2016年/日本/86分/配給:山口情報芸術センター

2017年7月15日

(C)Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] / Go Shibata

解説

(C)Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] / Go Shibata

音楽を演奏するバンドのように、映画を制作していく「ギ・あいうえおス」。
彼らが夏の夕暮れに遭遇した“浮遊する謎の発光体”とは―
『おそいひと』(2004年)などで注目を集め、前作『ギ・あいうえおス –ずばぬけたかえうた-』(2010年)で、その独特の世界観により多くの観客に衝撃を与えた柴田剛。映画制作クルーが映画を制作していく過程を、音楽を演奏するバンドと同等のものとして描く柴田剛のアイデアによって生まれた「ギ・あいうえおス」。作品の制作者(スタッフ)=登場人物(キャスト)であり、登場人物たちが語る内容を含む、映像上に記憶されたことは、全てその場で起きたことでもある。これはドキュメンタリーのように撮影され、フィクションとして編集をおこなった実験的ロードムービーである。
 「ギ・あいうえおスは、おじさんたちの『スタンド・バイ・ミー』。『スタンド・バイ・ミー』では死体を探しに行ったが、「Gui」はUFOを探しに行く!」と、柴田監督が大まかなストーリーラインを設定し、「Gui」のメンバーを山口県に招集した。リサーチの過程で、次々と本作に強い影響を与える人物たちに巡り合っていく。そこで何が起きるのか、一体何が映画として残るのか、誰もわからないまま「己の玉を磨く」ために旅はスタートする―

自由を模索し、寄り道が出来る才能、柴田剛
本作は山口情報芸術センター[YCAM]の映画制作プロジェクト「YCAM FILM FACTORY」の一環で制作された初の長編映画。柴田剛はその第1弾招聘作家として、約1年間に渡り断続的に滞在、本作リサーチと撮影、編集、仕上げ作業をおこなった。<自由な映画制作を模索する>をテーマに掲げた本プロジェクトだが、「自由を模索するのは本当はとても難しいこと。それには色々と寄り道が必要になる。寄り道する才能、言い換れば「遊び」ができる作家、それは柴田剛だろうと思いついてから迷いはなかった」とYCAMキュレーター/本作プロデューサーの杉原永純氏は柴田監督の招聘の理由を語る。また「この映画には、不思議なことや、特徴的な人物が出てくるが、それらは実際にカメラの前で起きていること。特別な仕掛けはこの映画にはない、ただ「遊び」に、たまたまその場に出向いただけである。信じられないかもしれないけど」とも語っており、一体「ギ・あいうえおス」は何に遭遇したのか? 正に第六感を信じて映画制作に挑む柴田剛にしか作れない、本作の内容に期待が高まるところだ。

(C)Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] / Go Shibata
(C)Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] / Go Shibata
(C)Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] / Go Shibata
(C)Yamaguchi Center for Arts and Media [YCAM] / Go Shibata

ストーリー

は、世界を奏でる―
広大な草原に一台の車「くじら号2」が通過る。車には謎の男たち「」が乗ってる。はバンドる。楽器を持たず、映画制作のツールを用て音楽を奏でるよに映画をつくる。訪れた土地と、実際にそこに住

スタッフ

監督:柴田剛
原案:柴田剛
プロデューサー:杉原永純
ラインプロデューサー:酒井力
撮影:高木風太
録音:森野順
整音:森野順
美術:西村立志
編集:柴田剛

キャスト

柴田剛 ギ・あいうえおス Gui 0
西村立志 ギ・あいうえおス Gui 1
森野順 ギ・あいうえおス Gui 2
堀田直蔵 ギ・あいうえおス Gui 3
酒井力 ギ・あいうえおス Gui 4
高木風太 ギ・あいうえおス Gui 5
松本哲生 ギ・あいうえおス Gui 6
加藤至 ギ・あいうえおス Gui 7/ヒスロム
星野文紀 ギ・あいうえおス Gui 8/ヒスロム
吉田祐 ギ・あいうえおス Gui 9/ヒスロム
VP-MONCHI ギ・あいうえおス Gui ?
AbRabbi  油火
益田文和
岩本守夫

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