテークで出会った”パリのアメリカ人”留学生マシュー(マイケル・ピット)を迷路のようなアパルトマンに招き入れる。3人のシネフィルは映画ゲームに興じるうち、やがて奔放な性へのアヴァンチュールへ繰り出す……。

「私はずっとヌーヴェルヴァーグを愛してきた」(ベルトルッチ)
「生まれたのは1959年……パリ・シャンゼリゼ。産声は……『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』!」という映画ファンならニヤリとするイザベルのセリフがあるように、まさにベルトルッチのために書かれたような原作小説は、映画評論家ギルバート・アデア(脚本も)による「The Holy Innocents」。
 ゴダール、トリュフォーらによるフランス・ヌーヴェルヴァーグや、1930?50年代にかけてのハリウッド黄金時代の名作──「勝手にしやがれ」「突然炎のごとく」「暗黒街の顔役」など──へのオマージュともいうべき”映画的引用”もそこかしこにある!!

リヴ・タイラーに続くベルトルッチの”新たな美神(ミューズ)”エヴァ・グリーン登場!
 美しくも官能的なイメージをつむぐため、選ばれた若者は3人。アメリカ人留学生マシュー役は、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のマイケ ル・ピット。テオ役は、”ゴダールの再来”といわれた映画監督フィリップ・ガレルの息子、ルイ・ガレル。「魅せられて」のリヴ・タイラーに続く”美神(ミューズ)” イザベル役は、「雨の訪問者」の女優マルレーヌ・ジョベールの娘、エヴァ・グリーン。イザベル・アジャーニを思わせる神秘的な瞳と黒髪と奔放な肢体で、 早くもハリウッドから依頼殺到。オーランド・ブルーム共演、リドリー・スコット監督の史劇「Kingdom of Heaven」が現在撮影中という超新星だ。

ストーリー



両親の留守中、パリに残った双子の姉弟のイザベル(エヴァ・グリーン)とテオ(ルイ・ガレル)は、アンリ・ラングロワが主宰するシネマテークで出会った”パリのアメリカ人”留学生マシュー(マイケル・ピット)と迷路のようなアパルトマンに招き入れる。3人のシネフィルは映画ゲームに興じるうち、やがて奔放な性へのアヴァンチュールへ繰り出す・・・。

スタッフ

監督:ベルナルド・ベルトルッチ
製作:ジェレミー・トーマス
脚本:ギルバート・アデア
美術:ジャン・ラバス
撮影監督:ファビオ・チャンチェッティ
編集:ジャコポ・クァドリ
キャスティング:ジュリエット・メナジェ、ハワード・フューアー、ルーシー・ボールティング
衣装:ルイーズ・スチャンスワード
サウンド:スチュアート・ウィルソン

キャスト

マシュー:マイケル・ピット
イザベル:エヴァ・グリーン
テオ:ルイ・ガレル
父親:ロバン・レヌーチ
母親:アンナ・チャンセラー
本人:ジャン=ピエール・レオー

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