原題:DOWN TIME

急直下エレベータからの脱出! 極限の密室状態!! 果たして彼らは脱出出来るのか…?

☆98年英国映画祭正式出品作品

1997年イギリス映画/90分/提供:アミューズ、デジタル・メディア・ラボ 配給:アミューズ

1999年6月25日よりビデオレンタル開始 1999年2月20日より渋谷シネ・アミューズにてレイトロードショー

公開初日 1999/02/20

配給会社名 0325

解説

街はずれの老朽化した高層ビルのエレベーターが突然急降下! 燃えさかるエレベーターの中からシングルマザーのクリシーと元警官のロブは無事脱出出来るのか?
今注目のイギリス映画界から、また新しい映画が誕生しました。アクションシーン満載のエレベーター・パニック映画でありながら、アクションのみならずラブ・ストーリーやイギリス社会に根づく階級差別など幅広い視点から描いた人間ドラマとしてイギリスの観客が絶賛、高い評価を得ました。監督はインドで生まれ、6歳の時にイギリスに移住。TV界会で活躍していたシンエイ監督、バハラット・ナルルーリ。デビュー作『キリング・タイム』をニック・パウエル(『クライング・ゲーム』『バック・ビート』のプロデューサー)が絶賛、2作目となる本作のプロデュースを即決しました。この2作品が高い評価を受け、クロウ・シリーズの第3弾となる『CLAWSALVATION』の監督を勤めることも決定しています。

ストーリー

さびれた高層ビル。クリシー(スーザン・リンチ)と彼女の息子は、24階の窓から飛び降りようとしていた。警官と群集が広がる地上には彼女を説得するために訪れた元警官で心理学者になったロブ(ポール・マッギャン)の姿があった。無事助け出すことには成功したが、彼女の傷ついた心までは癒すことは出来なかった。翌日、クリシーのことが気になるロブは彼女に会いに再びビルを訪れる。そしてビルの住民が不良少年たちによって脅されて続けていることを知り怒りを覚える。
そしてその時、事件は起った。不良少年たちがビルの最上階のエレベーターのコントロールボックスに火をつけたのだ。すぐに火の手は全ての電気系統を焼き切り、エレベータは乗客たちを放りちらしながら急速に落下し始めた。お互いを庇い合いながらも脱出方法を探り出すロブとクリシー。エレベーターの動きが止まり、一瞬の静寂が訪れた時、ふたりは今までの人生を語り合う。生きるか死ぬかの究極の状況の中でひとつの愛が生まれようとしていた…。

スタッフ

監督: ハバラット・ナルルーリ
プロデューサー: ニック・パウエル
脚本: キャスパー・ペリー、
撮影: トニ・イミ
美術: クリス・タウンゼント

キャスト

ポール・マッギャン、スーザン・リンチ

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