偶然の恋人
原題:Bounce
2大アカデミー賞スターが贈る、この春最高のラブ・ストーリー 愛しているから、言い出せない
2000年11月17日全米公開
2000年/アメリカ/DTS , Dolby Digital , SDDS/ 配給:アスミック・エースエンタテインメント
2001年8月24日DVD発売/2001年8月24日ビデオ発売&レンタル開始 2001年3月3日より渋谷東急ほか松竹・東急系にて恋するロードショー!
公開初日 2001/03/03
公開終了日 2001/04/06
配給会社名 0007
公開日メモ バディとアビー、偶然の出会いと二人の恋の予感。でも本当は「偶然」ではないことは、彼だけが知っていて・・・ ベン・アフレックとグウィネス・パルトロウの2大スターアカデミー賞スター共演の感動のラブ・ストーリーでこの春は決まり! プライベートでもかつて恋人同士、破局が報じられる今も恋の噂が絶えないこの2人が、近年にないステキな恋物語をみせる!
解説
ラヴ・ストーリーに最も期待するのは、いったい誰が主役のカップルを演ずるのかということ。魅力的な2人がどのように出逢い、そしてどのように恋に落ちていくのかが一番の楽しみである。本作『偶然の恋人』もその期待に応えるべく嬉しい2人が顔をそろえた。主役の男性バディには『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でアカデミー賞脚本賞を受賞し、大作『アルマゲドン』そして最新超大作『パール・ハーバー』の主演と今やハリウッド引っ張りだこのベン・アフレック。そしてもう一方の女性の主役アビーには、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、近作『リプリー』でも繊細な演技を披露したグウィネス・パルトロウ。共に28歳という若さで名声、実力とも申し分のない2人とあっては、期待しない方が無理というもの。しかもプライベートではかっては恋人同士、破局が報じられた今も恋の噂が絶えないこの2人は、いったいどんなステキな恋物語を見せてくれるのだろうか?
監督は、本作が2作目の監督兼脚本作となるドン・ルース。自らの脚本による監督デビュー作『熟れた果実』(98/V)は、インディペンデント・スピリット・アワード最優秀脚本賞、最優秀処女作賞を受賞し、主演のクリスティーナ・リッチがナショナル・ボード・オブ・レヴュウ主演女優賞を受賞、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にもノミネートされるという快挙を成し遂げた。続く本作はその期待を一身に背負い、運命や偶然が愛に集約されていく形をこれ以上ない最高のキャスティングで、実に丁寧に創り上げている。さらに、新しい監督の才能の下には熟練されたスタッフが集結した。『マルコヴィッチの穴』『ゲーム』『スリーパーズ』『ワイルド・アット・ハート』など斬新な作品を世の中に送り出し続けるスティーヴ・ゴリンは『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の製作総指揮を手掛けたマイケル・ベスマンと共に製作を担当。撮影監督には『ゆりかごを揺らす手』の他、近年ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ブギーナイツ』『マグノリア』など一連の作品を担当しているベテラン、ロバート・エルスウィット。プロダクション・デザイナーは20年あまりの経歴をもつ『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』のデイヴィッド・ワスコ。衣装は初監督作品からコラボレーションを組むピーター・ミッチェルが名を連ね、新旧世代が入り交じって確かな手応えのある作品を生み出す事に成功している。そして、この作品の最大の要である主人公の2人、ベン・アフレックとグウィネス・パルトロウは、共に28歳の若さですでにオスカーを手にした才気を本作でも披露、演技以上の感動を私たちに与えてくれる。また事故死するアビーの夫グレッグ役には『ゴースト/ニューヨークの幻』のトニー・ゴールドウィンが挑戦。短い出演シーンにも関わらず、その存在感が物語の全編を通して影響を与えており、スタッフの期待に見事に応えている。バディが空港で出会う美しい女性ミミを演じるのは『スピーシーズ/種の起源』で映画デビューを果たし、出演作が目白押しのナターシャ・ヘンストリッジ。バディの辛辣な部下に『ラストサマー』『ビーン』のジョニー・ガレッキ、バディのビジネス・パートナーに『スピード』匡ホワット・ライズ・ピニース』のジョー・モートンがあたり、作品にコミカルな部分と深みを添える。そして子役の2人、10歳の長男スコットを演じるのは『ホームアローン3』に主演、『ターザン』で子供時代のターザンの声を担当したアレックス・D・リンツ、6歳の次男ジョーイには『ギャラクシー・クエスト』に出演のデイヴィッド・ドーフマン。子供らしい純粋無垢な姿を印象的に演じ、見るものの感動を誘ってしる。
ストーリー
ロサンジェルスの広告代理店に勤めるヤングエグゼクティヴのバディ。ある日、彼は出張先のシカゴの空港で大雪に遭った際、家族のもとに帰路を急ぐ男に自分の早い便のチケットを譲ってあげる。一方、シカゴから帰ってくる夫を待っていたアビー。その全く世界の違う2人に飛び込んできた深夜のニュースは、バディが乗るはずだった飛行機の墜落事故を報じていた。しかもバディの代わりに乗っていた男性は、なんとアビーの夫だった。バディは罪の意識に苛まれ、そしてアビーは悲しみに暮れるしがなかった。数ヶ月後、バディは自分のせいで不幸に見まわれた家族を訪ねてみようと決意する。そこには、2人の子供を抱え、一生懸命人生をやり直そうとする気丈なアビーの姿があった。彼女の前に現れたバディだったが、本当の事を言い出せぬまま、2人はやがて恋に落ち、関係を深めていく。ある日、このままではいけなしら思ったバディは、真実を伝えめと決心するのだが..。
スタッフ
監督・脚本:ドン・ルース
製作:スティーヴ・ゴリン
マイケル・ベスマン
キャスティング:パトリック・J・ラッシュ
シャロン・クライン
衣裳:ピーター・ミッチェル
音楽監修:ランドール・ポスター
音楽:マイケル・ダナ
キャスト
バディ・アマラル:ベン・アフレック
アビ—・ジャネロ:グウィネス・パルトロウ
グレッグ・ジャネロ:トニー・ゴールドウィン
ジム・ウィラー:ジョー・モートン
ミミ:ナターシャ・ヘンストリッジ
LINK
□IMDb□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す