“緊迫感”と“ハイスピード感”に溢れた超一級のSFアクションムービーがフルCGで誕生!!

☆東京国際ファンタスティック映画祭'99出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/index.htm

1999年日本映画/カラー/CR-GAGA第2回プロジェクト/製作:ギャガコミュニケーションズ

2000年6月23日よりDVD発売 2000年5月12日よりビデオレンタル開始 2000年2月5日新宿ジョイシネマにてレイトショー公開

公開初日 1999/02/05

配給会社名 0025

解説

未来は変えられるのか_?
突如、未来世界に迷いこんだ少女・亜利寿。だが、未来の世界は悪夢のように変わり果てていた。しかも、その未来は〈自分のせい〉かもしれない…。よりよい未来を得るために、彼女は未来世界に敢然と戦いを挑んでいく。謎を解き明かす“緊迫感”と、世界支配に戦いを挑む“ハイスピード感覚”に満ちたダイナミックなストーリー展開と映像美は、まさにSFアクションの最高レベル! 主人公・亜利寿役には「lain」で一躍注目を浴びた清水香里を起用。しかも、劇中で使う亜利寿のモーションには彼女自身のキャプチャーデータを使用し、主役の声だけでなく、その“動きや仕種”においてもファンを魅了します。また独特なタッチと世界観で将来を期待される若手実力派、木崎ひろすけ氏と映画やトレンディードラマ、ゲームなど、幅広いジャンルで活躍する脚本家、吉本昌弘氏が手を組んで漫画版「A・Ll・CE」の連載も決定しました!
急速なCG技術の進歩による高クオリティのグラフィック映像はもちろん、脚本や演出、声優などといった最も重要なパートにも超人気&実力派のクリエイターが結集し“世紀末に放つ今世紀最高のSFアクション”として完成予定!
全編にモーションキャブチャーを使用。しかも、現在、もっとも一般的である光学式技術ではなく、磁気式技術の“ジプシー”技術を採用することによって、最高にリアルで迫力のあるアクション・シーンを実現。これは光学式のように演技者の動きが制限されたり、関節の動きにズレが生じたりすることなく、さらに自由度の高い動き(=演技)と正確なデータ測定を可能にする、世界にも数台しかないという最新式かつ最高のキャプチャー装置です。最新型の技術と最高のクリエイターが作り出すハイレベルな映像にご期待ください。

ストーリー

西暦20XX年、月へ向かったツアー・シャトルが墜落。幼い頃、親友・ミキの自殺により心に深い傷を負った少女・亜利寿(アリス)と、スチュワーデスロボット・マリアは、墜落した機体からなんとか脱出したものの、突然、正体不明の兵団に命を狙われる。偶然にも居合わせた少年・ユアンに助けられた亜利寿とマリアは、そこが30年後の世界であることを知る。未来世界、そこは独裁者・ネロが「神」と崇められ、彼が作り出したコンピュータ・SS10Xによって、人々の個性は奪われ、反乱者は処刑されるという恐ろしい世界だった。
過去のニュース記事のデータベースを調査した3人は、その中に“ALlCE”の名前があることを発見する。最年少での宇宙旅行記録を持ち、一躍世界のアイドルになった亜利寿だが、「原因不明で科学アカデミーに入院した」というのだ。そして、アカデミーとは現在、ネロの牙城となっている“キングダム”であることを知った亜利寿たち。…なぜ命を狙われるのか、何のためにここに来たのか、現代に戻る方法はあるのか、両親は、友達は…? 次々と湧き起こる謎の答えを求めて3人は悪の巣窟であるキングダムに向かう。
だが、その道中で亜利寿たち3人は謎の兵団に捕らわれてしまう。3人を拉致したのは独裁者・ネロに反乱する“解放軍”の戦士・カスバだった。そして彼女は亜利寿にこう言い放つ_「おまえはネロの母親だ! 」。
解放軍の地下シェルターに監禁された亜利寿は、科学者・ニコライによって全てを知らされる。両親と夫に突然の死が訪れ、かつての亜利寿はそのショックで現在も眠り続けていること、自分はネロの母親であること、そして、ニコライが彼女に〈ネロの母親〉としてSS10Xと対決させようとしていることも…。ニコライはそのために開発したタイムマシンで、ネロを倒せるであろう唯一の人物、亜利寿を未来世界に呼び寄せたのだ。亜利寿は息子・ネロを倒せるのか。元の現代世界に戻ることができるのか? そして平和な未来は訪れるのか? 今、亜利寿とネロの人類の未来を賭けた戦いが始まる。

スタッフ

エクゼクティブ・プロデューサー: 藤村哲哉
企画: 田中和彦、坂井洋一
企画協力: CR-GAGAプロジェクト事務局、クリーク・アンド・リバー社
制作: 中央アイトス
制作協力: ビデオフォーカス、ダークコーポレーション、スパイス
プロデューサー: 竹本克明、伊藤伴雄、渡邊龍一郎
CGプロデューサー: 松浦豊、林丈二
プロダクション・マネージャー: 川勝大志
原案: 伊藤伴雄、吉本昌弘
脚本: 吉本昌弘
プロダクション・デザイナー: 木崎ひろすけ
音楽協力: avex
主題歌: 清水香里
監督: 前島健一
製作協力: 学校法人・尚美学園
協力: NOKIA
製作: ギャガ・コミュニケーションズ

キャスト

亜利寿: 清水香里
ユアン: 鈴木千尋
カスバ: 高乃麗
マリア: 國府田マリ子
ニコライ: 立木文彦
ネロ: 堀川亮
ユミ: 宮村優子

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