アジア三面鏡2016:リフレク ションズ
第29回東京国際映画祭
2016年/国/カラー/??分/ 配給:?????
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解説
東京国際映画祭と国際交流基金アジアセンターが共同製作する本作は、東京国際映画祭が初めてオムニバス映画製作を手がける記念すべき作品です。新しい試みとなるシリーズの第1弾として、『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』が誕生しました! 言葉や文化が違う人々が≪映画≫という共通言語のもと集まり、ひとつの映画が製作されました。東京国際映画祭の新しい歴史がスタートします!
「アジア三面鏡」シリーズ第1弾は、「アジアで共に生きる(Live together in Asia)」をテーマに、日本とカンボジア、フィリピン、マレーシアを舞台に各国間を行きかう人々の生きる姿を描いた本作。
時代と文化を反響させ、新しい光を生み出すという意味を込め、本作品のタイトルは『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』に決定いたしました。
アジアを代表する3名の監督が集結。才能豊かな3名の監督が映し出したのは、アジアの過去と現在。それは不法滞在者、高齢化問題、内戦と復興など、問題を抱えながらその時代、その場所で生きる人々の姿を通じて、アジア人としてのアイデンティティや生き方を問いかける作品となっております!
■ 3名の監督+作品概要 ■
フィリピン、日本、カンボジア。アジアを代表する気鋭監督が集結‼
ブリランテ・メンドーサ監督 「SHINIUMA Dead Horse」
日本を不法滞在で追われ、故郷フィリピンに数十年ぶりに帰ることとなる男の心の内に接近するストーリー。苦境に見舞われながらも逞しく誇り高く生きる自国の人々を巧みに描くメンドーサ監督が、北海道帯広、マニラを舞台にナショナリティを失ったことに伴う人生の喪失について描きます。主演は、フィリピンで最も尊敬される俳優のひとりで『ボーン・レガシー』(12)などハリウッド映画でも活躍するフィリピンの名優、ルー・ヴェローソ。
行定 勲監督 「鳩 Pigeon」
かつては日本軍が駐留し、現在多くの日本人高齢者が余生を過ごすため移住するマレーシアが舞台。日本から移住し、鳩舎のある屋敷で家族と離れて暮らす孤独な老人を中心に、息子との確執、そしてヘルパーの若いマレーシア人女性と心の交流を描き出します。また、舞台となるペナン島で起きた太平洋戦争の遠い記憶が、余生を送る老人につながっていきます。主演は日本映画界の重鎮、津川雅彦。相手役はマレーシアの故ヤスミン・アフマド監督のミューズ、シャリファ・アマニ。老人の息子役として永瀬正敏が出演します。
ソト・クォーリーカー監督 「Beyond The Bridge」
日本とカンボジアを繋ぐ時代を超えたラブストーリー。初監督作『シアター・プノンペン』(14)に続き、2作目となる本作ではふたつの時代にカンボジアで出会った男女の恋愛模様を同国の内戦の歴史、そしてプノンペンに実在するカンボジア日本友好の橋、《日本橋》を軸に描きます。主演は映画、テレビ、舞台など国内外数々の作品で活躍する加藤雅也。相手役はカンボジアより宮本亜門演出の舞台「ライ王のテラス」への出演が記憶に新しいチュムヴァン・ソダチヴィー。
ストーリー
スタッフ
「SHINIUMA Dead Horse」
監督:ブリランテ・メンドーサ
キャスト: ルー・ヴェローソ
「鳩 Pigeon」
監督:行定勲
キャスト:津川雅彦 シャリファ・アマニ 永瀬正敏
「Beyond The Bridge」
監督:ソト・クォーリーカー
キャスト:加藤雅也 チュムヴァン・ソダチヴィー 重松収
製作:国際交流基金アジアセンター、ユニジャパン(東京国際映画祭)
特別協賛:IMAGICA
統括プロデューサー:久松猛朗
キャスト
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