舞踏なのか人形劇なのか…。 摩訶不思議などんどろの世界を追ったドキュメンタリー

2006年/日本/DV/80min/ 製作:オカシネマ 配給:サクセスロード

2011年7月2日(土)より渋谷アップリンクXにてレイトショー 2008年9月6日(土)〜9月12日(金)、20:30より下北沢トリウッドにてレイトショー

公開初日 2008/09/06

公開終了日 2008/09/12

配給会社名 0991

解説


人形と人間が織りなす妖艶かつ幻想の世界映し出されるのはあなた自身の心

ずっと前の事です。テレビで「百鬼どんどろ」の岡本さんを見ました。
それは踊っているのか演じているのか一種異様な光景をかもしだしているのだが、そこにある人形演じる女の美しさがいまでも目にやきついてます。

それから数年、僕はどんどろを心のどこかで探していたのです。

その当時シネマアートン下北沢の支配人の岩本さんと映画がはねてから演劇を行うという60年代から70年代のアートシアターのスタイルを若者の街下北沢でやろうと「夜の演劇空間」なるものを企画していて、三回目の演劇空間としてなにを打ち出すか思考中に岡本さんが快く引き受けていただき、「夜の演劇空間〜ヒトガタ〜」がプロデュースされたのです。感動した夜でした。元々その記録を渡辺世紀監督に依頼。しかし話しているうちにこれを作品にしてみないか?となり、今回の「人形のいる風景〜ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ〜」が作られました。世紀監督はどんどろを追って長野まで行き、長野公演も夜桜の中たった一人で撮影してきたのです。彼の映像に対するこだわりにも乾杯!今回この映画作品を通して「百鬼どんどろ」の世界をもっともっといろいろな方々へ知って貰えたらいいと思います。

オカシネマ/かわさきひろゆき

ストーリー


岡本芳一プロフィール☆–
1974年東京にて「人形工房どんどろ」を設立。
テレビ人形劇などの人形製作のかたわら、自作の等身大人形ををつかったパフォーマンスを都内小劇場、街頭などで上演。 80年より「百鬼人形芝居どんどろ」と改名し荷車を引いて芝居道具、生活道具をつんで歩く旅芸人生活開始。野宿、自炊の生活をしながら神社の境内等で丸太小屋を掛けての見せ物人形芝居を展開。6年つづける。86年信州伊那谷に移住。「清姫曼陀羅」など現在に至る一人芝居の代表作の創作開始。等身大の人形、仮面などをつかい自らの肉体も同時に舞台に参加する独特のスタイルを創り出す。
ヨーロッパを中心とした世界各国で「日本の伝統を基盤にしたオリジナルで斬新な表現」として高い評価を受け、演劇や人形劇のみならずダンス、マイムフェスティバルなどからも数多く招待され、現在活動の大半が海外公演で占められている。
「百鬼どんどろ」主宰。

渡辺世紀監督プロフィール–
1973年、神奈川県伊勢原市生まれ。 1996年、カリフォルニア大学サンタバーバラ校映画科卒業。帰国後、Vシネマ、テレビドラマ、劇映画の助監督を続けながら、自主映画も製作。2005年、Vシネマ「猫の家族」(阿木燿子原作/濱田のり子主演)で商業監督デビュー。アメリカ留学を機に、自分が“日本人”であることを再確認、自分なりの “日本映画”を目指す。監督作に「ところてんの女」「はいからさんの性」「真田くノ一忍法伝かすみ服部半蔵の逆襲!」等

スタッフ

撮影・構成・編集・監督:渡辺世紀
製作:かわさきひろゆき
企画:岩本光弘
制作・宣伝協力:(株)サクセスロード 
宣伝・制作:大高正大、里見瑶子、太田美乃里
宣伝写真:村上悠香里
宣伝美術:meg.
宣伝協力:かわさきりぼん
協力:荒木憲司、おかしな監督映画祭実行委委員会 
製作・配給:サクセスロード
製作:オカシネマ

キャスト

村上悠香里
綾乃テン
岩本光弘
市川はるひ
かわさきひろゆき

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