原題:Rudderless

2014年サンダンス映画祭プレミア部門/クロージング作品 名優ウィリアム・H・メイシー初監督作品

2014/アメリカ/カラー/105分/DCP 配給:ファントム・フィルム

2015年08月04日よりDVDリリース 2015年2月21日(土)より、全国公開‼

© 2014 Rudderless Productions LLC. All Rights Reserved.

公開初日 2015/02/21

配給会社名 0442

解説


本作で監督デビューを飾ったのは『ファーゴ』や『マグノリア』での味のある存在感で知られる名優ウィリアム・H・メイシー。長年撮影現場で生きてきた経験と演技からもにじみ出るペーソスとユーモアを活かし、良質な人間ドラマと音楽を見事に融合させてみせた。ストレートな感動だけでなく、衝撃的な“秘密”を持った秀逸な脚本を書き上げたのは、インディーズ界注目の新進コンビ、ジェフ・ロビンソンとケイシー・トウェンター。主演は『ビッグ・フィッシュ』のビリー・クラダップ。彼のギターの腕前は『あの頃、ペニー・レインと』で披露しているが、本作でもクエンティン役のアントン・イェルチンと共に吹替えなしで歌とギターを担当。その他『スプリング・ブレイカーズ』のセレーナ・ゴメス、『トランスアメリカ』でオスカー候補になりメイシーの妻でもあるフェリシティ・ハフマンらが脇を固める。音楽を奏でる喜びに包まれる演奏シーンの数々、そしてすべての人に語りかけるようなクラダップの歌声に、誰もが魅了されずにはいられない。

ストーリー




ろがテレビに映し出されたのはジョシュが通う大学で起きた銃乱射事件の速報ニュース。ジョシュは帰らぬ人になってしまったのだ。
その2年後。会社を辞めてからは荒んだボート暮らしを送るサムを、別れた妻が訪ねてくる。「あの子の音楽好きはあなた譲りだから」と渡されたのは、生前にジョシュが書き溜めていた自作曲の歌詞とデモCD。曲を聴いたサムは、ジョシュが何を思い、何を感じて暮らしていたのかをまったく知らなかった自分に気づく。ジョシュが遺したギターでジョシュの曲を爪弾くようになり、場末のライブバーの飛び入りステージに参加する。酔客の喧騒の中、サムの演奏に魅了されたのはロック青年のクエンティンだった。「あの曲はもっと多くの人に聴かせるべきだ」と力説する情熱に押し切られ、親子ほど年の違うクエンティンと“ラダーレス”というバンドを組むことに。
次第に人気を集めていくが、実はサムには喝采を浴びることができない理由があった……。

スタッフ

監督:ウィリアム・H・メイシー

キャスト

ビリー・クダラップ
アントン・イェルチン
フェリシティ・ホフマン
セレーナ・ゴメス
ローレンス・フィッシュバーン
ウィリアム・H・メイシー

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