原題:BABY KRISHNA

彼は台風のように去っていった。

☆第11回シンガポール国際映画祭正式出品 BABY KRISHNAの情報は、加藤賢祟のホームページ http://www.hi-ho.ne.jp/kenso にて紹介しています。

1998年/87分/スタンダード/35mmカラー作品/ 配給:スタジオ・デルタ

2003年05月23日よりDVD発売&レンタル開始 1998年8月22日(土)〜9月11日(金)シネ・ヌーヴォー梅田にて毎日夜21時からレイトショー公開。

公開初日 1998/08/22

配給会社名 0479

解説

『ベイビークリシュナ』は高岡茂監督の独自のネットワークによってスタッフ・キャストを集め、バイオレンスや不倫愛、サイコホラーなど最近の映画の傾向に背を向け個と個の出会いをシンプルに描いた作品で、物語は多くの女性から愛されたヒンドゥーの神様でありるクリシュナ神話から着想しました。キャストには黒沢清監督『ドレミファ娘の血は騒ぐ』でデビューし、映画、演劇、音楽、司会、イラスト、パソコンやCM等マルチな活躍を展開する加藤賢祟、カトマンズ在住で私生活もガールハントが趣味のプレイボーイ・サンジェイ。舞踏家で俳優としても活躍中の麿赤兒、映画監督でもある個性派俳優・利重剛、吉本新喜劇往年の喜劇役者・原哲男、名作・痴漢電車シリーズやTVドラマにも数多く出演している蛍雪次郎、瀬々敬久監督『雷魚』や内田英一監督『きらいじゃないよ』等の俳優・伊藤猛、山本政志監督『てなもんやコレクション』で大阪のノーテンキ娘クミを演じた新井令子、オーディションで選ばれた新人・藤田はな子。また演劇界からは犯罪友の会の武田一度、遊劇体のキタモトマサヤ、プロジェクトナビの伊沢勉、新感線の山本カナコ、維新派の平野舞、草壁カゲロヲら関西の濃い劇団の役者が脇を固めています。

ストーリー

佐々木は京都の大学で考古学を研究し遺跡の発掘をしているが、いつのまにか老成してしまい、人と出会うことに億劫になっていた。12年ぶりの高校の同窓会の帰り、佐々木と元ガールフレンドのエリの車が自転車に乗ったアジア系外国人をはねるが、男は警察沙汰になるのを嫌がって立ち去ってしまう。数日後、佐々木は同僚の古田と繁華街を歩いていると、あのアジア系外国人が路上で物売りをしているのに偶然出くわす。彼はネパールのポカラから来たクリシュナといい、ネバールで知り合った日本人女性をたよりに京都に来たものの、彼女は冷淡で彼を避け、滞在費を稼ぐため路上で物売りをしていた。佐々木は事故で怪我をさせた責任感から彼に名刺を渡す。やがて行き場を失ったクリシュナは名刺を頼りに佐々木の下宿に居候し、二人のちぐはぐでおかしな同居生活が始まり、クリシュナの天真爛漫なふるまいに佐々木のかたくちになっていた心も、しだいに解放されていく…。

スタッフ

監督・脚本 ………… 高岡茂
脚本 ………… 太田和司
原案 ………… 飛来はゆく
助監督 ………… 齋藤博士
撮影 ………… 浅井竜雄
朝倉義人
照明 ………… 岸田和也
録音 ………… 山口勉
美術 ………… 磯見俊裕
花谷秀文
音楽 ………… ACHYUT RAM BHANDARI[table]
PETER LAI[keyboad]
宣伝美術 ………… 東学[Az]
宣伝協力 ………… 維新派
制作 ………… カトウダイジ
製作協力 ………… ツインズ
りあるたいむ
製作・配給 ………… スタジオ・デルタ

キャスト

佐々木 ………… 加藤賢祟
クリシュナ ………… SUNJAY DHYAKO
ケイコ ………… 藤田はな子
古田 ………… 伊藤猛
エリ ………… 新井令子
スシル ………… SUSHL SHAKYA
ナオミ ………… 山本カナコ
ホテル支配人 ………… 伊沢勉
考古学マニア ………… 武田一度
教授 ………… 蛍雪次郎
ユキ ………… 利重則
恩師 ………… 原哲男
ケイコの父 ………… 麿赤兒

LINK

□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.hi-ho.ne.jp/kenso
ご覧になるには Media Player が必要となります