原題:Legionnaire

ヴァンダム・マジック炸裂! 生き残れるか!?世界中から集められた最強の戦争(バトル)マシーンたち!

1998年12月3日オーストラリア初公開

1998年/アメリカ/カラー/スコープサイズ/ドルビーSR/98分 提供:ポニーキャニオン 配給:コムストック

2001年6月9日より銀座シネパトス、新宿東映パラス2にてロードショー!

公開初日 2001/06/09

公開終了日 2001/06/22

配給会社名 0028

公開日メモ 不動のアクション・スター、ジャン・クロード・ヴァン・ダムが、製作、脚本、主演の3役をこなし、灼熱のサハラ砂漠を舞台に繰り広げる死闘と、熱き男たちの友情と過酷な運命を骨太に描いた壮大なアクション・エンターテイメント。「ランボー3 怒りのアフガン」でも、迫力の戦場を濃厚に描いたピーター・マクドナルドによる臨場感溢れる戦闘シーンと、男たちの誇りと不屈の精神を、迫力満点かつ洗練されたアクションで体現したヴァン・ダム入魂の一本

解説



『ユニバーサル・ソルジャー』(92)『ダブルチーム』(97)などの大ヒット作で、アクションスターとしての不動の地位を確立したジャン・クロード・ヴァン・ダム。この作品では、製作、脚本、主演の3役を務め、灼熱のサハラ砂漠を舞台に繰り広げられる想像を絶する死闘と、熱き男たちの友情、そして迫りくる過酷な運命を骨太に描いた壮大なアクションエンターテイメントを作り上げた。

負け知らずの賭けボクサー、アラン(ジャン・クロード・ヴァン・ダム)は多額の報酬と引き替えに八百長試合を強いられる。しかしプライドを捨てきれず、マフィアのボス、ガルガーニから盗んだ大金を手に、ボスの愛人となったかつての恋人カトリーナとアメリカヘの逃亡を図る。しかし逃亡に失敗したアランはガルガーニの報復を逃れるため、外国人部隊<レジョネア>に入隊する。国籍不明、身元不明の、死に場所を求めて集まった最強の男たちと共に、激戦地へと向かう。砂嵐吹き荒れるサハラ砂漠で彼らを待ち受けていたものは!!

ヴァン・ダムは観客が男たちの熱きドラマに感情移入できるように脚本に手を加え、自ら足を運んでロケ地を決めるなど、積極的にこの映画に携わった。監督は『ボディ・ターゲット』(93)『クエスト』(96)の製作者であり、『ランボー3/怒りのアフガン』でも迫力の戦場を濃厚に描いたピーター・マクドナルド。ヴァン・ダムはマクドナルドの描く臨場感あふれる戦闘シーンと、男たちの誇りと不屈の精神を、迫力満点かつ洗練されたアクションで、見事に体現している。脚本は『ライオンハート』(90)『ダブル・インパクト』(91)などヴァン・ダム作品ではお馴染みのシェルドン・レティック。製作には『ストリートファイター』(94)『ジャッジ・ドレッド』(95)などを手掛けたベテラン、エドワード・プレスマン。キャストにはレジョネアの冷酷なステインカム軍曹に『ランボー/怒りの脱出』(85)のスティーブン・バーコフ。復讐に燃えるマフィアのボス、カルガー二に『恋に落ちたシェイクスピア』(98)のジム・カーター。戦友マッキントッシュに『ブランケット&マクレーン』(99)のニコラス・ファレル。また、ユーゴスラビアを代表するジャズ・シンガーのアナ・ソフレノヴィックがヒロイン、カトリーナを演じる。

ストーリー



1925年、マルセイユ。負け知らずの賭けボクサー、アランは、マフィアのボス、ガルガーニに、多額の報酬と引き替えに、八百長試合を強要される。
試合の夜、アランの前にかつての恋人で、今はガルガーニの愛人となったカトリーナが現れる。アランは「試合が終わったらマルセイユを去り、二人でアメリカへ行こう」と打ち明ける。まだアランを愛しているカトリーナは、運命を彼に託すことを決意する。
やがて試合が始まるが、プライドを捨てされないアランは相手をノックアウトし、逃亡する。逆上したガルガーニは、彼を殺すよう手下に命じる。その頃カトリーナは駅で彼の到着を待っていた。が、そこに現れたのはアランではなくガルガーニの手下だった。
追われる身となったアランは、外国人部隊<レジョネア>の本部へ逃げ込む。過去も国籍も問わないレジョネアに彼は、カトリーヌを再び迎えに行くことを心に誓い、入隊する。

世界中の荒くれ者が集まるレジョネアの兵士となったアランは、モロッコの訓練所で、イタリア人のグイド、黒人差別を憎むアメリカ人のルーサー、イギリス人ギャンブラーのマッキントッシュらと出会う。過酷な訓練の中で彼らは、血よりも濃い絆で結ばれた戦友となっていった。
やがて彼らの部隊に指令が下った。残虐非情な砂漠の盗賊によって破滅の危機に瀕したベルネ砦に向かうというものだ。猛烈な日照りによる喉の乾きと過酷な行進に兵士達の体力は消耗し、倒れるものが現れた。グイドもその一人だった。冷酷なステインカム司令官にアランは反発し、グイドを抱え行進を続ける。やがてオアシスを発見した部隊は無防備にも銃を投げ捨ててしまう。そのすきに盗賊は丸腰同然の部隊に攻撃を開始する。激しい銃撃戦の末、グイドは司令官をかばい銃弾に倒れる。

目的地にたどり着いたアランの前に、執念深いガルガーニが送り込んだ手下が現れる。案の定、ガルガーニの手下たちと偵察に出されたアランは命を狙われる。しかしアランに銃を突きつけたのは他でもない親友のマッキントッシュだった。彼はガルガーニに買収されたのだ。緊張の続く中、再び盗賊の攻撃を受ける。なんとか基地に戻ったアランたちは激しい銃撃戦を繰り広げるが、基地は半壊、部隊は夜明けの攻撃に備えることになる。その夜、ルーサーは黒人という理由でおとり捜査に出される。人種差別を憎むルーサーはショックを受けるが、任務を果たすために暗闇の砂漠へと消えていった。
夜が明け、全員これが最後の戦いになる事を理解していた。全滅を余儀なくされるであろう戦いに挑む男たち。やがて、一発の銃声が鳴り響く…。果たしてアランは、ルーサーは無事に生還できるのか?

スタッフ

監督:ピーター・マクドナルド
製作:エドワード・プレスマン/ジャン・クロード・ヴァン・ダム
脚本:シェルドン・レテイック/ジャン・クロード・ヴァン・ダム
撮影:ダグ・ミルサム
音楽:ジョン・アルトマン

キャスト

アラン:ジャン・クロード・ヴァン・ダム
ステインカム司令官:スティーブン・バーコフ
ガルガーニ:ジム・カーター
マッキントッシュ:ニコラス・ファレル
ルーサー:アデウェール・アキムノーエ・アグバジェ
グイド:ダニエル・カルタジローン
カトリーナ:アナ・ソフレノヴィック

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