原題:Trouble with the Curve

映画のレジェンドがスクリーンに還ってくる

「人生の特等席」予告編:web限定日本へコメント付き 2012年11月23日(金)より 全国ロードショー (c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

2012年/アメリカ/カラー/??分/ 配給:ワーナー・ブラザース映画

2014年11月12日よりDVDリリース 2013年04月10日よりDVDリリース 2012年11月23日(金)より 全国ロードショー

(c)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

公開初日 2012/11/23

配給会社名 0085

解説


今年で82歳を迎えるクリント・イーストウッドは、自らが監督/主演を務めた2008年の『グラン・トリノ』をもって「もう積極的に役は探さない。」と語り実質的な俳優引退宣言を行なっていた。しかし、本作の監督は『マディソン郡の橋』(95)以来17年に渡りイーストウッドから直接映画作りを学んだロバート・ロレンツ。

ロバート・ロレンツは『グラン・トリノ』(08)撮影中のデトロイトで監督をやりたいという希望を伝え、イーストウッドは唯一彼の“弟子入り”を認めた。「監督という仕事を学ぶのに彼以上の師匠はいないよ。私はとにかく何でも吸収した。クリントはいい意味でとても昔かたぎで、映画の事を他の誰よりも理解している。」と師匠について語るロバート・ロレンツ。イーストウッドは撮影中、見守るようにモニター見つめていたという。ロバート・ロレンツは「とにかく完璧に準備した。一瞬でも迷いは見せられなかった。撮影が始まってある時点まで彼(イーストウッド)は私を観察していて、力を見極めようとしているのを感じたよ」と緊張感のある現場だった事を振り返る。
愛弟子のため・映画の魂を引き継ぐためにカメラの前に戻ったクリント・イーストウッドは本作『人生の特等席』で4年ぶり、そして、自身の監督作以外では『ザ・シークレット・サービス』(93)以来実に19年ぶりとなる俳優復帰を遂げた。

『ミリオンダラー・ベイビー』『グラン・トリノ』では主演を務め世界中に深い感動を刻み込んだクリント・イーストウッドが俳優として最後(?)に選択した作品は、絆を受け継ぐ(繋げる)者への感動物語。

ストーリー

大リーグの伝説的なスカウトとして何十年も活躍してきたガス(クリント・イーストウッド)は、視力が弱ってきている今、年齢による衰えをごまかしきれない。
それでも引退するつもりの無いガスに対しアトランタ・ブレーブスのフロントは疑問をも持ち始める。
そんな苦しい立場に追い込まれているガスを助けられるかもしれない人物は唯一の家族、娘のミッキー(エイミー・アダムス)。
彼女がスカウトに同行し、ガスの目の代わりを務めることだった。
しかし、2人の関係は良好とはいえない。
ガスは妻を亡くしたとき、シングル・ファーザーとして子育てをする心構えができておらず2人は長く一緒に生活をすることができなかった。
幼いミッキーにとって父は常に遠い存在だった。
そして今でもその関係は変わっていない。
だが、不本意ながらも、そして、ガスの抵抗を受けながらも、ミッキーはスカウトのためガスに付き添うことになる。
仕方なく何年ぶりに一緒に過ごすうちに2人はお互いを見つめなおし、今までガスが何も語らなかった長く秘められてきた真実が明らかになっていく…。

スタッフ

監督:ロバート・ロレンツ
脚本:ランディ・ブラウン
製作:クリント・イーストウッド、ロバート・ロレンツ、ミシェル・ワイズラー
製作総指揮:ティム・ムーア

キャスト

クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』『グラン・トリノ』、
エイミー・アダムス『魔法にかけられて』『ナイト ミュージアム2』『ザ・ファイター』、
ジャスティン・ティンバーレイク『ソーシャル・ネットワーク』『TIME/タイム』、
ジョン・グッドマン『モンスターズ・インク』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』『アーティスト』、
ロバート・パトリック『ターミネーター2』『父親たちの星条旗』、
マシュー・リラード『スクリーム』『ファミリー・ツリー』

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