原題:Pure Asia

見て見ぬふりは、もうヤメだ! この逃げ場のない アジアの片隅で、少年と少女は出逢い、 復讐はやがて愛になるー。

第40回ロッテルダム国際映画祭 2011 正式招待作品 ロンドン レインダンス映画祭 2010 正式招待作品 パリシネマ映画祭 2010 正式招待作品 春川国際学生平和映画祭 2009 正式招待作品

2009年/日本/35mm/108分/白黒 配給:ドッグシュガームービーズ

2012年12月07日よりDVDリリース 2011年10月15日(土)より、新宿K’s Cinemaにてロードショー! (名古屋:今秋、シネマスコーレ 他、全国順次公開)

(C)2009 PURE ASIAN PROJECT

公開初日 2011/10/15

配給会社名 1264

解説


今年のロッテルダム映画祭で物議を呼んだ日本映画が、ついに解禁!!
 
誰もが世界平和を願っている。だが世界では戦争は続き、憎しみは連鎖し、次の悲劇の火種を生む。日本やアジアも、そうした歴史を繰り返してきた。そんなアジアの片隅で、ある少年と少女が出逢い、やがて彼らは“テロリスト”と呼ばれるようになる。なぜ彼らは、そこまで世界を憎んでしまったのか。その彼らの悲しみの行方とは…。

少女はつぶやく「どうやったら世界は変わるの?」

監督は、プロデューサーとして映画「ピストルオペラ」「オペレッタ狸御殿」で、21世紀鈴木清順ワールドを世に出した片嶋一貴。静謐なモノクローム、哀愁漂うピアノ、そしてパンクな映像表現を巧みに合致させ、孤独な少年少女の“屈折したロードムービー”を完成させた。
主人公の少女を演じる韓英恵は『ピストルオペラ』(鈴木清順)でデビュー以降、『誰も知らない』(是枝裕和)、『疾走』(SABU)、『悪人』(李相日)、『マイ・バック・ぺージ』(山下敦弘)など多数出演、映画女優としてのキャリアを歩む実力派女優。今年開催された「ロッテルダム映画祭」では、その過激なテーマから物議を醸す一方で、「白黒の奇跡」と評された問題作が、ついに日本で公開される。

ストーリー







日本人チンピラに姉を虐殺された孤独で勝ち気な在日朝鮮人少女。その殺害現場で見て見ぬ振りをしてしまった気弱な日本人高校生。時は2002年秋、北朝鮮による拉致事件で反朝鮮感情が蔓延していた。二人は、怒りと屈辱にまみれながら、悲しくもパンクな旅に突入し、事態は思いもよらない展開に発展する。

スタッフ

監督:片嶋一貴
脚本:井上淳一

エグゼクティブプロデューサー:小曽根 太、石川 始
プロデューサー:木滝和幸、門馬直人
ラインプロデューサー:安藤光造
撮影:鍋島淳裕
照明:堀口 健
録音:臼井 勝
美術:佐々木記貴
音楽:ken sato
編集:福田浩平
VFX:柳 隆
助監督:茶谷和行
スケジューラー:江良 圭

配給:ドッグシュガームービーズ
企画・制作プロダクション:ドッグシュガー
製作:ドッグシュガー、ロード・トゥ・シャングリラ、 HIP

キャスト

韓英恵
笠井しげ
黒田耕平
丸尾丸一郎
川田 希
澤 純子
パク・ソヒ、
白井良明(ムーンライダース)
若松孝二

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