New Directors/New films 2015正式出品 ロッテルダム国際映画祭正式出品/ウィーン国際映画祭正式出品/台北映画祭招待上映 バンクーバー国際映画祭ノミネート

2014年/日本/89分/配給:マグネタイズ

2017年7月8日(土)より、シアター・イメージフォーラムにてロードショー! 8月中旬より水戸CINEMA VOICEほか全国順次公開

解説

映画『丸』はシネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の助成を得て大阪・西成区で撮影された。ぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2014入選。日本映画への造詣が深く、北野武監督をヨーロッパに紹介したことで知られる映画評論家のトニー・レインズ氏の目に留まり、<大島渚監督の『絞死刑』以来50年を経て、日本に再誕した最良のコメディ・ノワールである!>と絶賛され、海外の映画祭プログラマーや批評家のあいだで一躍注目を集めることとなった。以降、バンクーバー国際映画祭新人監督部門にノミネート、ウィーン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭に正式出品、「サイト&サウンド」誌や「フィルム・コメント」誌でも大きく取り上げられ、さらに、鈴木洋平監督は長編デビュー作である本作で、新人監督の登竜門であり、ペドロ・アドモドバル、スパイク・リー、ヴィム・ヴェンダース、リチャード・リンクレイター、ミヒャエル・ハネケといった映画作家を輩出してきた映画祭「ニュー・ディレクターズ/ ニュー・フィルムズ2015」に選出されるなど、無名の新人監督としては異例の事態を巻き起こし、世界各地の見巧者達のあいだで話題を呼んでいる。

 

ストーリー

ある家族の暮らす一軒家で起こった、父子心中未遂事件。部屋に突如として現れた謎の球体が引き起こす、奇妙な現象の数々――。現場で何が起こったのか。独自に調査する記者・出口隆一は、警察の発表を覆す証拠を掴むが、やがて不可解な引力に引きつけられるように、狂っていく……。独特のユーモアと圧倒的な緊張感で描く、現代日本のSF的寓話。一体、この不穏な“丸”とは何なのだ?

 

スタッフ

監督:鈴木洋平
脚本:鈴木洋平
小山侑子
プロデューサー:池田将
今村左悶
ラインプロデューサー:上野修平
撮影:柏田洋平
録音:平井名辰哉
編集:鈴木洋平
音楽:今村左悶
助監督:田中健太
記録:石橋由紀奈
制作担当:松島愛美
平田圭一
球体造形:相沢克人
合成:木下隆之
ドラム演奏:山本祐輔
スチール:堀金義久

キャスト

飯田芳
池田将
木原勝利
金子紗里
渡辺博行
軽部日登美
田中しげこ
大宮将司
松浦祐也
島田芯八
村上ROCK
山西竜矢
月亭太遊
芹井裕文
真弓
青生しん
北田千代美

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