原題:X-MEN 2

世界を変えろ。

2003年/アメリカ/ 配給:20世紀フォックス

2010年07月23日よりDVDリリース 2010年06月25日よりDVDリリース 2007年11月21日よりDVDリリース 2007年09月07日よりDVDリリース 2007年04月18日よりDVDリリース 2005年03月16日よりDVDリリース 2004年11月26日よりDVD発売開始 2003年09月12日よりビデオレンタル開始 2003年09月12日よりDVDリリース 2003年5月3日より日劇1ほかにてロードショー公開

TM & © 2003 Marvel. © Fox

公開初日 2003/05/03

配給会社名 0057

解説


合衆国大統領が、奇怪なミュータントのナイトクロウラ−に襲われるという事件をきっかけに、ミュータントを憎む大富豪のストライカーが、ミュータント狩りをはじめたため、X-MENたちも追い詰められていく・・・・。

ヒュ−・ジャックマン、ハル・ベリー、ファムケ・ヤンセン、イアン・マッケラン、アンナ・パキン、レベッカ・ローミン=スティモス、パトリック・スチュワート、ジェームス・マーズデンと、前作『X-MEN』で大ブレイクし、また、新たな方向を見い出した豪華メンバーが、「X-MENサーガ」の壮大なドラマのために再集結。シリーズ第2弾の『X-MEN2』では、豪華メンバーが、「X-MENサーガ」の核心になる最重要のエピソードの数々に、入魂の演技で挑んでいる。

前作でも大きな謎であったウルヴァリンの記憶を失った15年前の過去とは?あまりにも強力なパワーであるため、自分自身の超能力に不安を抱いていたプロフェッサーXの潜在意識とは?ジーン・グレイが気にする不吉な予感とは?ストライカーという共通の的の出現によってX-MENと”ブラザーフッド”の関係に変化は起こるのか?ジーン・グレイをめぐるウルヴァリンとサイクロップスの関係は?そして、ミュータントに共通する特殊な脳波を探知するマシーン<セレブロ>をめぐるミステリーとは?

これらの謎を提示しながら、意表をつく人物関係と随所に仕掛けられたヒント、巧妙なストーリーテリング、登場人物全員の持ち味と見せ場を演出した集団劇としての面白さ、緊迫する展開に絶妙のバランス感覚でハマったユーモア、登場人物たちの内面追求と鮮やかな心理的演技、そして、涙と感動を呼ぶクライマックスの一大ドラマを描きあげている。

また、ミュータントをマイノリティであると設定し、ミュータントを迫害する人間たちの愚挙、ミュータントと人間の「共存」と「団結」を謳うテーマには重厚な見ごたえがある。『X-MEN2』の原作は、1963年にマーヴェル・コミックスから創刊され、3億ドル以上の売り上げを記録しているベストセラーだが、『X-MEN2』の豪華メンバーの素晴らしい演技と、卓越した発想と語り口の脚本と演出、創意工夫にあふれたビジュアル・センスによって、原作の世界観をさらに広げている。

すなわち、『X-MEN2』は、最高のサスペンス・ミステリーであり、心に迫る激情のドラマでもあり、崇高な社会派映画でもあり、そして、圧倒するスペクタクルなVFXとリアリズムを重視した迫真のアクションからなる、屈指の名作映画ということだ。

出演は、前作のウルヴァリン役で大ブレイクし、『ソードフィッシュ』『ニューヨークの恋人』などにも主演したヒュ−・ジャックマン。『X-MEN2』では、ウルヴァリンと同様の金金属製の巨大な爪と治癒能力を持つミュータント、デスストライクを相手に、ジャックマンの生身の身体を傷つけるほどの壮絶なアクションを演じ、観る者のドギモを抜く一方で、野性味のフェロモンがたっぷりのセクシーさで魅了する。ストーム役には、『チョコレート』で黒人女性として初めてアカデミー主演女優賞に輝いたハル・ベリー。前作とは異なるヘア・スタイルも美しく、カリスマ性を見せている。ジーン・グレイ役は、さらに妖艶さを増したファムケ・ヤンセン(『アイ・スパイ』)。サイクロップスことスコット・サマーズ役のジェームズ・マーズデンも前作でのブレイク組。『アリ−myラブ』などにも出演し、ファン層を広げている。ブラザーフッドに属するミュータント、ミスティーク役は、ブライアン・デ・パルマの新作『ファム・ファタール』の悪女ヒロイン役も好評なレベッカ・ローミン=スティモスが演じている。

また、『X-MEN2』は、X-MENの3世代が描かれ、次世代のX-MENのリーダー格の少女ローグ役には、前作に引き続き、『ピアノ・レッスン』のアカデミー助演女優賞女優のアンナ・パキン。彼女の仲間には、注目の分かてのショーン・アシュモアとアーロン・スタンフォード。この3人の次世代XーMENをバックアップする大活躍を演じる。

X-MENの第一世代であるプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役は、『スター・トレック』シリーズでおなじみのパトリック・スチュワート。プロフェッサー役には、『ロード・オブ・ザ・リング』でも名演技を見せているイアン・マッケラン。2大ベテランの演技合戦も楽しみだ。そして、『X-MEN2』で、大きな謎をめぐるキーパーソンのストライカー役は、『ボーン・アイデンティティ』『ザ・リング』などで存在感を発揮しているブライアン・コックス。デスストライク役のケリ−・フ−(『スコ−ピオン・キング』)は、格闘技の黒帯を持っているだけに、そのバトル・アクションは、まさに本物のド迫力だ。謎のミュータント、ナイトクロウラ−役のアラン・カミング(『スパイキッズ』シリーズ)は、この役のために サーカスで動きの特訓をした。カミングの目にも止まらぬ早さのアクロバティッック・アクションも大きな驚きだ。

監督は、『ユージュアル・サスペクツ』のストーリーテリングの妙味と、前作『X-MEN』の圧巻のスペクタクル演出に、より一層磨きがかかり、「X-MENサーガ」に全力投球の鬼才ブライアン・シンガーだ。

ストーリー



瞬間移動の超能力を持つミュータントのナイトクローラー(アラン・カミング)が、ホワイトハウスに現われ、大統領暗殺未遂事件を起こす。この事件の真相も解明されないうちに、ミュータント対策担当官であり大富豪のストライカー(ブライアン・コックス)が、大統領の制止も振りきり、ミュータント狩りを始める、狙われたのは、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)の屋敷と若くて才能のある少年少女のミュータントを教育するエグザビア・スクールだった。

武装した兵隊に、スクールをおそわれたウルヴァリン(ヒュ−・ジャックマン)、ローグ(アンナ・パキン)と、彼女のボーイフレンドのボビー(ショーン・アシュモア)、反抗的な若者パイロ(ア−ロン・スタンフォード)らは、”X-MEN CAR”で逃走し、ボビーの実家で身を隠すことになる。

しかし、そこも警官に包囲されるが、ストーム(ハル・ベリー)とジーン・グレイ(ファムケ・ヤンセン)が”Xジェット”で彼らを救出する。

一方、人間を敵視うるミュータントのテロ組織”ブラザーフッド”のミスティーク(レベッカ・ローミン=スティモス)が、変身能力を使って、ストライカーのオフィスを捜索する。

その頃、プロフェッサーXとサイクロップスことスコット・サマーズ(ジェームズ・マーズデン)は、”ブラザーフッド”のリーダーのマグニート−ことエリック・レーンシャー(イアン・マッケラン)が収監されている独房を訪ねる。人間とミュータントの平和的共存をめざすプロフェッサーXが、マグニートーと話しをすすめている時、何者の策略によってプロフェッサーXとサイクロップスは監禁されてしまう。

そして、ウルヴァリンに関する衝撃の謎、ストライカーがミュータントを憎む理由と巨大な陰謀に迫っていく。

スタッフ

監督:ブライアン・シンガー

キャスト

ローガン/ウルヴァリン:ヒュー・ジャックマン
エグゼビア:パトリック・スチュワート
アグニートー:イアン・マッケラン
ストーム:ハル・ベリー
ジーン・グレイ:ファムケ・ヤンセン
ミスティーク:レベッカ・ローミン=ステイモス
ローグ:アンナ・パキン

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