最愛
原題:LOVE FOR LIFE
2011 年/100 分/北京語 配給:ツイン
2012年12 月15 日(土)よりシネマート六本木にてロードショー
(c)2012, Irresistible Delta Limited, Edko Films Limited, Sil-Metropole Organisation Limited. All Rights Reserved.
公開初日 2012/12/15
配給会社名 0251
解説
2011年中国全土で大ヒットを記録し、観客を感動の渦に巻き込んだラブ・ストーリーの傑作。90年代、中国の貧困にあえぐ農村で起きた、売血によってHIV(エイズ)患者が村人に蔓延した衝撃の実話を、チャン・イーモウ、チェン・カイコー作品を手掛けた名カメラマンとして知られ、監督としても「孔雀 我が家の風景」などで世界でも高く評価を受けるクー・チャンウェイが映画化。HIV感染によって差別を受け、村人や家族からも見捨てられ隔離された男女が、絶望の淵から愛を育み、ひた向きに生きようとする姿を、切なくも優しく情感を込め描いている。主演にアジアを代表するトップスター、チャン・ツィイー、アーロン・クォックの豪華共演が実現。体当たりで役に取り組み、迫真の演技を見せている。撮影はヤン・タオとクリストファー・ドイルが担当。中国の原風景を映像美溢れる世界観で映し出している。ローマ国際映画祭では世界の観客と映画人から歓迎を受け、チャン・ツィイーが見事個性的女優賞(Lancia Elegance and Temperament Award)を受賞した。
ストーリー
90年代の中国、山間部の貧しい村、娘娘廟村では、村人の斉全(プー・ツンシン)が金欲しさに村人たちに売血を勧めていた。しかし注射器の使い回しによりHIV感染が蔓延してしまう。斉全の弟の得意(アーロン・クォック)も感染してしまった。事態を重く見た村の小学校を管理している二人の父親の柱(タオ・ザール)は「責任を取ると」言い、感染者たちを廃屋となった学校に隔離し共同生活を始めた。感染者たちと共に暮らし始めた得意も妻にも見捨てられ、寂しさを募らせる。そんなある日、一人の女性、琴琴(チャン・ツィイー)がやって来た。彼女もまた感染者で、夫や家族に見捨てられた身だ。互いの境遇が同じである事を感じ取った二人はやがて愛し合う。しかし、それは許されざる愛だった…。
スタッフ
監督: クー・チャンウェイ
脚本: クー・チャンウェイ
ヤン・ウェイウェイ
撮影: ヤン・タオ
クリストファー・ドイル
キャスト
チャン・ツィイー
アーロン・クォック
プー・ツンシン
LINK
□公式サイト□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す