ウェイキング・ライフ
原題:Waking Life
『2001年宇宙の旅』以来のトリップ・ムービーの傑作誕生!!
2001年10月19日全米初公開
2001年/アメリカ/カラー/101分/ 配給:20世紀フォックス
2007年11月02日よりDVDリリース 2007年05月25日よりDVDリリース 2002年11月16日より恵比寿ガーデンシネマほか公開
(C)2001 TWENTIETH CENTURY FOX
公開初日 2002/11/16
配給会社名 0057
公開日メモ 『2001年宇宙の旅』以来のトリップ・ムービーの傑作誕生!!
解説
ローリング・ストーン誌が「『2001年宇宙の旅』以来のアタマぶっとび映画」として論じ、プレミア誌が「あたらしいアートの形式」と絶賛した作品、まさに20世紀フォックス映画「サーチライト」ブランドにふさわしい映画の未来を照らしだす作品、それが『ウェイキング・ライフ』だ。
実写映像をデジタル・ペインティングで加工するという映画製作の新手法は、大枠のくくり以外にさしたるプロットのない展開とあいまってリスキーこのうえない方法と思われたが、まったく飽きさせないみごとなまでの「あたらしいアートの形式」として受け入れられたのである。
一種の視覚のドラッグであると同時に、われわれは何処から来て何処へ行くのか?の問いかけの真摯さもあって、世代を問わず広汎な支持を集めている。特に公開がNYテロのあとだったこともあって、映画のトランスに身を委ね、この映画を催眠治療の素材とみなす傾向すらでてきた。生きるということはどういうことか?夢なのか?われわれは誰かに夢みられた存在なのか?死とは何か?
『ウェイキング・ライフ』の初登場は2001年のサンダンス映画祭だが、以来、アイデアに満ちたきわめてオリジナルなこの作品は「思考のモード映画」としておびただしい熱狂者を生んできた。特筆すべきはリピーターの多さだろう。
監督は長編処女作“Slacker”(91/未)で、Xジェネレーションの旗手あつかいされ一躍マスコミの寵児となったテキサス州オースティンの映画作家リチャード・リンクレイター。『パッド・チューニング』(93/V)、『ニュートン・ボーイズ』(98)といった作品で知られるリンクレイターだが、公開作でもっとも有名なのはヒット作『恋人までの距離(ディスタンス)』(95)だ。
ニュー・ビートニク俳優といっていいイーサン・ホークとリンクレイターは映画作りの戦友であり、プロの俳優の少ない『ウェイキング・ライフ』にも、なんとジュリー・デルピーと賛助共演し、『恋人までの距離(ディスタンス)』の関係を深化させるという友情ぶりを発揮している。
ストーリー
スタッフ
監督・脚本・撮影:リチャード・リンクレイター
美術監督:ボブ・サピストン
製作:トミー・パロッタ、アン・ウォーカー・マクベイ、パーマー・ウエスト&ジョナ・スミス
キャスト
ワイリー・ウィンギス
イーサン・ホーク
ジュリー・デルピー
ローレライ・リンクレイター
トレバー・ジャック・ブルックス
ロバート・C・ソロモン
エディス・マニックス
スピード・レヴィッチ
ニック・カット
チャールズ・ガニング
スティーブン・ソダーバーグ
LINK
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