メトロポリタン・オペラ史上、最大の挑戦!新たなる伝説の舞台をスクリーンで体感する。

2010年/アメリカ/カラー/3時間14分/ 配給:松竹

2010年12月4日(土)〜12月10日(金)新宿ピカデリー・東劇他全国にて

(c)Marty Sohl/Metropolitan Opera

公開初日 2010/12/04

公開終了日 2010/12/10

配給会社名 0003

解説


今回で5回目のシーズンとなる、METライブビューイングは、11月より2010−2011シーズンがスタートしました。最初の上映となった《ラインの黄金》は、奇才ロベール・ルパージュの演出で注目されていましたが、初日には、入場者の列が切れない程、多くの方々にご来場いただき、2作目の《ボリス・ゴドゥノフ》の上映となっています。
この企画は、2011年6月までの12作目まで続きます。どうぞ、ご紹介ご検討ください。2011年は、ニューヨークよりメトロポリタンオペラの来日公演も行われます。

『METライブビューイング』は、オペラの殿堂、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演された最新オペラ公演を、高画質のHD映像と5.1Chサラウンドのダイナミックな音響により、生の舞台そのままの魅力でスクリーンに上映します。世界44カ国、1,200以上もの映画館で上映され、普段見られない舞台裏や歌手へのインタビューなどの特典映像も充実しています。欧米では同時中継され、日本では字幕作業を経てわずか数週後に上映します。

2010-2011シーズンでは、全世界が注目する、METの威信をかけて制作される 〈ニーベルングの指環〉の《ラインの黄金》(第1作)と《ワルキューレ》(第2作)も上映されます。「シルク・ドゥ・ソレイユ」等で知られる気鋭の演出家ロベール・ルパージュが手掛ける新演出の為に、何と45トンものセットが用意され、しかもそのセットを支える為に舞台の補強工事まで行ったというまさにMET史上最大の挑戦であり、好評を博しました。

2011年にMETデビュー40周年を迎える音楽監督ジェイムズ・レヴァインと豪華な客演指揮者たち、そしてトップ歌手たちの夢の競演! 全世界が注目する、必見の演目が続きます。

ドニゼッティ晩年の上質な喜劇を、J.デル=カルロ、A.ネトレプコら、声良し芝居良しの名歌手たちが愉快に歌い上げる。J.レヴァイン指揮、O.シェンク演出の万全な舞台で味わう人間賛歌。

ストーリー

所はローマ。大金持ちの老人ドン・パスクワーレは花嫁募集中。友人の医者マラテスタが美人の妹を紹介してくれるという話に上機嫌だ。一方、甥のエルネストは財産を譲り受けて愛するノリーナと結婚しようとしていることを反対され、逆にパスクワーレが、マラテスタの妹がノリーナとは知らずに結婚しようとしていると聞いて仰天、悲嘆にくれる。そのことをエルネストからの手紙で知ったノリーナは兄と相談。彼は妹を淑女に仕立てて偽の結婚をさせ、パスクワーレを我がまま放題振り回して結婚をメチャクチャにする計画を開始する!パスクワーレのもとに現れるノリーナを見て慌てるエルネストだが、老人をあの手この手で困らせるノリーナの芝居を見て状況を飲み込み、事はエスカレート。さあ、結末やいかに?
「ランメルモールのルチア」の悲劇とは正反対、同じ作曲家が最晩年に残したイタリア・オペラ・ブッファ(喜劇オペラ)の傑作だ。愉快な音楽にのせて、選り抜きの歌手たちが軽快な技巧で声を転がしていく。

スタッフ

指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:オットー・シェンク

協賛:富国生命保険相互会社
協力:朝日新聞社

キャスト

アンナ・ネトレプコ
マシュー・ポレンザーニ
マリウシュ・クヴィエチェン
ジョン・デル・カルロ

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