原題:SELF-REFERENTIAL TRAVERSE: ZEITGEIST AND ENGAGEMENT

第61回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門 正式出品作品

2010年/韓国/カラー/73分/ 配給:スリーピン

2013年6月29日よりシアター・イメージフォーラムにてレイトショー

公開初日 2013/06/29

配給会社名 0242

解説


父をたずねて三千里、ポドリ君が行く

韓国で異例の上映禁止処分の映画が日本上陸!!
韓国警察のマスコットキャラクター、ポドリ君の父親は
韓国大統領だった!?

韓国映画界の”恐るべき一卵性双生児”キム兄弟の片割れ、キム・ソン監督が贈る韓国警察のマスコットキャラクター、ポドリ君の父を訪ねて三千里の物語

忠実な警察官ポドリ君は、父親であるイ・ミョンバク大統領へ愛情を示すため、今日も放水銃で暴徒たちを鎮圧し、秩序を乱す不衛生な害獣=ネズミたちの駆除に精を出す。いくらポドリ君が頑張ってもメールの返事さえくれない父。激しく父の愛を求めるポドリ君はついに意を決し、長い旅への準備を始めるのだった…。行く手を阻む暴徒たちを乗り越え、ネズミを統率する笛吹き女のエロティックな誘惑を耐え忍び、アクション映画さながらに突き進む。その先に待っていたのは、ポドリ君の求める愛そっちのけで呪術に耽り、陰謀を巡らすイ・ミョンバクとパク・クネの2人の韓国大統領だった!!

本気かパロディか?
ストップモーションアニメとニュース映像とドキュメンタリーと
パンク精神が融合したアナーキーな映画が誕生した!!

「がきデカ」のこまわり君のごとく、秩序を旗印に破壊を尽くすポドリ君。世界の映画祭で注目されるキム・ソン監督(『資本主義党宣言 万国の労働者、蓄積せよ!』(2004)、『アンチ・ガス・スキン』(2010)、『ホワイト』(2010)いずれもキム・ゴクと共同監督)は、ヤン・シュヴァンクマイエルやクエイ兄弟から影響を受けた、実写とストップモーションアニメを融合したスタイルと、強烈な風刺・パロディ精神で現代の韓国社会を皮肉る。そのギリギリの表現ゆえに、韓国で前代未聞の上映禁止となった超・問題作が遂に日本に上陸する!

ストーリー





スタッフ

監督・脚本・撮影:キム・ソン

キャスト

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