幸せは笑いとともにやってくる。

2001年/日本/35㎜/カラー/ヴィスタサイズ/93分 製作:テヒートフィルム

2001年5月12日より鹿児島・シネシティ文化にて先行ロードショー公開

公開初日 2001/05/12

公開終了日 2001/06/08

配給会社名 0184

公開日メモ 実在の落語家・三遊亭歌之介の半生を通じて肥大化する高齢化社会での老人たちの行き方を提唱するドキュメンタリー・ヒューマン・ドラマ

解説


実在の落語家・三遊亭歌之介の半生を通じて肥大化する高齢化社会での老人たちの行き方を提唱するドキュメンタリー・ヒューマン・ドラマ

《落語、落語、落語…。物語の中にちりばめられたセミドキュメンタリーが笑いと涙を誘う》
年をとっても、苦境に会っても気持ちをおおらかにもって、今できることを思いきってやる。すると自然に勇気が涌いてきて自分も周りの人も元気になる。それが『ひっとべ』の精神であり、この映画の大きなテーマでもある。

薩摩の爆笑王として親しまれ「元気の出る落語」をライフワークとする落語家三遊亭歌之介の生き方を通して『ひっとべ』に込められたメッセージが笑いと涙で綴られる。歌之介が思いを寄せる夏子とのラブストーリーも楽しい見どころで、二人が恋人気分で鹿児島の各地を巡るシーンでは桜島や薩摩焼、黒豚料理の他、おはら祭に飛び入り参加するなど鹿児島の情緒もたっぷり盛り込まれている。また、作家としても著名な筒井康隆をはじめ、伊藤かずえ、草村礼子、鈴木ヒロミツ、船越英一郎などベテランの役者陣のすばらしい演技もこの映画をしっかり支え一層引き立たせている。

ストーリー


下宿の隣人や、ひいきのそば屋、銭湯などその日の生活のために落語を披露する駆け出しの落語家歌之介は、ある日老人ホームで過去を怨み、心を閉ざした一人の老人と出会う。
幼い頃離れ離れになった父親に重ね合わせ、老人の心を開かせようと必死になる。やがて老人もその心に打たれ、生きる希望を取り戻していくのだが…

スタッフ

製作指揮:加藤博之
監督・脚本・撮影監督:福田哲也
プロデューサー:相米誠一
撮影オペレーター:松本嘉通
照明:木村匡博
録音:坂上賢治
整音:安藤邦男
音楽:福田都実子
美術:平瀬戸隆
VTR編集:小野大
衣装振付:東美穂
助監督:阿知波孝
制作:梶川雅也
スチール:岩瀬雅昭/村山利文

キャスト

歌之介:三遊亭歌之介
夏子:伊藤かずえ
圓歌師匠:三遊亭圓歌
木村:リーガル秀才
小円歌:三遊亭小円歌
歌武蔵:三遊亭歌武蔵

そば屋の主人:鈴木ヒロミツ(特別出演)
精神科医:船越英一郎(友情出演)
お台場の婦人:草付礼子
石井老人:筒井康隆

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