2018年/日本/配給:東宝

Ⓒ2018映画「累」製作委員会 Ⓒ松浦だるま/講談社

解説

伝説の女優を母に持つ淵 累(ふち かさね)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌に強いコンプレックスを抱いて生きてきた。一方、舞台女優・丹沢(たんざわ)ニナは、美貌に恵まれながらも、女優として花開かずにいた。そんな2人が、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれて出会ったとき、運命の歯車が動き出す―。 
美醜をめぐる人間の業という究極の命題を描き出した「累‐かさね‐」は、息もつかせない展開にファンが急増。成功を手にしたように思えた矢先、彼女たちの意思と反して、転がるように堕ちていく人間模様に注目が集まっています。
映画化にあたり、脚本を担当するのは、ドラマ「僕のヤバイ妻」や映画『LIAR GAME The final stage』など、葛藤を抱えながら互いの見栄や嘘に翻弄される人々を緻密に表現してきた脚本家黒岩勉。監督は、映画『キサラギ』、「ストロベリーナイト」シリーズなどで細やかな人間描写を得意とする監督佐藤祐市。
そして主演は、朝ドラ女優 土屋太鳳×芳根京子 に決定!
本作の映像化にあたり、口紅の力で “キス”をした相手と<顔が入れ替わる>という設定を踏まえ、土屋&芳根は、
1人2役(累&ニナ)=2人1役 に挑戦!! 初共演の二人が、累(かさね)&ニナという二人の人物をそれぞれ演じ分けていきます。
土屋太鳳が演じるのは、女優丹沢ニナと、ニナの顔をした累(かさね)。NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインを務め、一躍脚光を浴び、公開待機作に映画『トリガール!』、『8年越しの花嫁』、『となりの怪物くん』など主演作が続く超売れっ子が、イメージを覆す新たなヒロインへと変貌を遂げます。
そして、芳根京子は、自らの顔が醜いと恨み続ける累(かさね)と、累(かさね)の顔をしたニナに挑みます。昨年2016年の「べっぴんさん」でヒロインに抜擢された彼女が、その愛らしい顔立ちからは想像もつかない累(かさね)の容貌に近づくべく強烈な特殊メイクを施します。
土屋太鳳と芳根京子。“朝ドラ女優”の先輩・後輩が、キスを引き金に<顔が入れ替わる>という難役に挑戦。
若手屈指の清純派女優が、イメージを覆す人生をかけた大舞台に挑みます。
本作の公開は2018年。その全貌はぜひ、スクリーンでお確かめください!

ストーリー

伝説の女優を母に持つ淵 累(ふち かさね)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌を恨み続けて生きてきた。そんな彼女に母が遺した一本の口紅。その口紅は、キスした相手と<顔>を入れ変えることができる不思議な力を秘めていた―。

一方、美貌を持ちながらも、花開かずにいる舞台女優・丹沢ニナ。彼女はとある理由から、女優として大成することに異常な執念を募らせながら日々を過ごしていた。

“美貌”と“才能”、互いの足りない部分を埋めるように導かれ、出会った累(かさね)とニナ。反発しながらも互いの目的の為、口紅の力を借りて、入れ替わることを受け入れる。ニナの“美しさ”と累(かさね)の“演技力”、二つを兼ね備えた「女優・丹沢ニナ」は、一躍脚光を浴び始める。しかし、その成功はやがて二人の運命を大きく変えていく―。

スタッフ

原作  :「累-かさね-」(講談社「イブニング」連載中)   ©松浦だるま/講談社
監督  :佐藤祐市
脚本   :黒岩勉
撮影時期:2017年8月4日~9月中旬(予定)
撮影場所:関東近郊
製作   :フジテレビジョン
配給   :東宝
製作プロダクション:共同テレビジョン

キャスト

土屋太鳳
芳根京子

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