死神ターニャ
2013 第26回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門出品 LA EigaFest 2013招待上映 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014フォアキャスト部門招待 福岡インディペンデント映画祭2014最優秀作品賞/俳優賞:芹澤興人&岡田あがさ アジアンフォーカス・福岡国際映画祭2014招待 メイドイン釜山独立映画祭2014招待
2013年/日本/カラー/80分/ 製作・配給:Grand Master Company 宣伝協力:ニューシネマワークショップ
2016年08月03日よりDVDリリース 2015年3月28日より新宿K's cinemaにてレイトショー
公開初日 2015/03/28
配給会社名 1591
解説
○新感覚エンタテイメント映画の誕生
死神は涙を流すと人間になれる。しかし人間に乗り移った死神が出会ったのは、あらゆる災いを引き起こす女だった。涙というキーワードでしっとり泣ける映画だと思ってしまったら要注意。なぜなら死神はハンバーグを食べるために人間になったのだから。死神というキーワードで一歩引いてしまっても要注意。なぜなら死神以外の神々も出てくるのだから。そのような物語をコミカルかつ真剣に、さらにハイテンポで描き、たたみかけるように展開することで、新たなグルーヴを生み出すことに成功した。新感覚エンタテインメント映画の誕生である。ダブル主演の芹澤興人と小堀友里絵はもちろん、脇を固める個性的なキャスト陣にも要注目。(東京国際映画祭作品紹介より)
○個性派俳優が結集
独特の風貌で「舟を編む」「福福荘の福ちゃん」等の作品に出演する芹澤興人と現在、声優としてアニメ「妖怪ウォッチ」で声の出演をしている小堀友里絵がダブル主演。
宮本亜門や白井晃演出の舞台等演劇界での活躍が目覚ましい岡田あがさ、原田裕司監督や今泉力哉監督など次世代監督の作品に多数出演する竹田尚弘など様々な場で活躍する個性的な俳優が勢揃いしてコミカルに独特のキャラクターを演じている。
○短編「カリカゾク」で注目された塩出太志監督の長編デビュー作
形だけの家族のつながりをちょっとかわった女子高生の視点でハイテンション&ハイテンポに描いた短編映画「カリカゾク」(2012年製作/20分)がLA EigaFestゴールデンジパング賞&観客賞をはじめ、国内外で10の映画祭で14の賞を受賞し、本作の製作に臨んだ。
○死神ウォッチ=死神メーク、黒いオーラにも注目!
「死神」は、合計4人(人ではないが)登場。それ以外にも「貧乏神」「疫病神」とありがたくない神が登場するのでそこにもウオッチ!低予算ながらかなり精巧にメイクを施し、黒い煙のオーラの視覚効果もこの作品の世界観の重要なファクターとなっている。メジャー作品でなくてもここまで出来るというスタッフの意気込みが見える。
ストーリー
人間の死に立ち会うだけの死神は、退屈な日常を過ごしていた。
ある日ハンバーグを食べたくなり、仲間と死んだ人間の肉体に魂として乗り移り人間の姿となった。ただし2日後の午前0時までに涙を流さないと魂ごと消滅しまうのだった。
死神は、交通事故に遭って死んでしまった英雄の肉体に乗り移った。英雄を轢いてしまったのは疫病神が取り憑いている女、谷屋=ターニャだった。
事故が原因で英雄が記憶喪失になったと勘違したターニャは、記憶が戻るまで英雄と過ごす。そんな中、英雄の過去が明らかになる。悪い仲間と強盗殺人をして盗んだ金を持ち逃げしていたので仲間が探していたのだった。
ターニャ達に次々と災いがふりかかり、人間になった死神仲間とその恋人の男、英雄の恋人、そして強盗殺人の仲間達などが入り交じり、災いの渦はさらに拡大していった。
2日が経とうとしていた。このままでは、消滅してしまう英雄をターニャは・・・。
スタッフ
監督・脚本・編集・撮影:塩出太志
助監督・撮影:田村専一
助監督:吉田真由香
録音:池田 淳
照明:羽切裕介、新井健市
小道具・衣装製作:佐藤美百季
制作:高嶋義明
特殊メイク:陸田千春、懸樋杏奈、田原美由紀
視覚効果・撮影:佐藤稔浮
音楽:長澤成啓
プロデューサー:露木栄司
協力:深谷フィルムコミッション、ニューシネマワークショップ、愛しあってる会(仮)
製作: Grand Master Company
キャスト
芹澤興人
小堀友里絵
岡田あがさ
竹田尚弘
松本高士
河嶋健太
桜木梨奈
長岡明美
箱田友紀
岡本裕輝
大高健二
五十嵐さゆり
ほりかわひろき
仁後亜由美
星野祐樹
矢島康美
小田学
下川邉寿美
萩原正道
香取剛
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