食べて、祈って、恋をして
原題:EAT,PRAY,LOVE
全世界の女性から絶大な支持を受ける700万部のベストセラー小説を ジュリア・ロバーツほか豪華キャストで完全映画化!!
全米公開:8月13日
2010 年アメリカ映画/ビスタサイズ/全8 巻/ 3,837m / SDDS、ドルビーデジタル、ドルビーSR /本篇上映時間:2 時間20 分/原題:Eat、Pray、Love /字幕翻訳:戸田奈津子 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2011年08月24日よりDVDリリース 2011年05月12日よりDVDリリース 2011年02月09日よりDVDリリース 2010年9月17日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
公開初日 2010/09/17
配給会社名 0042
解説
全世界の女性を感動させた、ひとりの女性の実話。
700 万部を売り上げたベストセラーが、ジュリア・ロバーツ主演で映画化!!
全女性待望のジュリア・ロバーツ最新作
今度のヒロインは、人生のターニングポイントを求めて自分を解き放つ————。
『プリティー・ウーマン』から20 年、『ノッティングヒルの恋人』から10 年—。
ハリウッドのトップスターであり続け、作品を通じて全女性に夢と勇気を与えてきたジュリア・ロバーツが、女性作家の自伝的物語を通じ、また新しい感動を届けてくれる。
『食べて、祈って、恋をして』の原作は、エリザベス・ギルバートが自らの経験を綴った自伝的小説。2006 年に発表されて以来、40 ヵ国以上で翻訳され、700 万部をも売り上げた21 世紀を生きる女性のバイブルともいえる大ベストセラーだ。
NYでジャーナリストとして活躍するエリザベス。30 代に突入して、既婚女性が求めるべきもの—平穏な結婚生活や子供—を自分が本当に望んでいないことに気づき、結婚8 年目で離婚を決意。結婚生活から逃げ出すように恋した年下の若者との熱烈な関係は、結局、彼女の過剰な愛のため終わりを迎える。
そんな、いつまでも本当の自分を探し求めることをやめられないヒロイン像に、“ 満ち足りているのに物足りない”“ 今の自分を変えたい! ” という人生に誠実だけど不器用な、今を生きる女性たちは、必ずや自分を重ね合わせてしまうに違いない。
そして、ますます磨きがかかった自然で魅力的なジュリアの演技は、生き方を模索し続ける女性の人生も開花させてくれるだろう。
イタリアで“ 食べて”、インドで“ 祈って”、インドネシア バリで“ 恋をして”——
女性が理想とする究極の旅。
恋愛依存症の自分に嫌気がさしたヒロインは、すべてを捨てて旅立つ、本当の自分を求めて———イタリア、インド、インドネシアの3カ国を巡る1年の旅に———。ルールは1 つ” 旅の間は恋をしない、一人身を貫くこと”。
イタリアでは、イタリア語テキスト片手に” 食” を追求、カロリーを気にせず、ピザを恋人として手持ちのパンツは捌けなくなった。インドではアシュラム(ヒンドゥー教の修行道場)に滞在し、ヨガと瞑想に励み、自分の内面と向き合った。そして、最後に訪れたインドネシアのバリ島では、心静かに癒しの日々を過ごしていたのだが・・・そこには彼女の人生を大きく変える出会いが待っていた———。
ニューヨークからスタートし、イタリア、インド、バリ島という世界有数の都市、名所を巡るエリザベスの旅が、豪華オールロケーションで撮影され、原作に新たな命を吹き込んだ。観るものは、彼女とともに旅をしているかのように錯覚を覚えるとともに、エリザベスの心象風景と美しいロケーションを重ね、彼女の心の再生をリアルに追体験できるだろう。
ストーリー
ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス・ギルバート。優しい夫スティーブンとは結婚8 年目。1 年前に郊外に家を買い、仕事も上向き。誰が見ても、キャリアに成功し、幸せな家庭を持った30 代女性の憧れの人生を送っている。
ところが当人の心の中は、今の自分が自分でないような不安定な精神状態で、心を込めて築きあげた新居も他人の家のよう。
子供を持ちたいと思わない自分に罪悪感を感じ、結婚生活を続けていくことに疑問を感じ始めていた。
ある時、リズは取材旅行で出会ったインドネシアのバリ島でひとりの老人クトゥと出会う。薬療師である彼は、エリザベスの人生をこう予言する。
「あんたは世界を旅する。結婚は2 度。短い結婚と長い結婚。そして近いうちに全財産を失い、また取り戻す。いつかバリに戻り、3,4 ヶ月滞在する」。そして、人生に行き詰っているように見える彼女に「世の中を見るときは頭ではなく、心で見るのだ。
神の存在が分かる」とアドバイスを与える。
ニューヨークに帰ってから、相変わらずうまくいかない夫との生活に眠れずひとりベッドから抜け出して神に語りかけるエリザベス。「私は悩んでいます。どうすべきなのか答えが欲しいのです」。だが答えはない。そして、とうとう別居を経て離婚を決意するエリザベス。夫スティーブンは離婚になかなか同意しない。「あなたが見ている私は幻影よ」「バカ言うな。君は現実だ」「君は結婚生活に何を求めたんだ」「もうこれ以上みじめになるのは嫌」。そんな、泥沼の離婚劇の中で、エリザベスは年下のデイヴィッドと出会い彼のアパートで過ごすようになる。もっとも彼との恋は「“ 恋におちた” のではない。夫を振り切り彼の腕の中に飛び込んだ」ものだった。全財産をスティーブンに渡し、離婚が成立するも、デイヴィッドとの仲はギクシャクしていくばかり。「15 歳のときから男とくっついたり別れたり。自分自身を見つめる時間は2 週間もなかった」と気づいたエリザベスは「何かを待つ」人生に別れを告げ、自分を解き放つ旅に出る決意をする。1 年間ニューヨークを離れ、仕事を離れ、男たちと離れ———。
まず初めはイタリア。スペイン階段からほんの数ブロックのところにある古めかしいアパートメントを借り、イタリア人の友人と、ヨーロッパ人の友人とイタリア語習得に励み、パスタとドルチェを恋人にする。楽しむことを罪悪と思うアメリカ人的人生観から開放され、イタリア人の” 何もしない歓び“ を学ぶ。そして、ニューヨークに残してきたデイヴィッドに別れのメールを送る・・・。
次はインド。アシュラムで雑念を追い払い、心穏やかに祈りの日々を送ろうと努めるが、実際は瞑想が1 分も続かない。そんなエリザベスを見て声をかけてきた初老の男性は“ テキサスのリチャード”。彼自身もつらい過去を持っていることはおくびにも出さず、食欲旺盛なエリザベスを“ 爆食” と呼び、いかに執着を忘れることが心の平和に結びつくかを教えてくれる。そして、インドを去るまでには、アシュラムに来る新参の修行者たちのガイドができるほどに心の調和のとれたエリザベスになっていた。
最後にインドネシア、バリ。1 年前に彼女の運命を占ったクトゥの家を再び訪れる。1 年前よりずいぶん幸せそうに見えるとクトゥに指摘され、微笑むエリザベス。田園風景の中の一軒家を借り、朝は瞑想、昼間は自転車でバリを楽しみ、そして夜も瞑想。
今までの人生で経験したことのないほど自由で自立した自分自身を感じ、心から平安を楽しんでいたのだが———。旅の最後の地で、心の調和を手に入れたはずのエリザベスに、思わぬ出会いが訪れ、一度断ち切った想いに再び波立つ自分を感じてしまう———。
スタッフ
原作:エリザベス・ギルバート「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」(武田ランダムハウスジャパン)
監督:ライアン・マーフィー
製作総指揮:ブラッド・ピット、スタン・ヴロドコウスキー、ジェレミー・クライナー
製作:デデ・ガードナー
脚本:ライアン・マーフィー&ジェニファー・ソルト
音楽監修:P.J. ブルーム
音楽:ダリオ・マリアネッリ
衣装:マイケル・デニソン
編集:ブラッドリー・ビューカー
美術:ビル・グルーム
撮影監督:ロバート・リチャードソンASC
コロンビア・ピクチャーズ提供
プランB エンタテインメント制作
キャスト
ジュリア・ロバーツ
ジェームズ・フランコ
リチャード・ジェンキンス
ヴィオラ・デイヴィス
ビリー・クラダップ
ハビエル・バルデム
LINK
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