原題:KNOCK OFF

限界を越えろ! 香港とハリウッドの才能が合体、アクション映画史上に新たな1ページ! 返還直前の香港、無差別テロを企むテロ集団にヴァン・ダムが挑む!

1998年アメリカ映画/ドルビーSR/スコープサイズ/カラー/1時間30分/ギャガ・ヒューマックス共同配給

2007年06月01日よりDVDリリース 1999年3月17日よりビデオレンタル開始 1998年11月21日より、銀座東劇ほかにてロードショー!

公開初日 1998/11/21

配給会社名 0025

解説

ハリウッドを代表するアクション・スターであるヴァン・ダムが今回選んだ舞台は、何とアクションの聖地香港だった!『ダブルチーム』でハリウッド進出を果たし更にスケールアップしたツイ・ハーグ監督と再度タッグを結成。スタントを使用せず自らも全てのアクションにチャレンジするなど、香港流ともいえる生身のアクションに徹底してこだわって作られたのが、この『ノック・オフ』です。ヴァンダムは無名時代に訪れた香港のアクションに、非常に強い衝撃を受けました。そして現在のハリウッドで失われつつある肉体を駆使するアクションを香港に見た彼は「アクションの真髄は香港映画にある」と言い切りました。その彼がジョン・ウー、リンゴ・ラムら香港出身監督作の出演を経て、ついにその真髄に触れる時が到来したのです!『ノック・オフ』は危険なスタントや小道具を使って敵を倒すジャッキー・チェン張りの香港アクションを堂々と演じるヴァン・ダムからは、その喜びが伝わって来ます。
アクション監督は、おなじみのサモ・ハン・キンポー。ヴァン・ダムの力を見事に引き出している功績は大きいと言えるでしょう。古くはブルース・リーの『燃えよドラゴン』『死亡遊戯』等で出演とアクション監督を経験し、ジャッキー・チェンと数多く共演するほか、『スパルタンX』『ナイスガイ』を監督。香港流の危険かつ観客を楽しませる生身のスタントアクションを最も熟知している人間です。今回の『ノック・オフ』でも肉体の限界に挑戦するスタント・アクションの数々を作り上げており、彼の強い要求にヴァン・ダムの肉体が応えることで、限界を超える今までに見たことのないアクションをここに完成しました。

ストーリー

中国返還を数日後に控え、香港は喧騒の真っ只中だった。レイ(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)とトミー(ロブ・シュナイダー)は慈善イベントの人力車レースに参加する。ところが、レース中、他の参加者がロシア人の車に拉致されるのを目撃したレイは車と格闘、警察を巻き込んでの銃撃戦に発展する。この際、死んだ犯人が元KGBだったことからレイとトミーは警察の取り調べを受ける。そんな折、レイの勧めるジーンズメーカーの本社からカレン(レラ・ローコン)が来港。香港から輸出されている模造品ジーンズの調査が目的で、疑いはレイの親友エディーの所有する倉庫に向けられていた。協力を拒むレイだったが、CIAのハリー(ポール・ソルヴィノ)、そして実はCIAの潜入捜査官であったトミーの説得により協力することに。警察、CIAと共に調査に向かったレイだったが、突入寸前に倉庫が大爆発。現場から強力な爆発力を持つ旧ソ連製小型爆弾が発見される。レイとトミーはエディーの居場所を突き止めるが、彼の目の前で壮絶な爆死を遂げる。死の直前のエディーから模造品には香港マフィアとロシア組織が関係していると聞いたレイは犯人が写ったビデオテープを入手するが、そこには何とカレンの姿が…。カレンと2人きりになったトミーの命の危機を感じたレイは救出に急ぐが、意外にもカレンの正体は組織内部に潜むスバイを探る任務のCIAであり、その任務から周囲を欺いていたことが判明する。ところがそこへ押し入ったロシア人組織の手でトミーとカレンは連れ去られ、かろうじて逃れたレイは輸出されるジーンズに超小型爆弾が仕掛けられていることを知る。囚われの身となったトミー、カレン。そして大量の超小型爆弾を載せた巨大タンカーが待つ埠頭に急ぐレイ。彼は果たしてこの最大の危機を乗り越えられるだろうか!

スタッフ

監督: ツイ・ハーク
製作: ナンサン・シー
共同製作: リチャード・G・マーフィー、ピーター・ネルソン
脚本: スティーブン・E・デ・スーザ
撮影: アーサー・ウォン
音楽: ロン・マエル、ラッセル・マエル
編集: マク・シーチン
アクション監督: サモ・ハン・キンポー
武術指導: ユン・ブン

キャスト

レイ: ジャン=クロード・ヴァン・ダム
トミー: ロブ・シュナイダー
ハン: マイケル・ウォン
カレン: レラ・ローコン
リン: カルメン・リー
ハリー: ポール・ソルヴィノ

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