原題:Let It Come Down:The Life of Poul Bowles

1999年/カナダ/デジタルベーカム/73分/英語 配給:アップリンク

2001年8月3日DVD発売&レンタル開始 2001年8月3日ビデオ発売&レンタル開始 2000年8月19日よりアップリンクファクトリーにてロードショー公開

公開初日 2000/08/19

配給会社名 0009

解説

北アフリカの異国情緒溢れる風景を背に、『シェルタリング・スカイ』の作者で、常識破りの作家ポール・ボウルズの謎のベールがいま剥がされようとしている。世捨て人となったボウルズはインタビューの中で、自らの作品や世間を騒がせた私生活につ いて、ありのままを話している。またボウルズの支持者、そして彼に批判的な人々も 登場しボウルズを語る。最大の見所は、ボウルズとウィリアム・バロウズ、そしてアレ ン・ギンズバーグが生前、最後に顔を合わせたニューヨークでの再会シーン。そして 作曲家ボウルズを解説した場面や、モロッコの物語作家モハメド・ムラベが語る物語 をボウルズが英語に通訳する場面など。本作は、文学史に神話を築いた作家の謎の生涯を、温かく、しかも斬新で詩的な視点 で解き明かした作品である。

−−記憶に留めでおくべき貴重な瞬間で綴られた奥深い伝記映画
1999年5月4日 ヴィレッジ・ボイス
−−ボウルズを非難する人々の声を敢えて紹介したことで、ボウルズの多面性を浮き彫りにしている。
1999年2月12日 ザ・アーツ

「シェルタリング・スカイ」の作者として知られ作曲家でもあるポール・ボウルズ(1999.11.18逝去)。彼の謎の多い私生活が本人の告白と、彼に関わりのあった人々の証言によって剥がされる。中でも最大の見所は、ボウルズ、バロウズ、ギンズバーグが最後に顔を合わせたニューヨークでの再会シーン。本作は19歳でモロッコのボウルス宅を訪ねたというバイチウォル監督が、彼の繊細な魅力を描こうと製作。ボウルズは完成した作品を観て「真実を描いた美しい作品だ」と語った。

ストーリー

スタッフ

監督・製作:ジェニファー・バイチウォル
製作・撮影:ニック・デ・ペンシアー
制作総指揮:ダニエル・アイアン
音楽:ポール・ボウルズ
配給:アップリンク

キャスト

ポール・ボウルズ、
ウィリアム・バロウズ、
アレン・ギンズバーグ、他

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