原題:My Dear Enemy/ Meozzin Haru

2008/韓国/123分 配給:エスピーオー

2011年4月16日、シネマート新宿にてロードショー 2009年11月21日〜30日、韓国映画ショーケース2009にて上映

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公開初日 2011/04/16

配給会社名 0116

解説


日々を必死に生きる少し険悪な女性と、日々をとことん前向きに楽しむ 能天気な男性。貸したお金の返済を巡って始まる小さな1日を描いた ハートウォーミングな物語が誕生した。

主演は『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭最優秀主演女優賞を 受賞したチョン・ドヨンと、『チェイサー』で世界的な評価を獲得したハ・ジョンウ。 険悪な表情の中に素の感情を垣間見せるヒスを演じるチョン・ドヨン、 甲斐性はないが憎めないビョンウンを演じるハ・ジョンウ、現在の韓国映画界を代表する 俳優ふたりがこれ以上はない素晴らしい演技を見せている。

監督はデビュー作『チャーミング・ガール』がベルリン国際映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞するなど、 世界各国の映画祭で絶賛を浴びたイ・ユンギ。本作もベルリンをはじめ、世界各国の 映画祭へ出品、高い評価を獲得している。

前作『アドリブ・ナイト』に続き、日本の人気女流作家 平安寿子の 同名短編小説(「オール讀物」新人賞受賞)の映画化である 本作でもこれまでの作品と同様に、原作の持つイメージを 壊さず、都市に暮らす人々の人生の機微、繊細さを スクリーンに掬い取っていく。。

ストーリー

恋人なし、仕事なし、貯金も底をついた30代の女性ヒス。 ある日、彼女は競馬場に向かう。それは運を天に 任すのではなく、1年前に別れた男 ビョンウンをつかまえ、 貸したままになっている350万ウォンを返してもらう ためのやむにやまれぬ行動だった。

競馬場でふらふらしていたビョンウンはヒスに 再会してもうろたえる様子などない。 もちろん、すぐに返せるお金もない。 相変わらず、楽天的で甲斐性なしの 性格のままだ。

ビョンウンはすぐにきちんと返すと約束 するが、ヒスには全く信用が出来ない。 結局ヒスは、借金を返済するための ビョンウンの新たな借金行脚の1日に 付き添うこととなる。しかしそれは、 ヒスが知らないビョンウンの 女たちに出会う旅でもあった…

スタッフ

原作:平 安寿子「素晴らしい一日」
監督:イ・ユンギ(LEE Yoon-ki)
脚本:イ・ユンギ、パク・ウニョン
撮影:チェ・サンホ
照明:キム・ギョンソン
音楽:キム・ジョンボム

キャスト

チョン・ドヨン
ハ・ジョンウ
キム・ヘオク
キム・ジュンギ
キム・ヨンミン
シン・ヨンジン
チョ・シネ
チョン・ウヒョク
イ・スンヨン

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