スイートハート・チョコレート

日本でのクランクイン、製作開始にともない３月２７日に多面的な支援をいただいた北海道夕張市市長を交えて、監督、主要キャスト、プロデューサー、中国出資会社の代表が北海道同庁の場を借りて製作発表を行う運びとなりました。

２００８年中国で公開（２０１０年日本でも公開）された中国映画「狙った恋の落とし方。」（中国原題：「非誠勿擾」フォン・シャオガン（馮小剛）監督）は、中国国内では興業収入約１００億円と現代劇では歴史的大成功を収め、中国での北海道ブームを作り出しました。
日中合作映画『スイートハート・チョコレート（中国題：甜心巧克力）』は、中国で人気、認知度の高い北海道を舞台にした大人のラブストーリーであると同時に、冬の北海道・夕張という新たな魅力を伝える映画として中国の観客の心を魅了する映画です。

そして、この映画の最大の特長はキャストです。２００８年巨匠ジョン・ウー監督の「レッドクリフ」で絶世の美女「小喬」役でスクリーンデビューし、フジテレビ系月9ドラマ「月の恋人〜Moon Lovers〜」の出演やCMで日本でも人気の高い林志玲（リン・チーリン）と、篠原哲雄監督自らの発案と中国側女性スタッフの強い支持もあり決まったという池内博之は一目見たら忘れない強烈な個性、ワイルドさと繊細さを兼ね備え、デビュー以降強い存在感でファンを魅了し続けている。篠原監督とも「昭和歌謡大全集」で仕事もしており、そんな二人の共演は、視覚的なにも鮮烈なインパクトをもって中国、アジアの観客の鮮烈な印象で心を射止め、心掴むことと確信する。
もう一人主要人物を演じる福地祐介（現在単身で台湾に渡りファッション誌やCMでも活躍する注目の新星）、さらには林志玲（リン・チーリン）の友人役陳廷嘉は既に日本人スタッフの心を掴むなど主演の林志玲（リン・チーリン）、池内博之の華やかな共演にフレッシュなキャストが加わることで映画に新鮮さを加味することとなり、このキャスティングが日中合作映画『スイートハート・チョコレート（中国題：甜心巧克力）』の最大の魅力となっている。

また、監督は多彩な才能で多くのラブストーリーを手掛けてきた篠原哲雄監督（「月とキャベツ」「地下鉄（メトロ）に乗って」）が中国のプロデューサーや脚本家と議論を重ね練り上げた脚本を基に、新たなラブストーリーに挑戦します。今回集まった日中のスタッフは、幾つもの障害を払いのけ篠原監督の基結束しさらには言葉の壁を越えて今回の合作映画に取り組んでいます。
篠原監督が演出する新しいラブストーリー『スイートハート・チョコレート（中国題：甜心巧克力）』は、中国の観客の心にも強く伝わり、深く沁みわたり、記憶に残る映画になるとスタッフ一同確信しています。