2008年/日本/カラー/87分/ 配給:ダックスウィード

2008年04月25日よりDVDリリース 2008年4月5日よりアップリンクXにてレイトショー

公開初日 2008/04/05

配給会社名 0947

解説

形容の仕様も無い映画が、一人の赤ん坊とともに誕生した!!

企画の発端は、浅田好未(元パイレーツ)の妊娠を知ったことに始まる。マスコミ発表以前に知った製作チームは、妊娠5ヶ月から出産までの5ヶ月間の妊婦・浅田の身体の変化をつぶさに捉えながらも、作品に投影させ仕上げていく劇映画を企画、本人のみならず周囲の家族の了解を得て撮影を完遂した。

ノン・フィクションの迫力を通したフィクションである本作品の主題は、ずばり「親子の絆」「生命誕生の素晴らしさ」である。そして、その先には、現在、社会問題にもなっている「小子化」への警鐘がある。今作は「不妊症」「不育症」などの不安を抱えた将来のママ達を勇気付ける作品になれば、との思いもある。再出発した「乳がん」の女性も登場するし、「交通遺児」や「片親」の子供たちへの眼差しも忘れない。まさに、全ての女性に捧げる「女性賛歌」なのである。

また、日本初とも言える、母子の「産まれる前の親子共演」というのも話題である!浅田ママと産まれる前の(お腹の)赤ちゃんが「エコー(超音波断層装置)映像」で共演をしているのだ。そして、物語のクライマックス・・・とうとう出産を終え、わが子(実子)と過ごすママの姿がドキュメンタリー映像で映し出され、素顔の「浅田好未」の情愛溢れる姿がフィクションと融合し厚みをもたらす。

ドキュメンタリーとドラマの2つの要素が相乗効果で紡ぎ合い−「軌跡と奇跡の核融合」を起こし、「愛の諸相」を奏でる。まさに、「前代未聞のハイブリット社会派ムービー」の誕生なのだ!

ストーリー

妊婦のマリ(浅田好未)は、母子ともに健やかに日々過ごしている。ある日、通院先の産婦人科で、頭に包帯を巻いた見知らぬ少女(木村真那月)と出会う。少女に導かれたマリが見たものは、夫・祐介(金子賢)の遺体…!平穏無事な日常から一転、奈落の底に突き落とされたマリの悲鳴がこだまする。

一体、何が起きたのか。目覚めたマリが直面した現実とは…?

赤ん坊をお腹の中に宿した女性の揺れ動く心情と不安、そして錯綜する記憶と現実、そして同世代の女性たちの生き様が繊細に奏でられて行く。

スタッフ

監督・脚本:金丸雄一
撮影:釘宮慎治

キャスト

浅田好未
永倉大輔
伊佐山ひろ子
益子梨恵
街田しおん
堀内正美
宮本大誠
金子賢(特別出演)

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