2011年/日本/カラー/56分/ 配給:バップ

2011年01月20日よりDVDリリース

©2011吉沢緑時(ヤングチャンピオン)/VAP

解説

思わず身震いするほどのトラウマ体験——。これが何気に、癖になるんです。
「ざんねんなこ、のんちゃん。 セーラー服トラウマ日記」は日常生活の些細なことにいちいち反応して心に深い傷を負ってしまうザンネンな女の子の物語。

主演には、思春期の男子のスーパーアイドル・みひろ!

脚本は『ゴールデンスランバー』や『アヒルと鴨のコインロッカー』の鈴木謙一。監督は『僕らはあの空の下で』の平林克理。この強力タッグによって、人間の「怖いモノ見たさ」という隠れた欲望を刺激する新感覚映像を作り出す!

…意外にも、のんちゃんのトラウマ体験に結構共感できるかもしれません。

ストーリー

花も恥らう女子中学生、竹ノ内のん。美少女であり、クラスに親友もいる、一見何の不幸もない女子中学生。しかし、絶望的ザンネンな出来事が彼女の心を何度も貫く。

第1話 トラウマ その1 「幸運の女神は…」

学校の休み時間。自らにミッションを課すのん。そのミッションとは…、「10秒以内に枝毛を見つけ出す!! 見つけ出せたら1週間丸々ラッキー、失敗すれば丸々最悪…」果たしてのんは、このミッションをクリアして輝かしい一週間を送れるのか!?

第1話 トラウマ その2 「テストの問題以前の問題」

テストの時間。先生のテスト開始の合図とともに一斉にペンを走らせるクラスメイツ。
のんは開始早々、人知れずペンが止まっている。
「竹ノ内のん」・・・
    「竹ノ内」・・・
        「竹」・・・???
竹の字はこれでいいのか!? 脳内をめぐる無数の「竹」の字の候補!!
のんはこの出口の見えない迷路を脱し、無事テストを終えられるのか!?

第2話 トラウマ その3 「机の下に…」

学生生活のビッグイベントの1つ「席替え」。
のんが狙うは、窓際後方の一等地! くじを引くその手に運命がかかる!!
のんの新しい席はどこになるのか? 新しい席に潜む新たなトラウマとは!?

第2話 トラウマ その4 「タピオカ状態」

タピオカ入りドリンクを飲むのん。狭いストローの中を少しずつ吸い上げられてくるタピオカ。
吸っては吐き、吸っては吐き、タピオカがストローの中で行き来する様を楽しむ。
最後は「ちゅぽんっ」と口の中へ飛び込んでくるタピオカ。至福の瞬間…。
そんな中、サナとチャコが見せた本には…。そしてその後に待ち受けていた新たなトラウマは——。

第3話 トラウマ その5 「続・幸運の女神は…」

今度はささくれがのんを襲う!! のんが自ら課した新ミッション、それは…
「このささくれ、痛みなくはがせたらハタチまでラッキー、出来なかったら二十歳までサイアク!!」
竹ノ内のん、10代の運命を賭けた大博打!! その結果は!?

第3話 トラウマ その6 「・・・しね」

親友であるサナ、チャコとのメールのやり取りで文字の改行によるトラウマに陥るのん。
改行が生むショッキングワードの恐怖がのんの精神を覆い、作文の授業でついに崩壊する!
 

第4話 トラウマ その7 「毛テロだよ」

卒業式を終えたのん。教室には別れを惜しむ級友たち。
そんな中、サナから1学期に借りたCDの返却を求められる。
そもそも中身を忘れていないかケースの最終チェックをするのん。
「元通りの状態で、汚れはないか…?、!!!」
最終チェックで問題が!!! のんの新たなトラウマがまたしても生まれる…。

第4話 トラウマ その8 「ハブ?」

誰もいなくなった教室で卒業アルバムを見るのん。
輝かしい青春の1ページを振り返り、当時の情景に思いをはせる。
個人写真の並ぶクラスページ…
      学校行事の写真が並ぶページ…
             クラスの集合写真…
そこで続々と見つかる衝撃的写真の数々!! 一体、何が——!?

スタッフ

原作:吉沢緑時「ざんねんなこ、のんちゃん。」(秋田書店『ヤングチャンピオン・コミックス』刊)
脚本:鈴木謙一
音楽:森野宣彦
チーフプロデューサー:茶ノ前 香
プロデューサー:穂山賢一、月成大地、若林雄介
監督:平林克理
制作プロダクション:ダブ
製作著作:バップ

キャスト

みひろ
葉月あい
國馬綾乃
野間口 徹
ほか

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