2008年/ベルギー、フランス、イタリア/カラー/105分/ 配給:ビターズ・エンド

2009年1月31日(土)より、恵比寿ガーデンシネマ他全国順次ロードショー

公開初日 2009/01/31

配給会社名 0071

解説


1999年の『ロゼッタ』、2005年の『ある子供』で2度にわたるパルム・ドール大賞の受賞という快挙を成し遂げ、2002年の『息子のまなざし』でも主演男優賞を獲得し、本年の脚本賞受賞で4作品連続での主要賞の受賞となった最新作『ロルナの祈り』は、名匠ダルデンヌ兄弟が、初めて描いた「愛の物語」———。

アルバニア人のロルナは、国籍を得るためにベルギーへやってきた。
この地で働き、生きていく。そのために、クローディと結婚し、彼の命を犠牲にしてでもパスポートを手に入れようとしている。クローディは麻薬中毒に苦しんでいるが、ロルナを希望の光にして立ち直ろうとしている。はじめ彼を拒んでいたロルナだったが、彼の人間らしさに触れるうち、次第に彼を受け入れていく。
ある夜、想いが通じて二人は結ばれる。ロルナは、なんとかしてクローディを、そして二人の間に生まれたばかりの愛を守ろうとするのだが…。
作品の後半、もう消えてしまった彼への愛を信じ、それを守ろうとするロルナの「この愛と共に生きていく」という決意。そしてひとすじの希望の光を予感させる祈りのようなラストシーン。ダルデンヌ兄弟が初めて描いたラブストーリーは、愛の持つ深さ・そして無限の可能性を描いた、奇跡の物語。

ストーリー

スタッフ

監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 

キャスト

アルタ・ドブロシ
ファブリツィオ・ロンギオーヌ
ジェレミー・レニエ

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