14才のハラワタ
トリウッドスタジオプロジェクト 第4弾作品
2009年/日本/カラー/60分/ 配給:トリウッド
2010年07月23日よりDVDリリース 2009年10月17日(土)より、下北沢トリウッドにてロードショー!
公開初日 2009/10/17
配給会社名 0699
解説
〜まるで、呼吸のように。〜
空気を吸って、吐く。時には走りすぎて息が切れたり、嫌な事を吐き出したり、大きく深呼吸したり。
「呼吸をすること」と、私たちの毎日は重なります。
小さい事から大きい事まで、色んな事が起きる毎日。でも、それをキチンと吸い込んで、吐き出して、みんな過ごしている。本作の主人公、原田ワタル=通称ハラワタは、そんな人たちにそっと寄り添いながら、まっすぐな視線で毎日を見つめています。
そんなメッセージを贈るのは、19歳の学生、佐山もえみ。
細やかな描写で、普段見落としがちな穏やかな日常を描き出します。
家族といる時のくすぐったいような空気、教室や体育館の暖かい匂い、下校途中に降り出した雨の凛とした冷たさ。優しい毎日が浮かんでくる、『14才のハラワタ』(仮)は、そんな映画です。
ストーリー
中学2年の女の子、原田ワタル。略してハラワタ。周りにいる人達がハラワタは大好きだ。
他人に自分のことを羨ましがらせるのに、勉強もおしゃれも躍起になるナツキ。
そんなナツキに嫉妬しながらも、同時に憧れてもいる青木さん。
見た目は軽いけど、お金の重さもちゃんと知ってる塾長。
青木さんの弟でいじめられっ子の優等生、祐輔。
そして、なかなか家に帰らず、どこか掴み所のない靴磨きが好きなお父さんと、そんなお父さんを心配しながらもひょうひょうと映る、料理が大の苦手なお母さん。
ハラワタは、そんな人たちに囲まれながらも、マイペース、マイペース。
ある日、お父さんがとうとう家に戻らなくなってしまった。
お母さんは、ハラワタを部屋に呼び、ある事を教える。
それはお母さんの、「毎日を“消化”する方法」。
ナツキも、青木さんも、塾長も、祐輔も、お父さんも、お母さんも。
みんな自分のペースで、てくてくと一生懸命、生きている。
何でもないようなそんな事に気づいたハラワタは、いつもより少しだけ気分がいい。
スタッフ
製作:トリウッドスタジオプロジェクト(短編映画館トリウッド/専門学校東京ビジュアルアーツ)
制作:専門学校東京ビジュアルアーツ映画学科
プロジェクトマネージャー:大槻貴宏 プロデューサー:山本達也 技術プロデューサー:日根野晋一
撮影:西岡ほさな 照明:三多祐也 録音:堀谷みなみ 美術:大橋麻実 スチール:宮崎友里江
音楽:関島岳郎(「栗コーダーカルテット」他)
演奏:関島岳郎(リコーダー、鍵盤ハーモニカ他)、近藤研二(ギター、ウクレレ)
宣伝:東京ビジュアルアーツマスコミ編集学科・トリウッド宣伝ゼミ
監督・脚本:佐山もえみ
キャスト
長野レイナ
水嶋瑞希
五十嵐令子
武田勝斗
池上幸平
橘ゆかり
大家由祐子
松田洋治
他
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