原題:NUTTY PROFESSOR II: THE KLUMPS

主要キャストはみ〜んなE・マーフィ!! えっ、ジャネットも…? 全米で、E・マーフィ作品史上最大のヒットを記録!!

(全米2000年7月28日公開)

2000年度作品/ユニヴァーサル映画/UPI配給/字幕翻訳:古田由紀子/ ビスタビジョン/5巻/2,935m/DTS・SRD・SDDS・SR 配給:UIP

2007年09月13日よりDVDリリース 2004年11月26日よりDVD発売開始 2000年10月28日より劇プラザ他 全国東宝洋画系にてロードショー! 2001年4月27日DVD発売/2001年4月27日ビデオ発売

公開初日 2000/10/28

配給会社名 0081

解説

懲りないクランプ教授の珍発明、ダイエット秘薬の次は、若返りの血清!!

全世界で2億7000万ドル(約300億円)の興行収益を上げた爆発的なヒット・コメディ『ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合』の待望の続編がついに完成した。そして、『M:I-2』でイーサン・ハントが4年ぶりに帰ってきたように”身長180センチ、体重180キロの、あのクランプ教授も4年ぶりに帰ってきた!
全米で、7月28日に待望の初日を迎えた『ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々』は、封切り3日間で4,250万ドルもの興行収益を上げ、エディ・マーフィ作品史上歴代最高となる記録的な大ヒットを達成した。この数字は、ボックスオフィスのNO.1ヒットであることは言うまでもなく、更に『M:I-2』等に続く本年度の第3位のオープニング成績でもある。

動くだけで迷惑をかけ、発明品は必ず事件を起こすクランプ教授。彼は、今回、一体何を発明してしまったのか?そして、彼の家族に今度は一体何が起きたのか!?
気弱で内気な性格、おまけに驚異的におデブな身体の大学教授クランプが開発したDNAを操作するやせ薬。それを自分の身体で実験し、スリムな男に変身したことから始まる大騒動を描いた『ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合』は、特殊メイク界の巨匠リック・ベイカーが、クランプ教授を始め次々とE・マーフィとは思えない姿を作り上げ、一人7役にも挑戦したマーフィの名演もあり、彼の集大成になると同時に共にコメディ史上に残る大傑作となった。
そして今、新たなるトラブルが発生した…。
出演は、前作の7役を超えて9役という主要キャラの殆どをエディ・マーフィ自身が演
ずる他、クランプのフィアンセである美しいヒロインのデニスには、全世界で4500万枚以上のアルバムを売り上げた女性シンガーであり、アーティストのジャネット、ジャクソンが扮している。
また、リッチモンド学部長に『プリティ・ウーマン』のラリー・ミラー、アーニー・ジュニアに『ブルワース』のジェイマル・ミクソンがそれぞれ前作に引き続き同じ役で出演している。
監督は、『裸の銃を持つ男PART33 1/3最後の侮辱』で究極のナンセンス・ギャグを連発したピーター・シーガル。製作は『身代金』『アポロ13』『ナッティ・プロフェッサー』等、ヒット作を次々に放ったブライアン・グレイザー。製作総指揮にはマーフィ自身の他、ベテラン・コメディアンのジェリー・ルイス、イマジン・フィルムスの副会長であるカレン・ケヘラ、映画界で40年間のキャリアを持つプロデューサーのジェームズ・D・ブルベイカー、そして前作の監督トム・シャドヤックという強力なメンバーが当たっている。
脚本は、『ナッティ・プロフェッサー』のバリー・W・ブロウスタイン&デビッド・シェフィールドに加え、『アメリカン・パイ』のポール・ワイツ&クリス・ワイツが新たに加わっている。撮影は、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『ウォーターワール』『ボーン・コレクター』のディーン・セムラー。
音楽は、『ナッティ・プロフェッサー』『ハネムーン・イン・ベガス』等を手掛けたデビット・ニューマン。視覚効果は、『マスク』『ドクター・ドリトル』や『ナッティ・プロフェッサー』で笑いを誘うSFXを作り上げたジョン・ファーハット。
そしてマーフィを次々と変身させた特殊メイクは、『ナッティ・
プロフェッサー』の他、『メン・イン・ブラック』『エド・ウッド』『ハリーとヘンダスン一家』『狼男アメリカン』でアカデミー賞を受賞したリック・ベイカーが担当している。

ストーリー

ウェルマン大学のシャーマン・クランプ教授(エディ・マーフィ)はもうすぐ結婚の予定。彼は、二度ともう一人の自分に会うことはないと思っていたが、バディ・ラブ(エディ・マーフィ)は黙って引き下がりはしなかった。そして彼は戻ってきた。しかも、今度はクランプの身体から自立し、独り歩きを始めようとする…。
あの奇妙な変身騒動から時は流れていたが、クランプは心の声<バディ・ラブの幻影>に躍らされ続け、つい心にもないことを大事な場所で喋って、その場のムード、を壊すことに悩んでいた。
同僚の美しい女性デニース・ゲインズ(ジャネット・ジャクソン)をクランプ一家との食事に招待したレストランの時もそうだった。
パパのクリータス(エディ・マーフィ)の退職祝いの席であったにも関わらず、ママのアンナ(エディ・マーフィ)を除いた、ぶっ飛んだ家族のおばあちゃん(エディ・マーフィ)とそのボーイフレンドのアイザック(ガブリエル・ウィリアムズ)、さらに兄のアーニー(エディ・マーフィ)とその息子アーニー・クランプ・Jr(ジェイマル・ミクソン)らの周囲の迷惑を顧みない大騒ぎの中で、つい”パパは本当はクビなんだ”と余計な事を口走り、クリ—タスを傷つけてしまった。
ただし、そうした事件を除けば、今、クランプは充実した日々を送っていた。
何故なら、クランプは革新的な若返り薬という驚くべき発明を成し遂げたからだ。
薬は時間を一時的に戻すことができ、人の外見を何十年も若返らせ、活力を漲らせる。
過去、クレオパトラにナポレオン、ヒトラーまでが夢見た究極の発明をついに成し遂げたのだった。
早速その成果をリッチモンド学部長(ラリー・ミラー)に見せたところ、これで”大学は金持ちになる”と大喜びされる。
その予想通り、世界最大手のフリアー製薬会社から1億5000万ドルの独占契約金の提示を受けたのだ。あとは開発部の美しい女性リアーン・ギルフォード(メリンダ・マックグロウ)に薬の効能を証明するだけでよいのだ。
だが信じられないことにクランプの喜びはそれだけではない。なんと憧れのデニースと婚約することができたのだ。
この二重の幸せを”バディ”という名の自分の分身ごときに邪魔させることは何としても阻止しなければならない!!

クランプは破滅的な変身を断つため、自分の肉体から完全にバディの部分を取り除こうと、フィアンセのデニースによる最新のDNA研究を利用し、バディという名の途方もない怪物を身体から追い出す作戦を計画する。
まず、DNAの中から悪性の遺伝子<バディの部分>を捜しだし、それをコンピュータで計算し、クランプの身体から抽出するというのだ。
だが、前例の無いこの実験は想像もつかない副作用を及ぼす可能性があるため、助手のジェイソン(ジョン・エルス)からは猛反対を受けてしまう。
だが、例の心の声によってデニースとの仲まで破談になりそうになった嵐の夜、クランプはついに単独で人体実験を強行してしまう。そして、一見成功したかに思えた後に予期しなかった2つのトラブルが容赦なくクランプに襲いかかった。
何と、ビーカーに閉じ込められていた青い液体状のバディが、ジョシュの飼い犬バスターのちょっとしたイタズラから、犬の毛のDNAと結合し、自らを再生し肉体をもったのだ。つまり、太ったクランプとやせたクランプがこの世に同時に存在することになる!
さらに、バディの遺伝子排除による後遺症が起き始めていた。脳のインテリジェンス部分に影響を及ぼし、クランプの知能が本人も気づかないスピードで徐々に低下し始めるのだった…。
クランプはデニースとのデート中にバディに遭遇し驚く。こんなオイシイ話をバディが、見逃す筈はなく、自分との手切れ金にと若返り薬を要求してきた。やはりバディは薬を狙っていたのだ。
クランプが家に帰るとすっかりバディの手で家捜しされ、荒れ放題となっていたがなんとか薬は無事だった。
2日後に行われる薬の説明会の前に若返り薬がバディの手に渡らないように、クランプはとっさに最も安全な場所だと考えられたクランプ家の自宅に隠しに行く。
ところが、これが次の事件を呼び起こすことに。
最近、精力減退に悩むパパがこの薬を飲んでしまい、若返ったパパは外へ飛び出し事態は収拾のつかない方面へ…。

スタッフ

監督:ピーター・シーガル
脚本:バリー・W・ブロウスタイン&デビッド・シェフィールド
   ポール・ワイツ&クリス・ワイツ
製作:ブライアン・グレイザー
製作総指揮:エディ・マーフィ、ジェリー・ルイス、カレン・ケヘラ
      ジェームズ・D・ブルベイカー、トム・シャドヤック
撮影:ディーン・セムラー
音楽:デビッド・ニューマン
視覚効果:ジョン・ファーハット
特殊メイク:リック・ベイカー

キャスト

シャーマン・クランプ他:エディ・マーフィ
デニス:ジャネット・ジャクソン
リッチモンド校長:ラリー・ミラー
アーニー・ジュニア:ジェイマル・ミクソン

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.klumps.com/
ご覧になるには Media Player が必要となります