原題:LOVEDEATH

2006年/ドルビーデジタル/シネスコ/158分 配給:デスペラード

2007年11月21日よりDVDリリース 2007年5月12日(土)より、渋谷Q-AXシネマ、池袋シネマ・ロサ他全国順次ロードショー!!

(c) SUPLEX inc / NAPALM FILMS

公開初日 2007/05/12

配給会社名 0796

解説



出逢った瞬間、恋に落ちた。3日後、彼女は姿を消した。そして342日後、ふたりは再会した。それがすべての始まりだった…。人の一生にはマラソンの折り返し地点のように、ターニングポイントとなる日がある。その運命の日を<クリサリス・デイ>と呼ぶ。その日の過ごし方に失敗すると、その後の人生は最低。逆にうまく切り抜けられればバラ色——。これは、そんな1日を乗り切ろうとする、サイとシーラの物語。
 世界の映画祭を席巻した伝説の作品『ヴァーサス』から5年。『あずみ』『スカイハイ』『ゴジラ FINAL WARS』と大作、話題作を連発してきた北村龍平が、2年半の沈黙を破って完全復活! ハリウッド進出前の最後の日本映画となる『LOVEDEATH −ラブデス−』は、原点に戻ったインディーズ魂あふれるハイパー・クレイジー・ラブストーリー。ルール無用、映画のすべての枠を破壊して疾走する、爆笑と熱狂の超常体験だ!
 原作・プロデュースはマンガ家・高橋ツトム。北村龍平とは『ALIVE』『スカイハイ』でタッグを組み、互いを兄弟と認め合う仲。自身の傑作短編「69」を提供し、プロデュースを買って出た。
 主人公のサイを演じるのは俳優、そしてミュージシャンとしても活躍する武田真治。完璧なまでに鍛え上げられた肉体から放たれるワイルドさは、今までの彼のイメージを一新させる。そのサイを虜にし、男たちを惑わす女・シーラを演じるのが、映画初出演にしてヒロインに大抜擢された新生・NorA。豪華俳優陣を相手に一歩も引かない存在感と堂々とした演技で、天真爛漫かつエロティックな魅力をふりまいている。そしてサイとシーラをつけねらうヤクザの組長クロガネ役には“2時間ドラマの帝王”こと船越英一郎。テレビで見る姿とは180度違うブッ飛んだ演技で観る者たちの度肝を抜く。さらに大友康平、寺島進、池内博之、六平直政、IZAM、船木正勝、川村カオリ、杉本彩、泉谷しげる、吉岡美穂など個性派俳優陣が脇を固める。そのほか、KAN、森本レオ、吉村由美(PUFFY)、大森南朋、津田寛治、川合千春、八木沙織、深浦加奈子、渡辺裕之、小沢仁志、あいはら友子、インリン・オブ・ジョイトイ、ニコラス・ペタス、竹内力といった超豪華ゲスト陣がアッと驚く役柄で飛び入り参加。全員必殺、最後に生き残るのは、誰だ?
 北村龍平監督のもとに集結した最高のキャストとスタッフが、スクリーン狭しと暴れ回る、空前絶後の大暴走映画が、ついにそのベールを脱ぐ!

ストーリー






 出逢った瞬間に恋に落ち、熱い3日間を過ごしたサイ(武田真治)とシーラ(NorA)。突然の別れから342日後、再びふたりの運命は交錯する——。
 再会したサイの前で、シーラは<クリサリス・デイ>という言葉を口にする。“クリサリス”——それは、蝶のさなぎのこと。人の一生でターニングポイントとなる1日がある。うまく乗り切ればバラ色の人生、失敗すれば最低の人生。さなぎから蝶になって羽ばたけるかどうか、それが決定されるの<クリサリス・デイ>なのだ。シーラにとって“その日”は明日。そしてシーラと同じ誕生日のサイの“その日”も明日だった。シーラはともにその日を乗り切ろうとサイを誘う。その瞬間、サイとシーラは運命共同体となった。
 しかし、実はシーラは黒金会の組長・クロガネ(船越英一郎)の愛人で、組の金3億5480万3500円を持ち逃げしていたのだ。シーラと共謀して金を騙し取りながらシーラに裏切られた刑事のマサオ(六平直政)、黒金組の若頭・ジュウモンジ(大友康平)率いるヤクザ軍団、悪徳刑事のゴン(寺島進)と新人刑事のホシ(池内博之)、殺し屋一味“ガモウ狂犬軍団”(IZAM、船木正勝、川村カオリ、ほか)たちがサイとシーラを追跡する。
 死体の山を築きながら、追跡者の手がサイとシーラに迫る。果たしてサイとシーラは<クリサリス・デイ>を乗り切って、バラ色の人生を掴むことができるのか——。

スタッフ

プロデュース:高橋ツトム/北村龍平
原作:高橋ツトム「69」集英社刊
脚本:桐山勲/北村龍平
エグゼクティブ・プロデューサー:佐谷秀美
ポストプロダクション・プロデューサー:篠田学
撮影:金谷宏二
美術:白石学
編集:長坂智樹
音楽:森野宣彦/矢野大介

監督:北村龍平

販売:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
制作:ナパームフィルムズ
製作:「LOVEDEATH」製作委員会

キャスト

武田真治
NorA

大友康平
寺島進
池内博之
六平直政
北見敏之
IZAM
船木誠勝
川村カオリ
杉本彩
KAN
あいはら友子
吉岡美穂
泉谷しげる
竹内力

船越英一郎

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す