原題:Le Redoutable

2017/フランス/カラー/ビスタ/5.1ch デジタル/108 分/字幕翻訳:寺尾次郎 配給:ギャガ 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 協力:ユニフランス

2018年7 月 13 日(金)新宿ピカデリー他全国順次ロードショー

© LES COMPAGNONS DU CINÉMA – LA CLASSE AMÉRICAINE – STUDIOCANAL – FRANCE 3.

解説

ゴダールと恋をし、女優としての人生を知った、1968 年のパリ。
アンヌ・ヴィアゼムスキーの自伝的小説、映画化!
19 歳のアンヌは、パリで暮らす哲学科の学生。そんな彼女の人生に驚きの出来事が起こる。映画を変えたと世界中から注目される気鋭の映画監督ジャン=リュック・ゴダールと恋に落ち、彼の新作『中国女』で主演を飾ることになったのだ。新しい仲間たちと映画を作る刺激的な日々、そしてゴダールからのプロポーズ…。生まれて初めての体験ばかりの毎日に、アンヌはあらゆることを夢中で吸収していくが、パリの街ではデモ活動が日に日に激しくなり、ゴダールは次第に革命に傾倒していく。そして、遂に 1968 年の五月革命が勃発し―。
原作は、女優であり、作家であり、ゴダールの 2 人目の妻でもあったアンヌ・ヴィアゼムスキーによる自伝的小説。天才と過ごした甘さと苦みの入り混じった青春の日々が、五月革命に揺れるパリという激動の舞台の中で綴られていく。いくつもの映像化のオファーを断ってきたアンヌが、『アーティスト』でアカデミー賞®に輝いたミシェル・アザナヴィシウス監督から、「とても愉快で楽しいストーリーだ」と言われて心を動かされ、初めての映画化を許した。アンヌは惜しくも 2017 年 10 月に亡くなったが、何とか間に合った完成作はとても気に入っていたという。

新たなるゴダールミューズ:ステイシー・マーティンが、
60 年代フレンチカルチャーを描きあげる―。
アンヌに扮するのは、『ニンフォマニアック』でセンセーショナルなスクリーンデビューを飾り、MiuMiu のフレグランスの広告塔を務めるなどファッショニスタとしても今大注目されているステイシー・マーティン。祖父はノーベル文学賞受賞作家のフランソワ・モーリアックという正統派インテリ一族に生まれた少女アンヌが、ゴダールというカウンターカルチャーと出会って魅惑的な女性に変身していく姿を、圧倒的な愛らしさで演じている。
ゴダール役には、「ゴダールの再来」とも言われアンヌ・ヴィアゼムスキーとも仕事をしていた映画監督フィリップ・ガレルを父に持つルイ・ガレル。天才の孤独や偏屈さ、それでも憎めないチャーミングな一面を、ユーモアと最大級の敬意をこめて演じている。また、「ELLE」の創始者の娘でゴダールの友人のミシェル・ロジエを、『アーティスト』のベレニス・ベジョが演じる。
ファッション、ヘアメイク、インテリア、ストリート、音楽、映画―今も全く色あせない全世界の憧れの 60 年代フレンチカルチャーが、スクリーンに鮮やかに蘇る!

ストーリー

アンヌ、19 才。パリに住む哲学科の学生。そして恋人はゴダール。 19 歳のアンヌ(ステイシー・マーティン)は、それまで予想だにしなかった刺激的な日々を送っていた。世界中から注目される気鋭の映画監督ジャン=リュック・ゴダール(ルイ・ガレル)と出会い、恋に落ち、彼の新作『中国女』の主演女優に抜擢されたのだ。 今までは触れ合わなかった新しい仲間たちと映画を作る刺激的な日々、そしてゴダールからのプロポーズ。ノーベル文学賞受賞作家フランソワ・モーリアックを祖父に持つアンヌと、ヌーヴェルヴァーグを代表する監督の一人であるゴダールの結婚は世間から注目され、まるでアイドルのようにメディアにも追いかけられる。パリのスタイリッシュなアパルトマンで、新婚生活をスタートする二人。どこへ行き、誰に会い、何をして何を食べるか、すべて決めるのはゴダールだったが、生まれて初めての体験ばかりで、アンヌはあらゆることを夢中で吸収していく。 しかし時代は 1968 年。街では革命の気運が日に日に激しくなり、ゴダールも映画制作よりも、学生や労働者と肩を並べて機動隊に石を投げたり、学生たちとの討論会に興じたりする事が増えていく。そんな中、アンヌは友人の映画プロデューサーのミシェル・ロジエ(ベレニス・ベジョ)から、カンヌ国際映画祭へ行こうと誘われる。共通の友人が監督する作品が選ばれたので、皆で応援をしようというのだ。だが、現ド・ゴール政権下の映画製作を批判するゴダールは、映画祭を中止すべきだと主張。カンヌ映画祭に行ってみたい気持ちを抑えきれないアンヌは、初めて夫に反抗し、ミシェルと共にカンヌへ出かけ優雅なバカンスを満喫する。一方のゴダールは、フランソワ・トリュフォー、アラン・レネ、クロード・ルルーシュらと共にカンヌに乗り込み、映画祭を中止へと追い込んでいく。 パリへ戻ったゴダールは、“ゴダール”の名前を捨て“ジガ・ヴェルトフ集団”を結成。全く新しい映画を撮ると宣言してみたり、ベルナルド・ベルトルッチ(グイド・カプリーノ)から誘われたローマでの映画会議で、ベルトルッチと激論を交わした末、絶交してしまったりと、我が道を進み続ける。「私を広い世界へと連れ出し、輝くような日々を与えてくれたゴダールに、いったい何が起きたの?」と、揺れるアンヌの元に、イタリアの奇才マルコ・フェレーリ監督から新作出演依頼が届く。アンヌは女優としてのステップアップを決意するのだが─。

スタッフ

監督:ミシェル・アザナヴィシウス 脚本:ミシェル・アザナヴィシウス 原作:アンヌ・ヴィアゼムスキー「それからの彼女」 撮影監督:ギョーム・シフマン 録音:ジャン・ミノンド 編集:アン=ソフィー・ビオン 監督助手:ジョゼフ・ラップ 編集助手:カミーユ・デルプラ スクリプター:イザベル・リビス 美術監督:クリスティアン・マルティ ロケーション統括:フランソワ・プリア 美術:クリスティアン・マルティ キャスティング統括:ステファン・トゥイトゥ キャスティング:ローラン・スーレ 衣装デザイン:サブリナ・リカルディ メイク:マチルド・ジョセ ヘア:マーゴ・ブラーシュ スカルプター:アルノー・ボーテ VFX:フィリップ・ファラップ・オブリ デイリーズ・カラリスト:ミゲル・ベジョ ポストプロダクション統括:フランク・メートル 製作総指揮:ダニエル・ドゥリューム 製作:ミシェル・アザナヴィシウス フローレンス・ガストー リア・サトゥーフ アシスタント・プロデューサー:ジュリアン・バクタート

キャスト

ジャン=リュック・ゴダール : ルイ・ガレル アンヌ・ヴィアゼムスキー : ステイシー・マーティン ミシェル・ロジエ : ベレニス・ベジョ ジャン=ピエール・バンベルジェ:ミシャ・レスコー ミシェル・クルノー: グレゴリー・ガドゥボワ ジャン=ピエール・ゴラン:フェリックス・キシル

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