原題:TETSUJIN 28

2004年/日本/カラー/113分/ 配給:松竹

2005年11月25日よりデラックス版、スペシャルBOX<限定版>DVDリリース 2005年3月19日、新宿シネマミラノほかにて全国ロードショー公開

(C)T-28 PROJECT

公開初日 2005/03/19

配給会社名 0003

解説


『鉄人28号』が、1956年、月刊少年誌「少年」(光文社発行)で掲載が開始された、ロボット漫画の先駆けとまった作品である。原作の基本ストーリーは、日本軍の秘密兵器として開発された巨大ロボット・鉄人28号を、少年探偵・金田正太郎がリモコンを使って操作、次々と現れる悪漢達と戦いを繰り広げるというものです。鉄人28号は自らの意思を持たず、リモコン装置を操る者の意志によって善悪を左右されるロボットである。

原作は、「仮面の忍者赤影」「三国志」「バビルⅡ世」「魔法使いサリー」など、数多くの作品を発表、、漫画界の金字塔を構築した横山光輝。「少年」掲載開始から7年後の1963年には、白黒のテレビアニメ放送が始まり、当時日本の子供たちはブラウン管に映る「鉄人28号」に熱狂しました。ほかにも、ラジオ化、ドラマ化、アニメのリメイク化がなされ、その人気は国内にとどまらず、世界中でアニメが放映、コミックスが販売されました。

ストーリー



大都市・東京で、突然サイバーテロが発生した。さらには巨大破壊ロボット「ブラックオックス」が飛来し、街を次々と破壊していく。首謀者「ゼロ」の目的は、自らが開発したバイオコンピューターで理想郷をつくりあげることだった。日本中はパニックに陥った。

金田正太郎は、母・陽子と二人暮しの小学生。そんな、正太郎の元に見知らぬ老人・綾部から一本の電話が入る。「あなたのお父さんのことでお話があります。」それは亡き父・正一郎が遺した「鉄人28号」の存在だった。

綾部は、正一郎の遺言と正太郎のリモコン操作の適正を説き、鉄人28号を操縦してブラックオックスと戦うよう正太郎を説得する。正太郎は、とまどいながらもリモコンを手に取り、ブラックオックスに立ち向かう決心をしたのだった。父の遺言、母の愛情、友達の勇気、そして天才科学者・立花真美による鉄人28号のパワーアップ。

あらゆる期待を一身に背負い、正太郎は鉄人28号とともに悪に立ち向かう!

スタッフ

企画:遠谷信幸
プロデューサー:兵頭秀樹、多木良國、佐倉寛二郎
監督:冨樫森
原作:横山光輝
脚本:斉藤ひろし、山田耕大
音楽:千住明
撮影:山本英夫
照明:小野晃
視覚効果:松本肇

キャスト

金田正太郎:池松壮亮
立花真美:蒼井優
金田陽子:薬師丸ひろ子(友情出演)
宅見零児:香川照之
貴島レイラ・ニールソン:川原亜矢子
江島香奈:中澤裕子
村雨研二:高岡蒼佑
田浦慶太郎:伊武雅刀
八城裕美子:西田尚美
加藤志津絵:北川智子
河合秀之:水上竜士
高橋清次郎:村松利史
レポーター:矢沢心

キャスター・芹沢明日香:田中麗奈
風鈴売り:妻夫木聡
金田正一郎:阿部寛
大塚雄之助:柄本明
綾部達蔵:中村嘉葎雄

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