原題:CAPE NOSTALGIA

2014年映画最大の話題作!吉永小百合×成島出監督 共同企画で贈る、愛しく切なく、温かい物語。

2014年/日本/カラー/117分/ 配給:東映

2015年04月08日よりDVDリリース 2014年10月11日(土)公開

©2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会

公開初日 2014/10/11

配給会社名 0004

解説


吉永小百合×成島 出 共同企画 映画『ふしぎな岬の物語』
作品の舞台は、海があり、花畑があり、穏やかな生活が日々営まれている、どこか懐かしさ漂う里。その岬の先端に立つ小さなカフェに集まる人々と女店主の心温まる交流を描く。
企画は、日本を代表する映画女優・吉永小百合と『孤高のメス』など数々の名作を世に送り出してきた成島 出が共同で担当。互いの作品を通じ尊敬し合っていた2人が出逢ったのが、「虹の岬の喫茶店」(幻冬舎文庫)だった。
「この優しく温かい物語を映画にして観客に届けたい」と思いが一致。吉永は50余年の映画人生で初めて、成島と共に「企画」に名を連ねることとなった。

日本映画界を代表する豪華キャスト&スタッフが集結
出演は、吉永演じる悦子を献身的に守り続ける甥・浩司役に阿部寛。音信不通だったが、突如里に戻ってきた常連客の娘・みどり役に竹内結子。30年間カフェに通い続け、悦子と浩司を支えてきた人情派・タニさん役に笑福亭鶴瓶と、錚々たる俳優陣が名を連ねる。
撮影は、『半落ち』など日本映画界を牽引する長沼六男。個性溢れる愛すべきキャラクター達をフィルムに焼き付ける。脚本は加藤正人と安倍照雄が担当し、新たな成島ワールドを構築する。
そして、2人が奔走する姿に映画界を超えて力が寄せられた。日本を代表するイラストレーター・和田 誠が本作の題字デザインを、世界的デザイナーの鳥居ユキが柏木悦子の衣裳デザインを手がける。2人の熱き想いに応えるように、俳優陣・スタッフとも最高の力が集結。本作を華やかに彩っていく。
撮影は2014年2月にクランクイン。東映東京撮影所と原作のモチーフとなった喫茶店が実在する千葉県明鐘岬を中心にロケーションを敢行。吉永と成島が思い描く理想の里で、愛しく切なく、温かい物語が動き出す。

ストーリー









こんな懐かしい里 あったっけ!?

海の向こうに富士山を望む、のどかな里。花畑や学校、病院、教会が点在する中に、里の住人たちが集うカフェがある。岬の突端に立つ、その名も「岬カフェ」。漁師や農家、医師、牧師に警官まで、みんなのお目当ては、店主の柏木悦子(吉永小百合)がいれる一杯のコーヒーだ。悦子のこだわりは、何でも屋を営む甥の浩司(阿部 寛)と毎朝汲んでくる小島の岩清水。悦子がお客さんの幸せを祈っていれたコーヒーを飲むと、みんなの心は軽く元気になるのだった。
45歳の浩司は、店の隣の掘っ立て小屋に住み悦子を見守ってきた。思い込みが激しく、問題を起こすこともたびたび。漁師の徳さんと衝突し家を飛び出した娘のみどり(竹内結子)が数年ぶりに里に帰ってきた。久しぶりにみる彼女は何かに傷ついている様子。30年来の常連客、不動産屋のタニさん(笑福亭鶴瓶)は、悦子と浩司の一番の理解者であったが、別れの時が近づいてくる…。
悦子と住人たちが穏やかに暮らしてきた里に、変化の風が吹き始めた——。

スタッフ

企画:吉永小百合、成島 出
原作:森沢明夫「虹の岬の喫茶店」(幻冬舎文庫) 
脚本:加藤正人、安倍照雄
撮影:長沼六男 
衣裳デザイン:柏木悦子、鳥居ユキ 
題字:和田 誠
監督:成島 出

キャスト

吉永小百合
阿部 寛
竹内結子
笑福亭鶴瓶

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