原題:THE FLIGHT OF THE PHOENIX

2004年12月22日アメリカ公開

2004年/アメリカ/カラー/113分/ 配給:20世紀フォックス映画

2010年08月04日よりDVDリリース 2007年11月21日よりDVDリリース 2007年05月18日よりDVDリリース 2005年08月05日よりビデオリリース 2005年4月9日より、スバル座ほか全国ロードショー

(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX

公開初日 2005/04/09

配給会社名 0057

解説



 7月の容赦ない日差しが照りつける、雲ひとつない空——。彼らを人生最悪の状況に追い込むこの場所が、最後の望みを掛けたわずかな希望——。

 「フライト・オブ・フェニックス」は、飛行機不時着事故の生き残り集団が、砂漠の真ん中で救助の望みがまったくない状態から脱出を試みる、アクション・アドベンチャー映画だ。苛酷な環境、残り少なくなっていく物資、そして砂漠にいた武装集団たちによる襲撃に直面しながら、彼らは生き延びるには“不可能なこと”を実行するしかないことを悟る。それは、機体の残骸から新しい飛行機を造り、この砂漠を脱出することだった——。

 1965年製作のジェームズ・スチュアート主演の「飛べ!フェニックス」をリメイクしたこの作品のメガホンを取ったのはCM界の俊英、ジョン・ムーア。主役の貨物機操縦士タウンズには、「デイ・アフター・トゥモロー」のデニス・クエイド。その他に「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」のジョヴァンニ・リビシ「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでローハンの姫君エオウィンを演じたミランダ・オットーらが脇を固める。

ストーリー



 閉鎖された石油採掘所のスタッフと廃材を運ぶ運搬機が、巨大な砂嵐に遭遇し砂漠のど真ん中に不時着する。毎度お決まりの仕事を無難にこなすだけだった貨物機操縦士のフランク(デニス・クエイド)は、自分たちの状況が最悪なのを察し、助けを待つしかないと悟る。しかし、コスト削減のため採掘所を閉鎖した本社が、彼らの捜索部隊を出す予算など持っているわけがないことに気付き、彼らは絶望の淵に立たされる。その中で正体不明だったエリオット(ジョヴァンニ・リビシ)が不時着した貨物機の破損していない部分を見つけ、彼らはここから新しい飛行機を造ることを決意する。

 生存者たちはそれぞれの違いに目をつぶり、エリオットの指揮のもと、フェニックス号の組み立てにとりかかる。しかし、新しい飛行機がそれらしい形をとり始めるに至っても、彼らがやろうとしていることは困難で、不可能なものに思えた。極限に追い込まれた精神状態では、仲間内での資源の奪い合いや、権力争いが起きてしまう。さらに、砂漠を襲う雷、武装集団の出現など、次々と困難が彼らを襲う。果たして彼らは新たな飛行機を造りだすことができるのか!? そしてその飛行機は無事に飛び立つことができるのか!?

スタッフ

監督:ジョン・ムーア
製作:ジョン・デイヴィス
製作:ウィリアム・アルドリッチ
脚本:エドワード・バーンズ
作曲:マルコ・ベルトラミ

キャスト

デニス・クエイド
ジョヴァンニ・リビシ
タイリース・ギブソン
ミランダ・オットー
ヒュー・ローリー

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