原題:SLC PUNK!!!

1999年サンダンスフィルムフェスティバル

(初公開:全米1999年01月22日公開)

1999年/アメリカ映画/カラー/35mm/97分/ドルビー/配給:スローラーナー

2000年11月18日よりBOX東中野にて公開 2001年5月16日DVD発売/2001年5月16日よりビデオ発売

公開初日 2001/11/18

配給会社名 0048

公開日メモ これは、2匹のPUNKSの物語。 素晴らしい町でパンクをやるのはキビしいし、真のアナーキーな人生は大変だ…。

解説

これは、2匹のPUNKSの物語。

素晴らしい町でパンクをやるのはキビしいし、真のアナーキーな人生は大変だ…。
スティーボとヘロイン・ボブは、パンクス。アメリカはユタ州ソルト・レイク・シティ。この街でパンクスをやるのはキビしかった。アナーキーな人生をおくろうと思ったのに、SLC(ルビ:ソルト・レイク・シティ)は、人々は優しくておとなしい、すばらしい街。ファション・パンクスに、ハーバード大へ進学しろとしつこい父。ライブにハッパにパーティーにネオ・ナチとの喧嘩に明け暮れる日々。ダチはホームレスになったり、町を出ていって、気がつけば、最期に残ったのは俺たち二人。いったい何やってんだか。憂鬱(ルビ:ブルース)が俺の胸に押し寄せる。華麗なる人生の浪費を決め込もうと思ったのに、現実は…。イジけた14歳のガキの頃、俺たちが見つけた“新しい世界”。それがパンクだったんだ! これから、どうなっちゃうんだろう?

オリジナル以上にカヴァーがお気に入りになった経験はありませんか?
これは『トレイン・スポッティング』のラモーンズ的解釈による(ずーっと同じようなことばっかしするという姿勢)パンク・カヴァーバージョンなのだ! 
監督は、若干30歳のジェームス・メレンディノ!!
「放火に暴動、でもユーモアさえわすれなきゃ、なんでもOK!」(監督談)これぞパンク!
プロデューサーのヤン・デ・ボン(実は『スピード』の監督)さん、メガヒット路線ばかっり突っ走らないで、こういう映画を連発して下さいネ。

ストーリー

スティーボとヘロイン・ボブは、パンクス。アメリカはユタ州ソルト・レイク・シティ。この街でパンクスをやるのはキビしかった。アナーキーな人生をおくろうと思ったのに、SLC(ルビ:ソルト・レイク・シティ)は、人々は優しくておとなしい、すばらしい街。ファション・パンクスに、ハーバード大へ進学して、自分と同じ弁護士になれとしつこい父親。パンクとは何か?その答えを求め青春をさまようスティーボ。ヘロイン・ボブは、名前に反してドラッグが嫌い。ついでに言えば、注射も嫌い。そして、ライブにハッパにパーティーにネオ・ナチとの喧嘩に明け暮れる日々。ダチはクスリのヤリ過ぎでイカれてしまいホームレスになったり、町を出ていって二度と帰ってこなかったり…気がつけば、最期に残ったのはスティーボとヘロイン・ボブ二人。いったい何やってんだか。憂鬱(ルビ:ブルース)が俺の胸に押し寄せる。華麗なる人生の浪費を決め込もうと思ったのに、現実は…。恋人が別の男とセックスしているのを見てしまって、嫉妬に狂ってしまうスティーボ。彼女とは、クールな、自由を認めあっていた関係だったはずなのに…。アナーキーだなんて言いながら、自分が保守的な男、体制的な人間であることに気づかされてしまう。おまけに、パーティーであった女性高校生の小娘に、自分のパンクがスタイルだけだと批判されたのに、彼女に一目惚れしてしまう。ある朝、目を覚ますと別の部屋で眠っていたヘロイン・ボブは、冷たくなっていた。前の夜のパーティーで深酒していた上に、鎮痛剤を飲み過ぎたのがマズかった。とうとう、一人になってしまったスティーボ。イジけた14歳のガキの頃、二人が見つけた“新しい世界”。それがパンクだったんだ! これから、どうなっちゃうんだろう? 二人のパンク…。

スタッフ

監督・脚本:ジェームズ・メレンディノ  

キャスト

マシュー・リラード
マイケル・グールジャン
アナベス・ギッシュ
ジェニファー・リーエン
クリストファー・マクドナルド
デヴォン・サワ

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