原題:House of the Rising Sun

裏切りと暴力がひしめくアメリカ裏社会をえぐり出す、怒涛のハイブリッド・クライム・アクション!!

2011年/アメリカ/英語/90分/アメリカン・ヴィスタ/カラー/ドルビーデジタル/ 配給:エプコット 協力:角川書店

2012年5/19(土)より、シネマート六本木、シネマート新宿ほかにて 全国順次ロードショー

© 2011 Son of House Limited. All Rights Reserved

公開初日 2012/05/19

配給会社名 0463

解説


裏切りと暴力がひしめくアメリカの裏社会をえぐり出す、怒涛のハイブリッド・クライム・アクション!!
全米で絶大な人気を誇るプロレス団体“WWE”のスーパースター選手で、3度のヘビー級王座に輝き、2010年に惜しまれつつも引退した“野獣”バティスタ。名実ともに人類最強の男である彼はこの記念すべき初主演作で、強靭な鋼の肉体を存分に活かした骨太アクションを見事に体現している。しかし本作はそれだけではない。元刑事の実体験を基に描かれた、警察とマフィアとの抗争と裏取引、権力争いによる裏切りの連鎖、そして衝撃のクライマックスー。緻密に練られた脚本、手に汗握る只ならぬ緊迫感が終始漂う映像、そして背筋が凍りつくようなバイオレンスシーンは、過去の肉体派俳優が出演した数々のアクション映画を遥かに超える興奮を巻き起こし、観る者すべてを釘付けにする。
元刑事で刑務所から出所して間もないレイは、ストリップクラブで違法カジノでもある「House of the Rising Sun」の用心棒として働いていた。ある日、クラブがギャングの強盗に襲われる。元同僚の刑事に無理やり協力を求め犯人を探していくのだったが、レイが昔逮捕した者たちの犯行だったことが判明する。共犯を疑われたレイは、自らの潔白を証明するために強盗犯を捕まえようとするのだったが、見つけ出した時にはすでに何者かによって殺されていた。証言者が全員いなくなり、そして巧みな罠に陥れられ警察からも追われる身となったレイだったが、元恋人のジェニーの協力のもと、ついに事件の黒幕を見つけ出すのだったが・・・。
脇を固めるのは、ジェイソン・ステイサム主演作『アドレナリン』で体当たりのアクションを披露したエイミー・スマート、ドラマ「プリズン・ブレイク」で主役マイケルの兄リンカーン役で大人気となったドミニク・パーセル、そして数々のアクション映画に出演し『マチェーテ』での怪演で強烈な印象を残したダニー・トレホなど、今注目の俳優たち。
150万ドルの予算をかけて製作された本作は、アメリカで開催されているアクション・オン・フィルム国際映画祭でHitflics.com Performer Award、Hitflics.com Excellence in Film & Video – Feature Awardを受賞。すべてのアクション映画ファンを虜にする、衝撃の話題作が、ついに日本上陸となる!!

ストーリー



元刑事で刑務所から出所して間もないレイは、ストリップクラブで違法カジノでもある「House of the Rising Sun」のオーナー・ヴィニーに雇われ、用心棒として働いていた。

ある日、クラブが強盗に襲われる。レイは警察の介入を避けるため無駄な騒ぎを起こさぬよう強盗犯に従うが、その過程でヴィニーの息子が殺され、30万ドルもの大金が盗まれてしまう。ヴィニーの右腕トニーは、当時クラブから姿を消したレイの部下ウォルターがそれ以来行方不明になっていることもあり、レイが強盗の共犯者である可能性をほのめかす。ヴィニーはレイに犯人を生きたまま連れてくる様ように命じ、カジノを取り仕切るマフィアのボス・カルロスは殺し屋チャーリーにレイの監視をさせるのだった。

濡れ衣を晴らせなければ刑務所に戻されるか殺されてしまうレイは、行方をくらましていたウォルターを探し出すが、何者かによって殺された後だった。そして警察時代の同僚であり、悪徳刑事であるジミーに無理やり協力を求め、強盗事件の際に利用された銃弾が別の事件のものと一致しているという情報を聞き出す。そこで銃の所持者を探し出すも、その男もすでに殺されていた・・・。

ジミーから入手したファイルを元に強盗犯の正体をつきとめていくと、彼らはレイが刑事時代に逮捕した者たちであることが判明する。そして、レイに悪事を暴くと脅され協力させられていたジミーは、過去に強盗犯とレイとの間に関係があったという情報をトニーに売り、レイを処分するように伝える。そこでトニーはレイをヴィニーのもとへ突き出そうとするが、レイは命からがら逃げ出し元恋人のジェニーの元へ逃げ込むのだった。ジェニーはレイが服役中、寂しさに耐えきれずにコールガールを始め、言い寄ってくるトニーとも関係を持っていたが、レイへの捨てきれない想いがあり協力する。

トニ−からの情報によって、ヴィニーすらも犯人はレイだと思い込むようになるが、そんな中で、カルロスに雇われたチャーリーはレイの無実を知っていた。レイから協力を頼まれたチャーリーは、トニーがレイを犯人に仕立て上げ、レイを雇ったヴィニーにその責任を負わせることによって、オーナーの座を奪おうとしているのだと告げる。そしてカルロスを味方につけるために、トニーは自分の妻をカルロスに差し出していることも。レイが身の潔白を証明するためには、トニーが黒幕であるという証拠をカルロスに示さなければならない。強力な助け舟を得たレイだったが、そんな2人の密会を知ったトニーは、チャーリーをおびき出し殺してしまう。そして、チャーリーの妻をも殺害し、警察にもレイを追わせるために更なる工作をするのだった。

レイは証言を得るために強盗犯の1人の元を訪れる。そこで、クラブの内部から強盗を手引きした人間の存在がいることを聞き出すが、その正体を証言できる他の3人の強盗犯は金の引き渡しの際に殺されていたことが明らかとなる。そして生き残ったその1人もレイに抵抗しようとし、不運にも死んでしまうのであった。警察からも追われ、証言者が全員いなくなり、更なる窮地に立たされたレイだが、ジェニーの協力の元、ついにトニーが黒幕であるというわずかな証拠を見つけ出す。そして、事件の真相をカルロスの元へ訴えに行くが・・・。

スタッフ

監督:ブライアン・A・ミラー(BRIAN A. MILLER)
脚本:チャック・ハストマイヤー(CHUCK HUSTMYRE)
製作:ジョン・G・カーボーン(JOHN G. CARBONE)
ジュード・S・ワルコ(JUDE S. WALKO)
ケリー・スラッテリー(KELLY SLATTERY)
マーク・サンダース(MARK SANDERS)
製作総指揮:ジョン・カーボン(JOHN CARBONE)
バリー・ブルッカー(BARRY BROOKER)
スタン・ワートリーブ(STAN WERTLIEB)
ダニエル・ジリル(DANIEL ZIRILLI)
デヴィッド・デファルコ(DAVID DeFALCO)
ランドール・エメット(RANDALL EMMETT)
共同製作:ブランドン・グライムズ(BRANDON GRIMES)
音楽:ノーマン・オレンスタイン(NORMAN ORENSTEIN)
編集:マーク・アルチエリ(MARK ARCIERI)
撮影:ウィリアム・ユーバンク(WILLIAM EUBANK)
美術:リア・ブコビッチ(LEAH VUKOVICH)
衣装デザイン:サブラ・テンプル(SABRA TEMPLE)
キャスティング:リンジー・チャグ(LINDSAY CHAG)

キャスト

レイ・・・デビッド・バウティスタ(David Michael Bautista, Jr)
ジェニー・・・エイミー・スマート(Amy Smart)
トニー・・・ドミニク・パーセル(Dominic Purcell)
カルロス・・・ダニー・トレホ(Danny Trejo)
チャーリー…クレイグ・フェアブラス(Craig Fairbrass)
ジミー・・・ブライアン・ヴァンダー・アーク(Brian Vander Ark)
ランドリー…ティム・フィールズ(TIM FIELDS)
ジョーイ…フランツ・クラインセク(FRANZ KLAINSEK)
ピーター…ジョン・G・カーボン(JOHN G. CARBONE)
ヴィニー…ライル・カノーゼ(LYLE KANOUSE)

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TVスポット::http://youtu.be/XN1xReZ7lBg
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