怪談蛇女
中川信夫監督生誕95周年 中川信夫 怪奇との戯れ 死の幻影
1968年/85min/東映/ワイド/カラー ※ニュープリント上映 企画製作:中川信夫監督追悼上映実行委員会+キネカ大森 企画協力:ビターズ・エンド
中川信夫監督生誕95周年“怪談・恐怖映画”の代表作を 5月27日(土)より6月23日(金)、キネカ大森にて一挙上映! 他順次全国公開
サブ題名 ニュープリント上映
公開初日 2000/05/27
配給会社名 0004
解説
明治の初頭、封建的身分関係の中で地主に虐げられ全滅した小作人一家の怨念が、地主一家を滅ぼす怪談劇。蛇を救った小作人の妻が地主に責め殺された事件が起きた後、地主の息子の新妻の肌が蛇の鱗に覆われるなど、蛇にまつわる災いが次々と地主一家を襲う。
ストーリー
明治の初め、北陸の片田舎。小作人弥助(西村晃)は地主の大沼長兵衛(河津清三郎)に馬車で轢き殺された。弥助の妻すえ(月丘千秋)も、蛇を救ったことで長兵衛に鞭打たれ、それが元で死に、娘のあさは長兵衛の息子武雄(山城新伍)に犯されて自殺する。
それ以来、大沼家はすえの亡霊に悩まされるが、亡霊には蛇の影がつきまとっていた。武雄が結婚し、新妻きぬ(賀川雪絵)を抱くと、きぬの白い肌は蛇のうろこに覆われていた。武雄は発狂し、喉を鎌で掻き切って死んだ。死体には蛇のうろこがびっしり付着していた。長兵衛は蛇という蛇を集め、火の中にくべる。大沼家は次第に廃屋と化していき、長兵衛はすえ、あさ、弥助の亡霊に追われて発狂する。
長兵衛は振り回す刀で妻の政江を殺した上、自らも喉に刀を突き立てて果てた。
スタッフ
監督:中川信夫
脚本:神波史男、中川信夫
撮影:山沢義一
音楽:菊池俊輔
キャスト
河津清三郎
賀川雪絵
山城新伍
西村晃
月岡千秋
丹波哲郎
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